週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

秋の夜長にヒカ碁ネタ

2006-10-17 15:58:22 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
 「ヒカルの碁」の作中に出した碁は、基本的にほった先生のイメージが
あってそれに合わせて碁の内容を探したものです。
 具体的なモデルがある碁の場合は、それを編集担当さんから伺って使用
したこともあります(山下―高尾戦の初手天元とかもそのうちの1つ)。

 ネームがあまりなかったりする碁の場合、選定者の好きな碁を使えます。
原作のお話も終盤、北斗杯での決戦を前に合宿しているエピソードで、倉
田が打つ場面が私の好きな碁でした。
 これは昭和32年第3回中堅棋士トーナメント、中村勇太郎(先番)―梶
原武雄戦が元ネタです。

 梶原先生の大塗りの碁で、いやはや面白い。こんな碁でも半目勝負(コミ
4目半)でした(中村七段の勝ち)。
コメント (1)
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