「お客さん。マジですか?」

お客様の庭への熱い思いを実現させるべく日々庭づくりに邁進する、奮闘の日々を綴ります。

ブログ移転のお知らせ

年末より告知しておりましたとおり、ガーデンアート昌三園本サイトのリニューアルに伴い、

当ブログは2009年をもちまして、終了とさせていただきました。
2010年からは下記URLへと移転いたします。

移転先:http://hanamoarashimo.blog11.fc2.com/

長らく、こちらのブログをご覧になって下さった皆様には心より御礼を申し上げます。
新ブログも変わらぬご愛顧を宜しくお願い致します。

尚、こちらのブログは閲覧用として、コメント欄、トラックバックを停止してこのまま保存しておきます。

どうぞ宜しくお願い致します。

ガーデンアート昌三園のブログへようこそ

私たちは広島県福山市で      などの自然の力を借りて四季を感じる庭創りのお手伝いをする仕事をしています。
このブログでは、ガーデンアート昌三園でお庭の設計をしておりますワタクシ、「昌三園の女王」が仕事や日常生活を通して感じた事や、お仕事の様子をご紹介させて頂きます。


※誠に勝手ながら、現在は本業が多忙につきゆっくりペースの更新となっております。


このブログから「ガーデンアート昌三園」に興味をお持ちになった方、下記バナーより本サイトへも是非お越し下さいませ。

お知らせ

本サイト

のリニューアル(1月予定)に伴いまして、当ブログもリニューアルの予定です。現行ブログは、少々使い方がややこしく、更新に時間がかかりますので、書きやすいブログサイトに移籍の予定です。
移籍後もこちらのブログはコメント欄を閉じて、残しておく予定です。
移籍の際はまたご報告致します。

リサイクル精神

2006-01-29 22:06:58 | Weblog

私の好きな言葉。「リサイクル」
1度使ったものや要らなくなったものを捨てるのではなく、何か別の目的で再利用する。
なんと効率のよく、すばらしい方法なんだろうといつも感じます。

私は、いつもリサイクルを心がけています。

私が特に心がけているのが「会社の生ゴミ発生ゼロ」作戦です。
事務所なので大した生ゴミは発生しませんが、よく発生する生ゴミはお茶・コーヒーの出がらし。バナナやみかんの皮、たまに体調不良で食べきれなかったお弁当の残りなどです。

どの様にリサイクルするかというと、至って簡単です。

「えいっ」又は「肥え(こやし)じゃ」と声を出し、会社の窓から植木の根元に投げるのです。以上終了

ウチの社員の中には私のこの活動をリサイクルの名を借りた、不法投棄を行っているかの様に言うフトドキ者がおりますが、土に還らないモノはやってませんし、肥料目的なのでノープロブレムです。
(夏場はさすがに、害虫の温床になると困るので埋めたりしてます。)

生ゴミなどまったく発生していません。
これらのものが樹木たちの発育の手助けに少しでもなれば、と思ってやっているのです。特にお茶ガラなどはいい具合に堆肥になっています。

それにしても、こうして私が細々とリサイクル活動をしても、やはりゴミは大量に出る。

いつから、私達はこんなにゴミを大量発生させてしまう様になってしまったのでしょうか?大量のゴミは大量の無駄な消費が行われている証拠なのでしょうか?

屋外で自然に触れる仕事を選んだ私達だからこそ、何か自然のためにできることはないのかとよく考える事があります。

結論はなかなか出ませんが、少しだけその事については庭への思いで書いています。まず、私にできる事は将来ゴミになる庭ではなく、何年先も生き続ける本物の庭をつくっていく事ではないかと心に命じて・・・・

明日からは、溜まりに溜まった設計の仕事があるという現実を直視して頑張ります。
ブログの更新が滞ってもどうぞお許し下さい。






コメント (3)
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ハーレム

2006-01-26 23:24:26 | Weblog

本当に、毎日まったく造園に関係ない話で申し訳ないのですが、

世のモテない男性達に朗報です。
世の中には、突如「モテモテになる呪文」が存在するそうです。

ニュースなどでも取り上げられておりますが、なんでも、無職の初老男性が夢でみた「モテる呪文」を唱えたところ、数年で女性11名のハーレムをつくったというではありませんか。
その「呪文」はしゃべってしまうと身の危険があるとのことで、残念ながら明かしてもらえませんでしたが・・・

実は我社をはじめ、造園業界は女性の人数が少なく正に逆ハーレム状態。
私は今も現場にはでますが、業務内容は設計がメインです。しかし、造園業界に入って何年かは現場仕事が多かったのです。
別に自分のハーレム構築を目指してこの業界に飛び込んだわけではありませんが、ほどんど「男達の世界」である現場で、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ「モテるかも・・・☆」と下心があったのも事実です。
しかし・・・モテるどころか

男性と同化

屋外での現場作業に化粧もセットも意味ナシ。お昼には既に汗や寒風でファンデーションも吹き飛びます。私は身長も高いので、作業着を着ているとたまに「おにーさーん」と呼ばれることも・・・
性別判定の為に髪はセミロングより長くしていますが、最近は男性でも伸ばす人がいるのでコレまたアテにならない状況です。

でも、「自分がキレイになる分庭がキレイになった。」
作業が終わった現場を振り返り、いつも感じる事です。
(別に女性を捨てた訳ではないです。休日はその分服や化粧にも気を遣ってます(汗))


いつも、どんな時も美しくありたい。女性なら誰でもそう思うでしょう。
でも、その美しくありたいと思う気持ちをちょっと植物や庭に向けてもよいな~。
と感じる女性の方、造園業界に飛び込んでみませんか?


造園業界はまだまだ逆ハーレム状態ですよ。
決して平坦な道のりではありませんが、女性の持つ感性を生かすにはとてもやりがいのある仕事だと思います。

(といっても我社は今従業員を雇う余裕はありませんが・・・)









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社員紹介 vol.1

2006-01-25 09:24:42 | Weblog

今週も、2名はインフルエンザで停学中。社長は現場へ出かけ、私は溜まってきた設計の仕事を見なかったことにして、今日も朝っぱらからブログに向かっています。

今までこのブログの中で2回ほど我社は5人と紹介しています。
さらに詳しく言うなら、社員の構成員「♂3 ♀1 犬1」(2005/12/31 ブログ)と紹介しています。
賢明な読者の方なら当然お気づきかとおもいます。

「犬 1」?

 


従業員:犬 プロフィール
トイプードル ♂ ブラウン 名前:チョコ
動かなければほぼヌイグルミと同様の容姿

特技:脱走 仕事のジャマをする
大した事はできないのですが、ちびっ子のお客様に絶大な人気を誇るので営業補助の従業員として採用しています。(給料はドッグフード)

いつもは事務所で寝てますがたまにフッと頭を上げて、誰もいない宙に向かって吠える時があるのです。

「アンタ・・・何が見えるの・・・?」

そういう時の吠え方は決まって、「ワン ワン!」ではなく

「ボッ」

「ボッ」って何? 「ボッ」って。

そして、ある宙1点をひたすら見つめ続けている。
も~ホントにやめてよ。コワいよ。何が見えるの?お願いだから、本当に

「どこみてんのよ~!!」 by青木さやか

という気分になります。実は今朝も朝っぱらかこれをやられてしまったのです。
犬には人間にない不思議な力があると聞いたことがあります。
霊能力は「TVのチカラ」だけで十分です。ホントに。

 


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週1回の楽しみ

2006-01-24 10:49:10 | Weblog

昨日も書いたのですが、週明け早々たった5人しかいない(内1名は犬なので戦力外)我社なのに、2名がインフルエンザにかかった為1週間の停学を申し渡しました。予定していた現場は当然中止。「お客さん。マジですか?」情報もあまりないのでちょっと仕事とは関係のない話を書こうと思います。

私が週1回とても楽しみにしていることがあります。
それは、月曜日の夜8時からやっている番組「TVのチカラ」。
行方不明者や未解決事件をテレビで紹介し、視聴者からの情報を募るという内容で、今までにプチ家出の解決数は多数。凶悪な殺人事件なども解決しており、たまに霊能力者まで登場するというウサン臭さが私のツボを押さえまくっている番組なのです。

昨日もなんとか8時前に帰宅し、夕食のカレーを手にテレビの前に正座。
チャンネルを「広島ホームテレビ」に合わせ、そして8時。
テレビ画面に映ったのは

「緊急報道 堀江容疑者 逮捕!!」


「なんぢゃそりゃー!!???」

ホリエモンの逮捕なんてどうでもいい。それより昨晩放送予定だった真冬の夜中に行方不明になった若い女性の方がずっと事態は深刻だと思う。
大体オウム真理教の教祖が捕まった時みたいな、あんなものすごい報道が必要なんだろうか?

確かに、ライブドア株を買っていた個人投資家達は大打撃だと思う。確かに大ニュースかもしれない。
何を隠そう、私の母もライブドア株を買ってしまった投資家だ。老後のボケ防止にと始めた株で初の大失敗をやらかした。
ライブドア株が紙くずにになるのも時間の問題だけど、それでも母は言った。

「株は自己責任だから。」

確かにホリエモンのウサン臭さは今に始まった事ではなかった。それを承知で買ってたのだから、仕方がない。しかし、どんなに株で失敗してもうちの母には住む家がある。毎日安心して過ごせる寝床がある。
しかし、世の中には年末のせわしい最中、夢のマイホームを泣く泣く手放した人達もいる。

例の耐震偽装マンションを購入された方々です。

人生最大の買い物を、お客さんの夢や人生を踏みにじった輩がいる。
同じモノをつくる仕事をしている私としては、そちらの方が許せないことです。

庭は建築と比べるとかける金額は少ないですけど、それでも打合せの段階から庭が完成するまでの間のお客様の楽しそうな顔、ワクワクされている顔 その表情の一つ一つを見るにつけ、この笑顔を本物にしなくては・・・という気持ちが湧き上がってきます。

何故、モノ造りの現場がこんなことになってしまってるのか・・・
お客様の本当の笑顔を見たいと思わなくなった業者が増えてしまったのでしょうか?

お金儲けも大切ですが、本当に大切なものを見失わず仕事をしつづけていくことをこんな時代でも決して忘れずに、前に進んで行きたいと改めて思い直しています。




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おもてなしの心

2006-01-23 11:00:04 | Weblog

昨日は日曜日、社長は日曜日の夜は大抵外食をしています。
というのも、近所にできた大型商業施設が家族揃ってお気に入りらしいのです。

昨日のお店はその大型商業施設の敷地内に併設されているとある和食のお店。
食事時になると施設内のほとんどのお店がお客様で一杯になるのに、何故かそのお店だけは空席がありました。

ちょっと不安を感じつつも店内に入り、とある定食を注文。
さあ、食べようと思ったところメインの料理に髪の毛が混入していたので、店員を呼んでその旨を説明し、替えて欲しいとお願いしました。
すると店員は新しいものにつくり替えて持って来くることを社長に告げました。

と、ここまではよくあることですが、その店員は「すみません」の一言もなくメインの料理を下げたらしいのです。ムカっときつつ料理再登場まで待つこと十数分・・・

しかし、料理の再登場を待つ間に定食として一緒に出てきたご飯やお味噌汁などはすっかり冷めてしまいました。
メイン料理だけホカホカでもサブのご飯や味噌汁が冷え切ってる・・・

社長は店員にその件も伝えました。
いつもの社長ならあまりそのような事は言わないのですが、「すみません」の一言も言えない店員の態度に納得いかないものを感じたのでしょう。

しかし、店員は結局冷えた味噌汁とご飯のチェンジはしてくれませんでした。

結局、社長はその定食に一口の箸もつけずお店を出ることにしたのです。

そしてレジに行って、社長は言いました。
「失礼ですが、もうすこし社員さんの教育をなさった方がよろしいのではないでしょうか?私の座っていたテーブルの上がどうなっているかきちんと見てください。」

「・・・・・では1250円になります」


「オイ、一口も食べてないのに金取るん

かい!?」

もはや、怒る気力も失せた社長は何も言わず代金を支払い、しま○み回転寿司へ・・・
行ったことがある方はご存知かもしれませんが、いつもお客さんが一杯で活気のある回転寿司店です。大きな声でテキパキと仕事をこなす元気店員さん達。
私も行ってみたことがあるのですが、本当にここの社員さん達は元気が良くて、若いバイトと思しき社員ですら非常に礼儀正しいのです。
嫌々接客してるのではなくて、接客を楽しそうにしています。

普段、部屋が汚くても、女グセが悪くても、交通違反をしててもいい。
あれだけ接客がきちんとできて、おもてなしができるなら。と個人的に思うのです。

おもてなしの心。

私達の仕事は飲食業ではありませんが、お金を頂いてお客様に何らかのサービスをするという点はどの商売でも共通項といえます。
ある飲食店での腹立たしいできごとでしたが、本当に人のことを非難できる程私達はお客様にきちんとしたサービスを提供できているのだろうか?それだけの社員教育を施しているのだろうか?とわが身を振り返る結果になりました。

社長は週明けの今日、早速この出来事をミーティングで発表して、社員全員に考える機会を持ってもらおうと思ったのに、

風邪で全員休み・・・

インフルエンザも流行している昨今、皆様も本当に体調だけにはお気をつけ下さい。

追伸:その後従業員から相次いで会社に連絡が入り、

全員インフルエンザとのことでした・・・

皆さん、本当に気をつけてくださいね。
















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今年初の・・・

2006-01-08 13:13:51 | Weblog

皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

我社の仕事はじめは6日。その日は初詣などがメインで本格始動は翌日からとなりました。そんなお正月の浮かれポンチ気分も覚めやらぬ7日に、早速今年初の

「お客さん。マジですか?」が発生しました。

発生現場は、昨年末より進行中の若いご夫妻のお庭です。
元々、今回の工事では敷地の外周工事と駐車場、門周りの工事のみを行い、アプローチと植栽工事は2期工事で行う予定でした。
(私達はお客様の予算が足りない場合は、庭の質を落として予算内に収めるよりも、工事を複数回に分けてゆっくり庭をつくる方法をお薦めしています。)

ところが、予算が当初よりも多めに取れるので2期の予定だったアプローチと植栽工事も今回の工事で行いたいというお申し出をお客様から頂いたのです。
年明け早々の嬉しいご依頼に、浮かれ気分もさらにヒートアップしナチュラルハイ(死語?)気味に打合せをすることになったのですが・・・打合せの最中にとある事が明確になりました。なんとアプローチと植栽の工期が
「今日中」

「あの~、今日中って言っても今お昼なんで、工期はあと
12時間しかありませんが・・・・」

「・・・・お客さん。マジですか?」

しかし、こんな状況になると俄然血沸き肉踊る人物が一人、

我社の社長
(プロフィール:3?歳 ♂ 趣味:仕事 特技:夜間作業 座右の銘:「やる言うたらやるんじゃ」)

仕事大好きで、夜間作業も厭わないやたら投光機の数の多い会社をやってます。
とにかく、昼ごはんもとらずに、アドレナリンを放出しつつ現場へ・・・


実は工期が12時間なのには、訳があるのです。
この現場は引越し前の新築のお宅のお庭です。お客様ご夫妻はお若いのに家相、日取りの良し悪しなどに非常に造詣が深く、それによると引越し後は1年以上造園などの大がかりな作業を行ってはあまりよくないのだそうです。
そして、肝心の引越しは明日。

お客様の夢をかなえるのが私達の仕事、できるだけ「そんな事できません。」は言いたくない。とにかく社員一同現場に集合し作業を進める。
ご夫妻は大変気を遣って下さって、「すみません」を連発。その上「チャーハンとギョーザの差し入れまで」持参して下さった。

私達こそ、夜間作業は単なる趣味なのに気を遣わせてしまって本当にすみません。

でも、こういうお客様の心遣いが本当に温かくて、嬉しくて、仕事をする喜びの一つになっていることは間違いありません。

冬は夜9時を過ぎると、寒さが底冷えに変化します。
寒がり社長のアドレナリン放出も止まりかけた時間の、暖かい差し入れに私達は再び元気を取り戻し日付が変わる前に作業はなんとか終了。
帰る時に、ご夫妻からお礼の言葉と新品同様のストーブを頂きました。
何から何まで本当にお気遣いありがとうございます。


こんな時いつも思う。大変だったけどやってよかった。

こちらの現場の写真はいずれHPの施工例でご紹介したいと思います。

社長は夜間作業は趣味だからいいけど、文句ひとつ言わず黙々とやってくれる従業員の存在は本当にありがたいと感じる出来事でもありました。

皆さん本当にお疲れさまでした。







 


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