goo blog サービス終了のお知らせ 

福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

ちばレポ&緑&アートをどうする?な一日

2016年09月10日 | アート・文化


おゆみ野地域の3つの青少年育成委員会が集まって1年に一度意見交換をする「3育成の会」で、ちばレポについてじっくり聞きました。
青少年育成委員会では定期的に地域パトロールを行い、その都度報告書にまとめています。
危ないところ、店舗からの聞き取り、子どもたちの様子、そして公共物の破損など丁寧に拾っています。

これってちばレポ案件で上げたら広域で情報共有できるはず。
広域とは、広い地域とともに行政も横断的に、という意味です。

日頃熱心に地域をめぐっている委員のみなさんには、ちばレポの有効性がピンときて、その機能はとても好評でした。
知らなかった!
耳にしていたあの便利なものは、これだったのね!
等の声が上がりました。

使い方の説明を聞いたのちには、さらにどんな風に使ってみたいか、その可能性についてグループディスカッションをしました。
・公園情報
・子どもたちの様子
・自転車に関する特集
・パトロールのコーナーを設ける
・市民が参加することに踏み込む
・駅伝直前の遊歩道点検
・地域限定のリアルな情報のやり取り
・ポイント制の導入
などのアイディがたくさん出ました。

まちの様子を良く知っている人たちが使いこなしたら、その活動をサポートできるのではないかと感じました。

苦情通報急行装置と誤解され易いですが、ポジティブ情報の収集にもその力を発揮してほしい。
今日から、新しいテーマレポートが始まっています。
千葉市のお勧めスポットと説明文をレポートしよう!
チャレンジしてみてください。

午後は、緑の会議に参加しました。
 
前回、体制について問題提起があり、役員のみなさんで話し合った結果を受けて、今日は再度その意義について意見交換をしました。
その中で、
・行政への要望の場ではなく、行政と一緒になって解決策を考え見出す場であること
・実践をしている個人や団体に呼び掛けて、情報を増やしていくこと
・活動している人だけが課題を抱えるのではなく、参加者で共有していくこと
などについて、確認しました。
同時に、公園の遊具の更新について、すごーく面白いアイディアが浮かびました。
実現するように、努力してみたいと思います。

夜は、アートマネジメント講座
 
アートマネジメントとは、そもそも何ぞや・・・というレクチャーも興味深かったのですが、個人的に心に残ったのは
・正解でも間違いでもない、納得解というものを探し当てる
・内外の資源を最大限に効率的に使う
ということでした。
流れを聞いていないと、何のこっちゃ?
と思われるかもしれませんが、深いですよ、この二つ。

次回は、10月8日の午後7時から開催します。
テーマは、「音楽かける何かは無限大 景色・場所・人の広がりを求めて」です。
仙台から、千田祥子さんに来ていただきます。
場所は、みんなの広場です。



祭が地域に根づくまで

2016年08月01日 | アート・文化


7月30日の土曜日に、おゆみ野夏祭りがありました。
1週間前に開催した、あきのみち公園みなみまつりと同じくらい参加者が多いお祭りです。

おゆみ野夏祭りの初回は、1990年に有志によって企画され、当時は空き地だった場所で行われていたと聞いています。
そのお祭りが、地域の人たちに愛され、やがて1994年から主催を町内自治会連絡協議会が担うようになりました。
その後、さまざまな努力が重ねられて、今日あるような盛大なお祭りになっています。
その起源から20年以上経過した今、振り返れば、個人的には三つの契機がありました。
存亡の危機に子どもたちの故郷の思い出として無くさないでほしいというお願いを小学校の保護者会長をしている時に主催者にしたこと、参加する子どもたちに何か食べさせたいとおゆみ野女性の会として出店を始めたこと、中学校と保護者有志と協力して中学生の活躍場所にしていこうと学校と協働の出店を始めたことです。

20年以上経過すると、綿あめやかき氷や焼きそばを買い歩いていた子どもたちは、今やテントの中で汗をかいたり、あるいは家族を連れて祭りを口実に里帰りをしたりという大人になっています。

新興の住宅地のお祭りは、神事や農耕での豊作を願うような祭事とは異なり、動機づけが曖昧です。
交流やまちづくりなどを目的に行われますが、それは「ねばならない」ことではないだけに、維持することはとても大変なのです。
役員となって快く運営を引き受けてくださる方々が毎年何人もいればこそ、成り立っています。
新しいまちで、核を形作っていくことは、30年40年かかるのだということを実感しています。

今年は、千葉市の花火大会と日程をずらしたせいか、参加者も例年より増えたように感じます。

おゆみ野女性の会で、子どもたちのお腹のたしに、と10年以上も前からこの夏まつりに出店しています。
祭の前日から、下ごしらえに何人も参加してくださいました。


当時中学生だった子どもたちが社会人となった今は、焼き鳥の焼き手としてテント裏で汗を流しています。
今年は用事が重なって参加できなかったメンバーもいましたが、夏の同窓会のようになっていることがしみじみと嬉しいと感じます。


それだけ私たちも年齢を重ねたということに他ならない話であります(^-^;







第3回あきのみち公園みなみまつり

2016年07月24日 | アート・文化


3人の校長先生を囲む大勢の子どもたち。
夏休みの土曜日。
校庭ではなく緑いっぱいの公園。
周囲には、地域の人たちや違う学校の子どもたち。
この後、校長先生一人ひとりを相手にして、全員が思いっきり大声で、
「最初はぐー!ジャンケンポン!!」
何度もどよめきが湧きました。
あきのみち公園みなみまつりの11のステージ行事を終えてのクライマックスです。

まだ3年目のこのお祭り。
年々参加者も増え、地域の人からも親しまれるようになる一方で、
「今日は何かあるのですか?」
と、準備中に尋ねられたりします。
その都度、丁寧に説明をしながら地域の人たちが心待ちにする祭りに育っていくんだなと感じます。
   

今年の出店は22団体。
地域の自主的なサークルや青少年育成委員会やおやじの会のような地域サポート団体、福祉活動をしている団体や、地域で事業をしている店舗の出店もあり、バラエティー豊かです。
参加者も多いので、どこも長蛇の列でした。
様々な団体が力を出し合って、地域の誰もが楽しめる祭りを目指しています。

祭のフィナーレは、花火です。
7時15分から30分までのわずか15分ですが、その15分間に、幕を閉じる祭りへの思いが凝縮されているように感じます。
 

   

お楽しみじゃんけん大会と花火が私は大好きですが、実はもっともっとたくさんの魅力が、あきのみち公園みなみまつりにはあるのです。

  

朝早くの設営から片付けまで、そして夜遅くまで落とし物一つ一つにも丁寧に対応していた実行委員のみなさんに、心から感謝です。
そして、最初から最後まで見守ってくれていたみなみどりさん、お役目ご苦労様でした。




音楽に満たされた休日

2016年06月27日 | アート・文化


先週末は横浜に研修に出かけていて、今まで私が思っていた「自立支援」は必ずしも当事者視点ではない・・・と気づき、どうまとめたらよいか混乱していました。
それ以外にも二日間で得た情報は大量過ぎて、そうなるとブログに書くことができず、まとめたノートを眺めてはため息をついています。
専門家はすごいなあ・・・と。
そして、福祉はすそ野も奥行きも広くて、どこから手をつけて良いのやら悩める子羊状態です。
少し、時間を下さい。

そんなわけで、この土日は期せずして気分転換のような二日間となりました。

【土曜日】
アートタウンおゆみ野の事務局会議がありました。
11月の文化祭について、事務局として詰めておかねばならないことを協議しました。
これまで克服できなかったことが少しずつ改善できそうです。
7月16日の全体プロジェクト会議に向けて、資料作成に取り掛かります。

その後、新企画「大人子ども親子合唱団」の発足!
簡単な体操に始まり、聞きなれた歌をゲーム感覚で歌い、子どもたちをのせるのがとっても上手な指導者のお二人。
受付を手伝ったのですが、思わず引き込まれて途中まで本気で参加しました♪
 

夕方は、市民自治をテーマとして懇親会。
約束時間まで千葉の老舗のデパートで涼んでいましたが、ここにも890年が掲示されていました。
みんなの広場の廊下にも貼ってありますよ。
 

【日曜日】
午前中は、みんなの広場の鍵開けとお掃除。
今日は、ウォーキングの会の皆さんが1か月に一度の懇親会で、みんなの広場を使ってくださいます。
ここで親睦深まるのは嬉しいことです。
そして明日は、ママたちが頑張っているみんひろマルシェもあるのです。

午後は、土気のあすみが丘プラザでのロビーコンサートに出かけました。
「チロルのそよ風コンサート2016」です。
チター、アイリッシュハープ、カウベル、オカリナ、リコーダー、そして歌というやさしい音色の楽器でさわやかな音楽を愉しみました。
 

来月7月16日には、チターの榎ご夫妻をみんなの広場にお迎えして、ワインを飲みながらチターを聞き、交流をする予定です。
いらしてくださいね。

ということで、かわいい歌声とチロルの音色に満たされた休日の最後は、気持ちよくキッチンに立ち、新玉ねぎをワインとワインビネガーに漬け込みました。
 

三日我慢したら食べられます♪


よいアジ出ている手作りカップ

2016年06月11日 | アート・文化


福祉のまちづくり支援室のふくろう広場で5月から始まった陶芸教室。
ふくろうカフェのスタッフも順次体験を始めて、既に何点か完成しています。
週末の金曜日に、都内に向かう前に慌ただしく打ち合わせに行って見せてもらった完成品が、写真のものです。

なんと、暖かくて柔らかな器でしょうか。

夏休みには子ども陶芸教室も開催します。
日時は、7月29日と8月5日の金曜日です。
参加費など詳細が決まりましたら、あらためてお知らせします。

さて、金曜日はふくろう広場で陶芸教室など企画の打ち合わせと共に相談業務の進め方について、相談員さんと検討しました。
その後、大急ぎで都内へ。

都内では、こどもの拠り所となる地域の居場所の課題や展望について4時間に及ぶ協議をしました。
個々人で考えていることを持ち寄ると、視野が広くなってどんどん良い形に昇華していくことを実感します。


土曜日
背筋が伸びる議論が続きました。
午前中は、職場で今後の取り組みや危機管理について話し合い。
人のサポートをする仕事に向き合う姿勢として、私はまだまだ甘いと感じました。
そうとうシビアな議論をしましたが、そのおかげでこれまで見えなかった法人の努力を知りました。

午後は緑の会議。
こちらは、活動内容以前に進め方や体制について議論となりました。
ある意味、ちゃぶ台をひっくり返したような状態ではありましたが、ラディカルで良い議論だったと思います。

今後の取り組みとしては、区役所前のこの広場。
  
区民に愛される場として、柱をきれいにして緑を増やして・・・と、良いアイディアが出ました。

夕方は、秋の道公園みなみ祭り実行委員会。
緑の会議の検討事項が残ってしまい、打ち合わせを続けるために祭り実行委員会には書類だけ届けて欠席。

夜は、ほたるの道しるべの反省会。
みんなの広場で一品持ち寄りで開催です。
竹切から片付けまで、みんな頑張りました。

つくづく週末は忙しい。
明日は、青少年育成委員会の総会と、ビーラブちばの総会と練習。
そして夜も続きます(^^;