「お客さん。マジですか?」

お客様の庭への熱い思いを実現させるべく日々庭づくりに邁進する、奮闘の日々を綴ります。

ブログ移転のお知らせ

年末より告知しておりましたとおり、ガーデンアート昌三園本サイトのリニューアルに伴い、

当ブログは2009年をもちまして、終了とさせていただきました。
2010年からは下記URLへと移転いたします。

移転先:http://hanamoarashimo.blog11.fc2.com/

長らく、こちらのブログをご覧になって下さった皆様には心より御礼を申し上げます。
新ブログも変わらぬご愛顧を宜しくお願い致します。

尚、こちらのブログは閲覧用として、コメント欄、トラックバックを停止してこのまま保存しておきます。

どうぞ宜しくお願い致します。

ガーデンアート昌三園のブログへようこそ

私たちは広島県福山市で      などの自然の力を借りて四季を感じる庭創りのお手伝いをする仕事をしています。
このブログでは、ガーデンアート昌三園でお庭の設計をしておりますワタクシ、「昌三園の女王」が仕事や日常生活を通して感じた事や、お仕事の様子をご紹介させて頂きます。


※誠に勝手ながら、現在は本業が多忙につきゆっくりペースの更新となっております。


このブログから「ガーデンアート昌三園」に興味をお持ちになった方、下記バナーより本サイトへも是非お越し下さいませ。

お知らせ

本サイト

のリニューアル(1月予定)に伴いまして、当ブログもリニューアルの予定です。現行ブログは、少々使い方がややこしく、更新に時間がかかりますので、書きやすいブログサイトに移籍の予定です。
移籍後もこちらのブログはコメント欄を閉じて、残しておく予定です。
移籍の際はまたご報告致します。

やれやれ。

2006-10-30 18:16:34 | 雑感

予告どおり、我社のHPをリニューアルいたしました。

と言ってもとにかくリニューアルした。だけです。さっきも新しいHPにいってみましたが、既になんだか気に入らない箇所があります。

とりあえず予告したのでリニューアルだけは完成させて、細かい箇所は順次変更する予定ですので、暖かい目で今後ともHPをご覧になってください。

少しずつですが、新しい企画などをHPに盛り込んで行く予定です。
ただ存在するだけではなく、生きたホームページを目指しこれからも頑張ります。

よろしくお願い致します。


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やばいです。

2006-10-28 18:56:16 | 雑感

当社ウェブサイトを今月下旬にアップすると予告して、気がつけばもう28日!!

エライことになってしまいました。
明日は休日出勤か・・・それ以前にリニューアルできるのか?

インターネットの事はあまり詳しくないのに、自分でリニューアルすると決めたのに・・

今日はケヤキの剪定で久しぶりに地下足袋を履いて現場作業に参加しました。


心地よい疲労感ウフ

と余韻に浸ってる場合ではありませんね。大変です。


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目の保養

2006-10-18 17:13:04 | 雑感

私たちの会社は造園工事をするに当たって、一括で工事代金をお支払なさる事がちょっと難しいという方の為に「ガーデンリフォームローン」という造園工事に特化したローンをご用意しております。

対象金額は10万円~100万円までとなっており、100万円以下の場合の利率は実質年率5% 100万円以上ですと実質年率4%となっております。
ただし、この利率でご利用いただく為には「株式会社タカショー」の造園資材を工事内容の中に含む事が条件となっております。

私たちの活動エリアは広島県福山市を中心とした中国地方ですが、まだまだ造園工事にローンを利用するという考え方はあまり普及しておりません。
が、ローンを無理のないお支払方法で納得のいくお庭づくりにお役立て頂けば私たちもとても嬉しく思います。(注:ローン会社の回し者ではありません。)

ありがたいことに、このローンをこのたび初めてお客様にご利用頂ける事になりました。

なにぶん初めてな事ばかりで、ローン利用に際しては不慣れな事も多く、ローン会社の担当者様にも会社までご足労頂き、お客様にもご迷惑をおかけし、やっと手続きを済ませる事ができました。

で、ここからは全く仕事に無関係な私個人のお話になってまいります。

我社のローン会社の営業担当者さん。若い男性ですが大変お仕事の出来る方で、その上スーツがよく似合う男前。
そのソツのない仕事ぶりからしてかなりの営業成績をあげておられると思います。


で、さらに個人的な趣味の話になりますが、

私は男性のスーツ姿がとても好きです。(注:似合う人限定

私は、今は自らも作業着を着てその作業着に誇りを持って仕事をしていますが、業務上スーツ姿の男性にお会いする機会が少ないのを少々寂しく思っておりました。

でも、こうしてローンのお話を頂いたが故に久々にスーツの似合う男性を拝見する事ができました。
あ~目の保養 目の保養 ありがたや ありがたや


別に私がこの営業マンの姿を見たいからという訳ではありませんが、庭づくりを本格的にしてみたいけど、一括で支払うだけの資金のゆとりがない とお悩みの方がいらっしゃれば、是非ローン利用のことも視野に入れて相談下さい。




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横浜研修旅行記 最終回

2006-10-16 11:23:53 | 研修など

さて、朝食を済ませた私たち一行はジャパンガーデニングフェア2日目の会場へ向かいます。午前11時より私のお目当てだったガーデンプランナー古橋宜昌さんの講習が始まります。古橋さんのデザインはよくガーデン本や雑誌などでも取り上げられてますし、かっこいいデザインのお庭ばかり、その上図面の画風がすごくステキで、私もその古橋さんの技術を垣間見るチャンスがあるなら・・・と意気込んで会場に向かいました。

ちなみに古橋さんはこのブログのブックマークにある、「New moral Standard」の主催もなさっておられます。

とりあえず前から4列目の席は確保。
後は講習が始まるのを待つのみですが、ものすごい勢いで席が埋まってゆき立ち見の方まで出ていました。

講習の内容は「1時間で仕上げるプレゼンテクニック」 1時間でプラン提案からラフ平面図、ラフパースを描くテクニックを実演でご紹介下さいました。

こちらが古橋先生です。
何も描いてない敷地図が出てきました。これからどうなるのでしょうか?



とっても手際よく平面図が描かれてゆきます。


イアホンマイクで色々解説を加えながらアッという間に平面図完成



できあがった平面図を元に立面図の作成に入ります。



さらにイメージパースの作成までも・・・



これもアっというまに完成。あまりにも手際がよいので自分にも簡単にできるかも・・・
なんて思ってしまいますが。







スバラシイ。着色までできてしまいました。多分、平面図からパース、着色まで40分くらいです。それも黙々と描くのではなく、講習をしながら。

古橋先生曰く、お客様との最初の打ち合わせで、このようなラフ図面を仕上げ、デザインイメージを先方にお伝えするといいですよ。とのこと。

う~ん・・・。コレは今の私では無理です。
私は話下手なので、お客様との打ち合わせの時は打ち合わせする事で精一杯。
その上、お客様と会話しながらここまで図面を描くなど至難の業です。
しかし、本当のプロならここまでサッサとできて当然なのでしょう。

今もプロとして仕事はしておりますが、より高いレベルのプロになりたい!!

そんな刺激を与えてくれる内容の濃い講習内容でした。

お目当ての講習も終り、色々考えたのですが豪雨でもあるし、余計な事はせず食事をしてランドマークタワー最上階を見学して帰ることにしました。



外は雨に加えて風も吹きまくりです。





ここはランドマークタワー内にある和食屋さん。ここもガイドブックに載ってたのでやってきました。店内は静かで、とっても美味しいお料理が出てきました。
食欲のない私も完食!

その後は最終目的地のランドマークタワー最上階、展望台へと向かいます。
シツコイですが、観覧料1000円。高いけど、こんなモンか・・・

最上階69階へ直通のエレベーターに乗りましたが、ナント分速750m!
最上階まで早すぎて少々物足りませんでしたが、エレベーターを降りると





雨でもこの景色。



写真撮影にも思わずチカラが入ります。



私も景色をバックに記念撮影。

そして、旅行中に結局4人の集合写真を撮影することの無かった私たちは、最後に横浜の夜景をバックに写真撮影ができる機械を発見し、(プリクラの機械みたいなもの)せっかくなので嫌がる男性陣を無理やり誘って記念撮影しました。

なんだか社長がものすごく撮影を嫌がってたのですが、もしかして写真を撮ると魂まで吸い取られるとか思ってるとか・・・?

まあ、それでも無理にみんなを引っ張って

はい、チ~ズ!!



・・・ワタシ顔が写ってないし・・・・・

たった1枚の全体写真がコレでした。

その後は一路福山へ・・・みんな込み合ってる新幹線の中で大爆睡でしたが、

もう美味しいものも食べた。行きたい場所へも行った・・・・・

気の抜けたワタシの体内で風邪菌は、急速に増殖していったのでした。
旅行中は風邪だったことも少し忘れるくらいだったのですが、
道中の約3時間半の間、1時間毎にノドの腫れが酷くなっていくのが分かる程でした。

こうしてバタバタの研修旅行は終り、みんな自宅へ帰って行きました。

お疲れ様でした。

翌日からは連休。社長は稲刈り、マッキーはお祭り、ワタシは抗生物質の点滴治療を受け、連休返上で寝込んだのでした。



やっと終わりました。たった1泊2日の旅行記に長々とお付き合い頂きありがとうございました。










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横浜研修旅行記 その4

2006-10-14 11:47:17 | 研修など

さあ、マジメに研修した後はお待ちかねの晩ゴハンです。
せっかく横浜に来たのだから、やっぱり行こうということで向かった先は「横浜中華街

が、イベント会場から出てみたら外は豪雨

しかも私たち4人に対して傘は2本。むりやり相合傘でアーケードのない中華街を突き進みます。せっかく中華街らしい町並みなのに、豪雨の中とにかくひたすら目的のお店に進む。景色なんてほとんど見ることなんかできませんでした

撮った写真もコレ1枚



で、行ったお店はこちらの「菜香新館」。雨の中やっとたどりついたお店。
びしょびしょの服や荷物を置いてとにかくひと段落。
よくわからないのでコースを注文しました。中国人の方がオーナーの様で、本格的な感じ。出てきた料理は全部カメラに収めるつもりが、豪雨にもかかわらず結構な繁盛振りで周りにお客さんが多い。

田舎モン丸出しで写真を撮るのも憚られました。
というわけで、コースの最後に出てくるおじやのみ撮影。



こうして料理以外はほとんど楽しめず雨の中華街を後にしました。

早朝からバタバタしましたが、やっと本日の休息地「横浜ベイシェラトン」に到着。
普段泊まることのないちょっとお高めのホテルです。
社長はその辺のビジネスホテルでイイと言ったのですが、せっかくの旅行なのでワタシが勝手にベイシェラトンに決めちゃいました。



このホテルの売りは横浜の夜景だと思います。



ホテルに入りくつろぐ男性陣。



夜景をバックに記念撮影のワタシ



やはりこの景色は写真におさめなければなりません。

私たちが宿泊したのは11階だったのですが、このホテルの最上階はラウンジになっています。やはりせっかく来たのだから最上階の夜景を楽しまない手はない!!

と人生初のホテル最上階ラウンジへと田舎モノ4人は足を運んだのでした。

私はカメラ片手にラウンジに臨みましたが、当然の事ながらとても写真撮影などできる雰囲気ではありませんでした。

そして私たちといえば、ラウンジに行ったにもかかわらず、話す内容は福山の造園業界の話ばかり・・・やっぱり私たちは居酒屋「養老の滝」がお似合いデス

さて、夜も深くなり本当に寝る時間が近づいてきました。
ラウンジから帰った後男性陣の部屋に用事があって行ったのですが・・・・・


画像の一部に見苦しい部分がございましたので自主規制させていただいています

プ~ン・・・・・

あの~、ミナサンなんだかこの部屋加齢臭が漂ってますよ

そもそも、旅行仲間の紅一点の私が部屋に来たというのにこのダラケぶりは何なんでしょうか?
もしワタシが20代前半のカワイイ女子だったらそんな格好してないでしょ!?

オバサン予備軍のワタシには何を見せてもいいって言うんだな!?

いいよ いいよ。だったらこの現状を写真に撮ってブログで晒してやる!!

この部屋から早々に立ち去りたかったのですが、コーヒーが飲みたいだのなんだの言って(自分でいれろ)30分も居てしまいました。

そして朝。


バイキング形式の朝食コーナーに向かう。やっぱり国際都市横浜。外国人宿泊客が多い。私たちの席の隣のアジア系ビジネスマンは朝からモリモリと朝食をたべつつかっこよく英語でビジネスの話をしておられました。

カメラを持つも、やはり撮影できず。

腹ごしらえも済み、ガーデニングフェア2日目の会場へ向かいます。

最終回へ続く。













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横浜研修旅行記 その3

2006-10-13 12:15:05 | 研修など

春や秋はやたらガーデニングショーとか展示会とかが開催されるシーズンです。でも大体は都市部で開催されており、私共の様な田舎の植木屋はなかなか行く機会がありません。
でも、今回のジャパンガーデニングフェアに参加する大きなキッカケになったのが、期間中に開催される講習会です。後でご紹介しますが、私が憧れているガーデンプランナーさんが講師でした。

会場内では、散策の他にも思いがけない方を拝見することも・・・

ウロウロしているとまず、川口豊さんを発見。

園芸好きな方ならご存知かとは思いますが、NHKの趣味の園芸講師もつとめられ、もちろん庭の設計もなさっている方で、著書も多数あります。本屋さんのお庭関連のコーナーには大抵川口豊さんの本が置いてあります。



今はこの本が一番新しいかと思います。

話しかけたかったのですが、小心者の私には無理。
泣く泣く川口さんの後姿を見送りました。

さらにウロウロしていると小さなブースでエクステリア図面の描き方をこじんまりと講習なさっている方を発見。

傍まで寄って図面を拝見すると、どこかで見たことのある絵のタッチ。

よく見ると、ガーデンアートスタジオの・・・・中野 正生先生ではないですか。
一般の方には馴染みは薄いかもしれませんが、造園設計をされている方はご存知の方も多いと思います。

私は今はCADで図面を描いていますが、以前は手描きでした。
造園図面の参考書ってあんまり存在しないのですが、
図面を描く時に必ず参考にしていたのが、中野先生著書のこの本。



最近、開くことはなかったのですがとても分かりやすい内容で、随分お世話になったものです。

ふと会場の机の上に目をやると、「デザインアイデアスケッチ集」という本が・・・
中野先生の著書でも見たことの無い本・・・・
お聞きすると、自費出版なので本屋さんには置いてないとのこと。

速攻で購入。



購入したのをよいことに、ずうずうしくサインを所望。



さらにずうずうしく領収書を書いていただいたのですが、
ウチの会社の名前は「ガーデンアート昌三園」中野先生の会社は「ガーデンアートスタジオ」。

中野先生曰く「あ。会社の名前が似てますね」
私「そうですね~♪(嬉)」(会社の内容は月とスッポンくらい違いますけどね・・・

ここに直接リンクは貼りませんが、ガーデンアートスタジオで検索すると中野先生のふんわりしたタッチの美しい図面を見ることができます。

それから、私は本マニアなのですが造園関連の書籍を販売するブースがありました。ここではかなりの時間とお金を費やしてしまいましたが、

今回の戦利品は以下の3点です。(もっと買いたかったけど重くて仕方ない)



庭のライティングと屋根に緑を植栽した作品が多数掲載されている本です。

個人的な好みを言えば、私は個人の庭園にライティングを施すのはあまり好きではありません。特に樹木へ直接付けるクリスマス用のライトの熱は結構熱いですし、スポットライトの熱も植物にとっては結構負担です。

しかし、実際にライティングの施された庭は幻想的で美しく、最近はLEDという便利な照明も開発されて、電気代や植物への負担も軽くなっています。

好きじゃないなんて言ってても仕方ないので勉強を始めてみます。

それから、屋根に植物の生えた事務所は会社設立以来の私たちの夢でもあります。
一体いつできるのか分かりませんが、お客様のお庭への応用もできないかと考えています。私共の施工例にも1件ありますが、人の手の入りにくい場所ですし、管理が結構難しいです。



カエデの本。かなりの数のモミジの種類が掲載されています。
せっかく会社のマークになっているモミジなのでしっかり勉強してみようかと・・・

そんなこんなでジャパンガーデニングフェア1日目の会場を後に致しました。

その4へ続く

まだ続くんかい・・「ブログのネタがないから旅行ネタで引っ張ってるんだろう?」
って言われるのですが、ハイ。その通りです。

すみませんが引き続きお付き合いくださいませ。





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横浜研修旅行記 その2

2006-10-11 13:03:09 | 研修など

さて、ジャパンガーデニングフェアの会場に到着後はみんな目の色を変えて広い場内を徘徊しまくりました。かなりの時間を造園資材関連の出展者との情報交換の時間に費やしましたが、それ以外にも面白い出展がありました。

奥の方にモデル庭園を展示している箇所がありました。

これはスモールガーデンコンテストの入賞作品の展示でした。



池と水辺の風景をモチーフにしたものや



水の流れを演出したものもあります。

これは水の上流部分のアップです。



こういうナチュラルな感じの作品もありました。




このお庭はお露天風呂付きのモデル庭園です。○印の箇所がお湯船だそうです。




湯船の箇所から座って庭を眺めてみました。



私は庭の中にビー玉やタイルを使うのはあまり好きではないのですが、この使い方はイイと思います。



で、私が一番気に入ったのがこの作品。
この作品だけはクリックすると拡大写真でご覧になれます。



この位置からの眺めが気に入りました。やはりここでも水の演出があります。



テーマは「老駅員の庭」だそうで、駅や線路をイメージしたオブジェが置かれ、トロッコの中には大量の植物が植えてありました。



この作品の平・立面図です。

全体的に和と自然の雰囲気を大切にし、水を使った演出が施されている作品が多かったです。

一昔前はヨーロッパの庭全盛期でしたが、やはりここは日本。
日本の気候文化に合ったものが手入れもしやすく、まわりの風景にも溶け込みやすいのではないかと思います。

単なるヨーロッパの模倣から1歩日本の庭文化も進歩したということでしょうか。

モデル庭園はかつて私も造ったことがありますが、作品造りはとっても楽しいです。
将来成長するであろう植物のサイズや水の管理や日当たりなどは関係なく、とにかく植物やオブジェを使って今が一番美しい自分の思い通りの空間を創り上げることができます。


それから、会場内には1000円払って見ることができる特別展示がありました。

1000円か・・・500円じゃなくて?
ま、せっかく横浜まで来てここでケチっても仕方ないので入ってみました。

展示のテーマは、日本の四季が育んだ、日本人の繊細な美しさと伝統的な文化、
そして現代人に求められるスローライフや癒しに焦点をあて、歴史のある器、資材の発達過程を再確認しアレンジすることにより実用化した「日本文化の展示」でした。







この様な日本独特の和の空間を再現し、その所々に











日本古来の木製古民具を使った寄せ植えなどが展示されています。
実は私は古民具ファンで、骨董市が開催される度にフラフラと出かけていってはコレクションを増やしております。(会社ではガラクタと呼ばれている
昔の木製品は非常に精巧にできており、日本人の手仕事の完成度の高さがうかがえます。



これ、地面にとあるものが敷き詰めてあるのですが何か分かりますか?
写真では見えにくいのですが、これは落葉樹の落ち葉です。
私たちは普段マルチング材としてウッドチップをよく敷き詰めますが、この落葉樹のマルチングはリサイクルという意味では非常に良い利用の仕方です。

よく町内のゴミ捨て場は、冬になると落ち葉掃除をした後の枯葉をゴミ袋に詰めて捨てている光景を目にします。

もったいないですよね。
落ち葉は結構早く分解されて土に還ります。

が、落ち葉のマルチングなんて冬の木枯らしであっという間に飛んでしまいますね・・

で、特別展示場の出口付近にあったのがこの展示





松を中央に据えて、ゴチャゴチャした植栽はなくコケと砂利と瓦のみ。
それ以外の部分には塀があります。

私はこの展示が一番心に残っています。
シンプルかつ力強い庭のデザインは私のもっとも苦手とするところ。

私のデザインは施工例を見て頂いてもわかるかもしれませんが、とにかく庭に様々な要素を入れまくってます。植物もとにかくたくさんの種類を植えまくっています。

誉めてくださる方もいらっしゃいますが、ゴチャゴチャしすぎとも言われます。

私自身もっとシンプルで大胆な庭のデザインができる様になればと思っているところです。
実はゴチャゴチャした庭よりもこういうシンプルな庭を造る方が難しいと思います。

そして出口にあったのがコレ。





多肉植物とコケと土壁でつくられた壁掛け。
一体どうやって管理すればいいのかわかりませんが、面白い作品です。
土壁というのは不思議と日本人をホッとさせる素材です。

最近は滅多に見ませんし、その技術を継承する技術者も少ないと思いますが、是非未来に残してほしいものです。

その3へつづく







 


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横浜研修旅行記 その1

2006-10-10 12:11:03 | 研修など

10月5日朝、会社設立以来初めての社員旅行に出発する朝、

私は激しいノドの痛みと吐き気と腹痛で目が覚めた。

 

 



・・・今年一番の風邪をこんな日に発症するなんて・・・・

 



こんなバチがあたる様な行いをした覚えはない(?)ハズだが。

でも一応着替えを済ませ、薬を飲んでベッドの上でちょっと横になっていた。
「ダメだ・・・体が動かない・・・今日はもう無理かも・・・」
社長に電話を入れて、事情を話し私の家まで新幹線のチケットを取りに来てもらうことにした。

頭に浮かぶのはホテル代のキャンセル料の事と横浜で路頭に迷うみんなの姿・・・

 



・・・・1時間後



私とK造園社長さま

新幹線の中には復活した私の姿があった。
やっぱり這ってでも行く事にした私はフラフラになって新幹線に乗ったのだ。
乗ってしばらくすると薬が効いたのか、ちょっと楽になった。



昌三園社長と従業員マッキー

午前10時40分頃 新横浜到着

田舎モノであることを悟られない様に、目を皿の様にして案内表示を見て、足早に乗り換えのホームに向かう。が、手荷物の多い私たちはどっからどう見ても田舎モノ。

ジャパンガーデニングフェアが開催されている「パシフィコ横浜」があるJR桜木駅到着。外はあいにくの雨。
とりあえず食事予定場所のランドマークタワーへと向かう。



高い!最上階は69階です。
最上階まで登りたかったが、観覧料1000円にちょっとおののく。

食事は、私が風邪で食欲がないのでバイキング形式のお店へ。
お一人様1700円だというのに、結構なお客が入っている。
オーガニックな食品がたくさんあって、選ぶのが楽しい。社長は取りに行くのがめんどくさいとかワガママをぶつぶつ言っている。



取り皿は木製のプレートでした。

腹ごしらえをしていざジャパンガーニングフェアへ。

ランドマークタワーから会場のパシフィコ横浜までには様々なオブジェの横を通り、クイーンズスクエアという商業施設を通過しなくてはなりません。



お金のかかってそうなオブジェ:何のテーマかは不明。



これは国の重要文化財に指定されている商船用石造りドック(修理設備)だそうです。現在は使用されておらず、ランドマークタワーの地下広場として利用されています。



赤丸の部分がカフェになってたりします。





クイーンズスクエアは屋内施設ですが、このように本物の植物が植栽されています。
雨や夜露のあたらない室内でこの様に大きな樹木を管理するのは難しそうなのですが、結構生き生きしていました。

やはり根元には潅水設備が施されています。

悪天候でちょっとうっとうしいのですが、目的地パシフィコ横浜が見えてきました。



くらい・・・・

その2へ続く。

















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明日から

2006-10-04 17:41:53 | 雑感

社員旅行も兼ねて「ジャパンガーデニングフェア」にいってまいります。

9月5日、6日はお休みとなり誰もおりませんので宜しくお願い致します。

会社設立後初めての旅行ですが、なんと関東地方は明日からあいにくの雨。
旅行記はまた帰ってからこちらにアップいたします。



それではいってきま~す。(注意:コイツは留守番です。)

それから、9月末でのHPリニューアルを予定しておりましたが、できませんでした・・・
予告のみしておいて申し訳ございません!!
施工例の写真整理に手間どっております。帰ったら頑張りますのでよろしくお願いします。





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