人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

新しい趣味?・・・の予感

2008-03-29 | 手織り
埼玉にいる姉から、たくさんの着物地が届きました。
姉は着物の趣味が高じて、着物関連のお仕事もしていましたので、
着物をいっぱい持っているのです。

着物の表地、銅裏、ハ掛などすべて正絹のものばかり・・・

わたしが裂き織りに凝っているから・・・
その材料になればと・・・、自分の着物を解いて、クリーニングに出し、
すぐ裂き織りに取り掛かれるような状態で送ってくれました。
その手間と費用だけでも大変なのに・・・
何事も几帳面な姉らしい心配りです。
「お姉ちゃん、ありがとう」・・・私はうれしい悲鳴を上げました。

さて何にしよう・・・

 『 ひとつ、友だちにブラウスを作ってもらおう 』
           (洋裁はできないので・・・)
 『 帽子を作ってみよう  』
 『 裂き織りにして、バックやマットやテーブルセンターを作ろう 』
布地を前にして、いろいろと夢は膨らむばかりです。


今回の生地の中に真っ白の胴裏やぼかし模様のハ掛がいっぱいありました。
白の生地を使っての裂き織りは面白みに欠けます。
そう・・・染めればいいんだ
さっそく市立中央図書館のホームページで草木染関連の本を検索しました。
ありました いろいろと・・・とりあえず2冊を予約して、さっそく借りてきました。
さらにもう2冊も予約してあります。
ふだんからインターネットでの本の予約、とても便利に使わせていいだいております。

染めの本一冊は必要なので、いろいろ見てから後でネットで注文しようと思っています。

草木染めの本を読んでいたら、「柿渋染め」とか「藍染」いろんな染を
やってみたいと思ってしまいました。
地元には染料店はありませんので、ネットで検索して「藍熊染料(株)」さんに
染料などを注文、もう翌日には届きましたネ
今の世の中、出かけずにしていろんなことができる・・・
便利な世の中になったものですねぇ~


さっそく「花びら染め」に挑戦です。
庭には、「さざんか」の花がいっぱい咲いているので、
篭いっぱいにつんできて、本に書いてある通りに染めてみました。
とってもやさしそうな桜色に染まりました。



すっかり気を良くして、みかんの皮を使った染物もやってみました。
ちょうど愛媛名産の「せとか」を一箱、頂戴しておりましたので、
食べた後の皮をとっておいて、茹で上げて染め液をつくり、布を煮出ししました。

ここですくいとった用済みのみかんの皮を見ながら、
これを捨てるのはもったいないと思いつき、「ママレード」に・・・・
我ながら、グッドアィディア 
こういうのを一石二鳥というのでしょうネ

これまた優しいクリーム色の布地に変身しました。


けっこう難しいと思っていた染物が意外と簡単で実は・・・・ビックリ
でもほんの試しにしたばかり・・・キット奥は深いんでしょうネ
今のところ、興味津津・・・どうも草木染にはまりそうな予感なのです。

なにしろ材料の布はたっぷりある!
染めて・・・織って・・・仕立てて・・・なんか又忙しくなりそうな予感です。

                                                

ところで、ブログを始めたのが3年前の3月29日
今日で早いもので3周年になりました。
文章を書くのも苦手、写真もスナップしか経験がなく・・・
何より、面倒くさがりやで飽きっぽい性格の私が良くもまあ・・・3年も続いたものです。
途中、挫折しそうになったこともたびたび・・

一番最初にコメントを下さったtaeさん・・・
そろそろやめようかなーと思っていると、なぜかtaeさんからコメントが入るのです。
いつも気にかけていただきホントにありがとうございます。

いろんな方からコメントを頂戴し、元気をいただいてまいりました。
何よりお訪ねくださるブログのみなさまの励ましのおかげで
続けられたと思っております。
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます

このところ、更新も間延びばかりしていて申し訳ありません 
なんとか細く長く、無理のない程度で続けたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします

春が内・・・外に・・・

2008-03-22 | いろいろ
とても寒く長かった今年の冬 
気持ちまで、ふさがってしまうような日々が続いていました。

息子から、マグロと言われているんだけど、この冬は動かないから、酸素不足に陥っていましたネ
まず絵画教室、1月以降出席したのは、色彩についての講義があったとき一回だけ・・・
毎年、冬はあまり描く気にはならないのだけど、お正月以来、絵筆を持たなかったというのは、初めてかも? 
年々やる気が失せているような気がします。

昨日は19年度最後なので出席しました。
合評会で、仲間のみんなの絵をみせていただきました。
仲間の一人・・・、精力的に描いていたようで、すごい上達ぶりです・・・
少なからず、ショックです。
私は「下手だ、下手だ」と嘆いていて、描かないことには上手になるわけがないんですよネ・・・
反省しました。 4月からまじめに通おうと思いましたネ

気持ちの落ち込みをお天気のせいにして、続けていたのは、手織だけ・・・
ほんものの春の到来に、本格始動しなきゃー・・・とようやくその気になりました。

春の陽だまりが、リビングのフロアにそそがれています。

暖かいだけで、気持ちまで明るくなり、いいことがありそうな気分になります。

室内では、いま、ランの花が満開になっています。
2年前にらん展で買い求めた、デンドロビゥム、今年又白い花いっぱいに咲かせてくれました。
東洋ランの「シルクロード」はまだつぼみ・・・もう少しかしらネ

そして「福だるま」、なんか縁起のいい名前にひかれ、昨年末に買い求めました。
「ギンギアナム」は先日、買い求めてきたのですが、これはとてもいい香りがします。
小さい花ですが、それが可憐でとても可愛いのです。

南側のフロアに並べているのですが、太陽をいっぱい浴びて、気持ち良さそうです。

     

外もとっても暖か・・・思わず深呼吸をしたくなります。
梅のつぼみもだいぶ、膨らんできました。
開花も間近のようです。
まんさくの花もまもなく、咲いてくれるでしょう

他の樹木はまだまだ固いつぼみのまま~~でも日を追うごとに、芽がふくらんでくるでしょう

ピンク色をした「雪のした」が今、きれいに咲いています。

雪の中でもめげずに咲いていた山茶花の花びらが地面に落ちて、それもまた風情があるものなのですネ

我が家の庭で画像あそびをしてみました。


春本番

2008-03-14 | 手織り
本日の気温は13度、ここ東北の地にもようやく春本番が訪れたようです。
元職場の仲間、6人で、2ケ月に一度くらいにランチをともにしています。
幹事はいつも持ち回りで、今回は私が当番でした。

この冬はとても寒く、つい出かけるのも億劫で、暇さえあればせっせと手織機に向かっていました。
このランチのとき、みんなにお上げしたくて、春のマフラーを頑張っていました。

マフラーの写真を撮るのに、いつもテーブルの上では、面白くありません。
外は春の陽ざしが燦燦とふりそそいでいます。
あっ、そうだ! 気分を変えて・・・お庭で撮ってみましょう
庭に出て、庭石や樹木などにかけてみたのですが、自然の中におさまると、
マフラーがより輝いて見えるようです。

5人のお友だちに、6枚のマフラーを用意しました。
お好きな色を選んでもらうつもりなのですが、最後の方が残り物では気の毒です。
最後の方にも選ぶ楽しみを残しておきたくて、6枚にしました。
ランチは割烹「富重」に予約しました。
とても人気があるところで、予約がなかなか取れないところなんですヨ
また予約時は前回いつおいでになったかをいつも聞かれます。
前回のメニューと重ならないように配慮するためのようです。



予約の時間よりも皆さん、早く集まりました。
案内されたお席は、畳の上のイス席でした。
椅子席で皆さん一様にほっとしたようです。
このごろお互い長い時間、座っているのは苦手になったんですよネ
きっとそんなお客様が増えているんでしょう・・・お店の方の気配りが感じられました。

畳みの上の椅子でも、違和感はなく、とてもしゃれた感じのお部屋です。

40年来の長い付き合いですから、話はとぎれることがありません。
元職場の現況や同僚の近況、健康の話などが多いですネ

話の中で驚いたことがひとつ
Hさんのご主人がついこの間、アフリカのタンザニアにあるキリマンジャロに登ったとのこと・・・
それも頂上まで! 5800メートルの高さとか・・・到達証明をもらってきたとのこと!
12日間で100万以上もかかったようです。
68歳なんですヨ 彼も又一緒に仕事をした仲なんですが、
少し小柄な方で、若いときは特に山男ではなかったはずなんだけど・・・

ご主人が帰ってきて彼女は「よく生きて帰ってきたもんだの~」と言ったという・・・
彼女は決して止めなかったし、そんなチャンスを逃がしてはならないとむしろ勧めたのだという。
さすがです 彼女の精神力の強さにはあっぱれを差し上げたいと思います。

女性にとって「おしゃべり」は何よりのストレス解消、楽しみのひとつなんですネ
とっても楽しいひとときでした。
みんなと一緒の旅行計画もしっかり立てましたヨ

なんとランチなのに2時間半も粘ってしまいました。


マフラー、皆さんにお上げしてとっても喜んでいただきました。
選ぶ順番をじゃんけんにしようかなーとか思っていましたら、
ここは先輩をたてて、歳の順ということになりました。
一番初めに最年長のHさん、一番可愛い薄いピンクのマフラーを選んでくださいましたネ 

お店を出たところで、マフラーをしてみんなで記念撮影です。
バシャ・・・皆さん、笑顔なのがわかるかしら 

酒田ひな街道

2008-03-07 | いろいろ
3月に入り、「酒田ひな街道」の催しの真っ最中です。
雛の観光マップを手にした観光客があちらこちらで見かけるようになりました。
市内12ケ所ものところに、お雛さまが飾られております。

雛祭古典人形展・・・「本間美術館」
本間家のお雛さま・・「本間家旧本邸」
土の雛人形展・・・・「旧鐙屋」
酒田のおひなさま・・「舞妓茶屋 相馬楼」
加藤家のお雛様とさかたの雛あそび・「酒田夢の倶楽」
酒田の「旧家の雛」展・・「清亀園」
もうひとつの雛街道 傘福・・・「旧山王くらぶ」

などなど・・・・とても書きつくせません。

なんといっても豪華なのは日本一の大地主「本間様」のお雛さまが飾られている本間美術館でしょうか。
それぞれに今まで何度か見ましたので、今回は今年から、始まった第一回 酒田「旧家の雛」展に行ってきました。
今年から、市内の旧家に保存されているお雛様を、かわるがわる展示する企画のようです。
会場は旧伊藤家の別邸で今は市の管理となっている「清亀園」です。
伝統のある建物で、お庭も名園と言われており、お雛様を飾るにふさわしい場所です。
旧家である「藤井家」「五十嵐家」「荒木家」のお雛様が飾られています。

それぞれとても品格のある、ご立派なお雛様でした。
残念ながら、カメラはご遠慮くださいとのことで、お写真は撮れませんでした。

各家々の優美なお雛様の微笑みを見ていると、雅な平安時代にタイムスリップしたような気分・・・
とっても優雅な気持ちになりました。
何百年も同じまなざしで子供たちを見続けてきたお雛様・・・・、
そして何代も続いて女の子たちに憧れのまなざしで見つめられてきたのでしょう
親はこの優美なお雛様に子供の成長を託し続けてきたということ・・・
いつの時代も親の子を思う気持ちは同じなんですネ

改めて、酒田にこんなにも多くのお雛様があったことを再認識させられました。
江戸時代より、大坂との交易が盛んで豪商たちは、競って京都からの豪華なおひなさまを買い求め、ここ酒田に残したということでした。
でも酒田大火で焼失した旧家も多く、今まで市民に開放するのを遠慮していた旧家も多いと聞きました。
大火から、30年も過ぎ、ようやく、一般に開放される時がきたということなのでしょう。

        

ところで、我が家は旧家でもなく、女の子もいないので、残念ながらお雛飾りはありません。
だいぶ前、伝統こけしが好きで、収集していました。
多くはダンボールの中に入っています。
そんな中に「こけし」のお雛様があるのを思い出しました。
「鳴子系の高橋宣直」作と書いてありました。
ホントに久しぶりで、取り出し、今玄関に飾っています。
長い間、飾ってあげなくてごめんなさい・・・です。