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私にも22歳の頃がありましたが、当時は認知症の祖母と同居していました。
夕方になると、里に帰ると言って荷物をまとめて家を出ようとしたり、
オマルを洗濯機と思い込んだり、
父のことがわからなくなったり、
パトカーで送られてきたり、
楽しくおやつを食べている時に急に怒り出したり、
私のベッドにチョコンと座っていたり。
そんなことが色々あったなぁ~と、懐かしく、そして面白い現象だったと思い出しました。
もちろん、当時は家族は必死でした。
今日は、オープンちばが主催する「認知症とともによりよく生きる」というセミナー(オープンデータカフェin千葉)に参加し、認知症理解や寄り添いの多様なアプローチについて考えました。
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使った道具は、旅のことばカード。
認知症に関わるさまざまな立場の人たちとの話し合いや作業を重ねて40の言葉にまとめられた、岡田誠さんを講師に迎え、カードを使ってグループごとに話し合いました。
さらに、このカードは出来立てのホヤホヤで、こう使わねばならないというものではなく、どんな使い方ができるか、その可能性も探っていこうというワークショップでもありました。
そして最後に、最も大切、あるいは気持ちにフィットした言葉を選び、30秒ずつメッセージを伝え合いました。
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現在継続的に受講している子ども支援のインストラクター研修でもそうですが、サポート側の勝手な解釈や評価、価値観の押し付けが、よりよい関係を阻害するのではないかと感じています。
自分自身の思い込みからいったん離れて、もう一度ゆっくりと40のメッセージを読んでみたいと思います。
家族を翻弄した祖母を、愛おしく思い出す時間でもありました。
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