「お客さん。マジですか?」

お客様の庭への熱い思いを実現させるべく日々庭づくりに邁進する、奮闘の日々を綴ります。

ブログ移転のお知らせ

年末より告知しておりましたとおり、ガーデンアート昌三園本サイトのリニューアルに伴い、

当ブログは2009年をもちまして、終了とさせていただきました。
2010年からは下記URLへと移転いたします。

移転先:http://hanamoarashimo.blog11.fc2.com/

長らく、こちらのブログをご覧になって下さった皆様には心より御礼を申し上げます。
新ブログも変わらぬご愛顧を宜しくお願い致します。

尚、こちらのブログは閲覧用として、コメント欄、トラックバックを停止してこのまま保存しておきます。

どうぞ宜しくお願い致します。

ガーデンアート昌三園のブログへようこそ

私たちは広島県福山市で      などの自然の力を借りて四季を感じる庭創りのお手伝いをする仕事をしています。
このブログでは、ガーデンアート昌三園でお庭の設計をしておりますワタクシ、「昌三園の女王」が仕事や日常生活を通して感じた事や、お仕事の様子をご紹介させて頂きます。


※誠に勝手ながら、現在は本業が多忙につきゆっくりペースの更新となっております。


このブログから「ガーデンアート昌三園」に興味をお持ちになった方、下記バナーより本サイトへも是非お越し下さいませ。

お知らせ

本サイト

のリニューアル(1月予定)に伴いまして、当ブログもリニューアルの予定です。現行ブログは、少々使い方がややこしく、更新に時間がかかりますので、書きやすいブログサイトに移籍の予定です。
移籍後もこちらのブログはコメント欄を閉じて、残しておく予定です。
移籍の際はまたご報告致します。

造園の資格について

2006-06-27 21:23:21 | 雑感

皆さんは造園業に関する資格にどのようなものがあるかご存知でしょうか?

おそらく関係者以外はあまりご存知ないかと思います。
というのも造園業者は建築業者と違い、資格がなくても開業が可能なのです。

つまり、名乗ったもの勝ち。

腕とセンスさえあればだれでも造園業者を名乗ることができます。
しかし、裏を返せば誰でも名乗ることができるので本当に信頼のおける業者か、そうでないかの見分けがつきにくい業種でもあります。

でも、そんな中にあって造園業者が取得できる代表的な国家資格が2種類あります。

まずは「造園施工管理技師」1級と2級がありますが、主に公園工事などの大規模な公共工事などを行う時に必要な資格です。
試験内容は造園・土木に関する知識を問うもので、完全なペーパー試験です。

我社の様に個人のお客様メインに仕事をしている会社ではあまり必要はありませんが、公共工事を手がける大手の造園会社の場合は必ず必要になってきます。

もう一つは「造園技能士」これは1~3級まであります。
公共工事などには必要とされる資格ではありませんが、実技が伴う試験で、どの程度の造園工事技術があるのかを表すある程度の目安となる資格です。

この技能検定、何故か毎年酷暑の7月終盤に行われます。
造園の試験なのでもちろん試験会場は屋外。まさに炎天下の下で行われます。

試験中に熱中症患者が発生し、救急車が出動することもある過酷な試験です。

今年もまた命がけの技能検定の季節がやってまいりました。
我社でも今年は1人挑戦します。

1級の実技試験内容は 建仁寺垣という竹垣。つくばい。延段。植栽。石組みを3時間以内で作成します。作成後は検定員によるキビシイチェックがはいります。
試験2日目は要素試験。
数十種類の樹木の枝を見て木の名前を判別しなければなりません。
炎天下の下命を削って実技を行っても、この要素試験がダメだったらまた来年すべて受験しなおさなければなりません。

いまさら恨み言を言っても仕方ないのですが、ケヤキの葉っぱは比較的見分けがつきやすいのですが、バカみたいに大きい葉のケヤキとか、虫が食べてるのとか・・
ふつうの月桂樹の葉っぱを持ってきてくれたらいいのに、ギザギザのある葉っぱのものを持ってきたり・・・
どうみてもツバキにしか見えないカリンの葉っぱとか・・・

以上は私の経験や人から聞いた話なのですが、まあそれでも植木屋ならきちんと答えられて当然の事です。

それが終了するとその後はペーパーテストとなります。

毎年この試験をめぐって悲喜こもごもありますが、受験する皆様には是非頑張ってもらいたいです。別に取らなくてもいい資格ではありますが、やはりなんらかの目標がないと人生も張りがありませんし、我社では1級造園技能検定は必須取得資格としております。

私も数年前に取得しましたが、もうあの試験は2度と受けたくありませんんね(キッパリ)。

でも、技能検定試験のストレスで3キロ痩せてスッキリしたのは良かった事です。



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