週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

絶景の対局場

2007-02-22 22:18:45 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
山下敬吾棋聖と小林覚九段が熱戦を繰り広げる
棋聖戦第4局の富山県高岡市「雨晴温泉・磯はなび」は、
山下棋聖にとって4年前王立誠棋聖から棋聖奪取となった
ゲンのいいところ。

ここ雨晴温泉は絶景でも有名で、
海のむこうに剣岳や3千Mクラスの山々が望める日本有数の名所。
JR氷見線の雨晴駅付近は、海のすぐそばを線路が通ることでも有名で、
鉄道ファンにも広く知られるところ。
「義経雨はらしの岩」もすぐそばにあり、
観光客が思わずシャッターを切ってしまうのもうなずける。
(画像左の人物は、対局場近辺風景を撮影中の碁ワールド編集長です。
あやしい人ではありません?)
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お彼岸も近いので

2007-02-22 21:04:33 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
個人的な話ですが…。

自分は大学時代に実家で取っていた一般紙の報道をみて碁を覚えた
いと思ったのですが…。

学校には「囲碁部がない…(脱力)」と仕方がなく独力で覚えまし
た。今のようにネット全盛の時代にはまだまだ遠い時代だったので、
図書館に篭っては一般紙の縮刷版をコピーしては並べてました。6
譜分けとかなっていると全部コピーするのは学生の身分にはつらく
(ジュース代も削ってた)、最後の総譜だけコピーしてそのちっち
ゃい盤面とニラメッコしながら。碁盤も手作りでした。

母が、凝り性の息子が何やらまた凝りだしたの見て、「囲碁? お
じいちゃんがやってたよ」と聞いたことのない話をし出しました。

もうとっくに亡くなっていた祖父。聞けば「友達の家で碁を打って
いるときに碁盤に吐血した」(当然、救急車。入院しても意識が戻
らずそのまま他界。静脈瘤破裂。倒れた時に別の病気で入院中だっ
た祖母は知らされず、亡くなってから車椅子でその元へ)、「碁盤
は形見分けで友達のもとへ」(親族でやる人もいないので)…。

優しく、でも厳しかった祖父。碁を覚え、その話を聞いてから、
「あぁ」と10年近く前に亡くなっていたのに残念な気持ちが強くな
りました。祖父が母に碁を教えていたら私にも早く教えてくれてい
て、祖父と碁を楽しめたかもしれない。「こんな中毒になるものを」
と控えたのかもしれませんが…。

法事は何回だか行うとしばらく間が空くようで、ずいぶんお墓参り
をしていません。今度の彼岸に曾孫を見せにお墓参りに行こうかと
思っています。
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