
6月15日に千葉から実家に行き、滞在5日間で達成した仕分けと荷造りと荷出し。
短い期間でいろいろすることがありました。
仏壇の搬出。
冷蔵庫や座卓や書棚など、引き取り手のある家具の五月雨式の搬出。
食品は置いていけないので、塩一粒にいたるまでの処分(妹に全て押し付けました)。
名残を惜しんで来てくれる人たちとの積もる話。
かかりつけの病院(ひとつではない)への最後の通院。←これについては、とても大切なことを後で学びます。
市役所での転出手続き。
そして、ご近所への挨拶まわりが予定外に時間がかかりました。
それもそのはずです。50年もいたわけですから簡単なあいさつでは済むはずもありません。
食事は荷物の山の中で冷蔵庫の整理を兼ねて摂り、冷蔵庫が無くなって数日は「精力つけよう!」と外食です。
近く(といっても車で30分程度)に住む妹が、頻繁に手伝いに駆けつけ、引越し前日は甥も助っ人に来てくれました。
そして、お引っ越し。
主役の母は挨拶回りでほとんどいない中、エイヤッ!と、梱包した荷物をトラックに積み込み、引越し屋さんは去っていきました。
家に鍵をかけてから、母と妹と3人で父のお墓参りです。
父がコツコツと働き、作りあげた物を無にしてしまいました。
「ごめんなさい」と思うとともに、形のあるものは儚いと身に沁みました。
信じるもの、依って立つものは形のあるものではないと考え、気持ちを未来に向けることにします。
墓参り後は、女3人で最後の晩餐です。






犬山遊園駅前でイタリアンを楽しみながら、
「あ!ブレーカーを落としてくるのを忘れた!!」
荷物を送り、ほっとして電気屋さんに言われたことをすっかり忘れてしまいました。
託す妹がいて良かった(^_^;)
この日は、名古屋泊まりにしました。
母は、その日のうちに千葉に行き翌朝荷物を受け取りたいと言い張りましたが、どう考えてもそれは無理だと私は判断しホテルを予約しておきました。
もちろん、そのことに夫が同意し、荷物の受け取りを引き受けてくれたから出来たことです。
翌日、帰宅すると大型の家具はほぼ収まっていました。
ここから今日まで、我が家は廃棄大作戦や新たな経験が続いています。