人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

着物地で帽子の手作り

2021-07-27 | Weblog


猛暑が10日間ほど続いている。
動くのも考えるのも億劫な日々です。

そしてオリンピックが始まった。いろんな考えがあるだろうけど・・・
始まればチャンネルをあちこち変えながら、テレビにくぎ付けである。
ただ観客がいないというのは本当に寂しいネ
観客がいてからこその臨場感・・・応援にも気持ちが入ろうということを感じさせられている。
選手の頑張りはただすごい! すごい! 感動の嵐です。

そんな合間をぬって、またまた久しぶりに帽子の手作りも同時進行です。
半年以上も前に埼玉にいる姉から、着物地が送られてきていたのです。
それもきれいに解いてアイロンがかけられていたのです。

この頃何事も億劫に感じるようになった私・・・
1ケ月ほど前にウエストポーチは作ったけれど・・・
そのあとは何にも作っていない。
でも、ウエストポーチを作った効果は抜群だった。
それを使いたいために
この暑さにもかかわらず、万里の松原まで車で出かけ、
5000歩のウォーキングは欠かさずやっている
日陰であることもあるが・・・覚悟をきめるとそんなに暑くは感じないものなのですネ

そしてようやくまた、オリンピック放送の合間をぬって帽子3点を作ったのですよ
濃い緑色の生地は「結城紬」とのことです。
私にはわからないが、高価な着物地であるらしい
姉は着物には贅沢をしたらしい。4~5年前から終活、断捨離に励んでいた。
引き取り専門の業者さんにも来てもらったらしいが・・・
二束三文だったとぼやいていた。
そして最後まで手離せなかった着物地が今回送られてきたもののようです・・・
結城紬と手絞りの藍染めの2点です。

姉から「あんまり切り刻まないでネ・・・」と言われたけれど、
私には切るしか芸がないのです。ゴメンナサイです。

そして最初に作ったのが、結城紬の帽子2点です。表と裏を並べてカメラに収めた。
姉にも一点送ろうと同じものを2点作ったので、表と裏を並べて撮ることができたのです。
結城紬はとてもシャリシャリして、夏向けの生地なんですネ
何とも言えない深みのある、濃色の緑なのです。
私には着物地の良しあしはわからないけれど、高級な生地であることはわかった。

裏地にしたのは織をしていた頃、ネットオークションで買い求めたものです。
この生地もなかなか洒落な生地だけど、結城紬にはかなわない。
それに絵革教室に通っていた頃の革をツバの上につけてみたら( ^ω^)・・・
すばらしく映える!! 自画自賛している 

そしてもう一点、絞りの藍染めも夏向けの帽子にした。

木綿地なので、夏向けに表と裏同じ布を使った。
これも涼し気で、とっても軽い・・・Very good です。
今、猛暑の中のお出かけ時・・・いつもこれを冠っている。

ありがとう・・・お姉ちゃん
年齢を重ねてからの姉妹って・・・本当にありがたい・・・ありがたいです。
今はコロナで行き来もできない。
時々ラインで長電話をしている。
通信料無料というのはうれしいですネ



悔しい友の脳梗塞

2021-07-18 | Weblog
夏に増える危険な病「脳梗塞」…
知っておきたい脳梗塞の知識!早期発見のポイントや対処法


今日のネットでこんな記事に目が点になった。
彼女がこれを知っていたらと思うと悔しくてならないのです
実は時々ランチを共にする友達が脳梗塞になり10日ほど入院したのち、
リハビリ病院に移り1か月、ようやく退院したばかりなのです。

家の中でふらついて転んだらしい。
一応かかりつけ医に車を運転して行って受診したとのこと。

主治医からは大きな病院を受診するよう言われたが、
家族が仕事から帰って来たら相談しようと思ったらしい。

家族が夕方帰ってきて、いつもと様子が違うと気づき、救急に行ったら
即、入院だったとのことだった。

脳梗塞はなにより早期発見、4時間以内に処置をすれば、後遺症は残らないともいわれている。
早く病院に駆けつけていれば良かったとのです・・・悔しい思いがフツフツと。

今日のネット配信を見て・・・やはりこれは身の回りに起きうること・・・
この情報を早くに知っていたら、発作に気づいて病院に駆け込んのではないかと
思うと残念で悔しくてならない。

私より一つ年下・・・まさかあんな元気な人が
編み物教室に通い、グランドゴルフにも熱心に参加していた。
みんなとも一緒のランチではいつも飾らず、笑いを振りまいてくれる人なのです。
また前のように、戻れるといいけど・・・

脳梗塞は夏に起きやすいとは知らなかった。水分不足になるからだという。
私は冬だと思っていた。
熱中症に症状が似ていることがあり、受診が遅れることもあるという。

ネットニュースでは自己判断の方法が詳しく載っていた。
一部をコピーさせていただいた。

・顔
「いー」と口を横に広げてみて、 片側しか動かない場合は、
 顔に麻痺が出ている可能性があるそうです。
・腕
 手のひらを上に向けて両手を前に出し、目を閉じて10秒数えて、片方の手が
 下がってくると腕に麻痺が起きている可能性があるそうです。
・言葉
 脳梗塞を発症すると、顔の半分に
 麻痺が出たり舌や喉の動きが悪くなったりするため、
 言葉が出にくくなる事もある。「いきじびき」と繰り返し声に出して言って
 みてください。
 何度やってもうまく言えない場合は、麻痺が起きている可能性があるそうです。

ずいぶん前のことだが、職場でこんな体験があった。
昼食時、テーブルの向かいに座っていた50代のMさんが
「俺、顔がおかしくないか? 唇がちゃんと閉じているかと・・・」と
聞かれたことがある。
顔を見たら唇が曲がっていた。
「俺、〇〇病院に行ってくる」と・・・すぐに病院に向かった。
彼はちゃんと知っていたんですネ
しばらく仕事は休んだが、ほどなくなんの後遺症もなく仕事に復帰した。

人は、脳梗塞などの予期せぬ出来事に直面した時「自分にはそんなことは起きない」と
思い込んでしまう心理が働くんだそうですネ
私も多分そうだと・・・思う。

コロナ禍で病院にお見舞いにも行けなかった。
リハビリで頑張り、もとに戻ったに違いないと信じている 
         

断捨離・・・続行中

2021-07-11 | Weblog
全然進んでいなかった呉服の終活ですが、ようやく手離すことが出来た。
和服はいろんな思い出があり、なかなかすんなり手離すことが難しいと思っていた。

一年くらい前だろうか、
以前の同僚だった友達とランチをしながら
終活のことでいろいろ話したことがある。
同年代の私たち、断捨離のこともまたお互いが気になっていることなのです。

「和服ってなかなか手離すことが難しいね」と私・・・

ところが( ^ω^)・・・
「あなたの決心がついたら、いつでも私、引き取るよ」って彼女・・・
ちょっと思いがけない返事が返ってきたのです。

彼女は実はパッチワークの先生をしている。
お弟子さんもいる・・・地域活動もいろいろしており、
地域の中心的な存在でもあるのです。
私ってほんとに鈍いネ( ^ω^)・・・そう彼女なら、
きっといろいろに活用してくれることに気づかされたのです。

そして一年以上も前のことですが、家に帰るとさっそく和ダンスの整理を始めた。
彼女からは一度別の袋に入れておいて・・・しばらくの間眺めていたらと・・・
そして決心がついたら、教えてと・・・

特に思い出深い数点を残し、大きな袋に収めた。
仕事をしていたころは、同僚、後輩の結婚式への招待は数知れず・・・
退職してからはほぼゼロ…親戚の結婚式でさえ数回のみ・・・
今は結婚式すらしないカップルが増えた。
裏千家のお茶の稽古をしていたこともあるが、今は止めている。
和服の出番は全くなし・・・です。

箪笥の肥やしにしておいても、残された家族がその処分に困るのみですヨネ

あれから一年と数か月・・・
その間一度も詰め込まれたその袋を開くことはなかった。

これで決心がついたワ・・・と
そして先日、また彼女とランチを共にした。

「呉服・・・ようやく決心がついたの・・・お願いしていいかしら」と
という訳で彼女のもとに・・・。

           

せめて記念にとカメラには収めた。
もう思い残すことはありませんよ。何かの形で役に立ってネ・・・と

そしてほかにも断捨離・・・真っ最中
           

籐の家具、以前使っていた電気製品など・・・
これも結構いろいろある。入れ物がなければ中のものもいろいろと整理できるわヨネ
これも証拠写真をパチリ  

この頃はまたまたYou Tuveにつなぎっぱなし
テレビにつないだ辻伸行のピアノ演奏に耳を傾けながらのブログ綴りです。
私・・・音楽的知識はないが、彼の演奏には心を打たれますネ




「小説8050」を読む

2021-07-02 | Weblog


注目の本です、林真理子著「小説8050」を読んだ。
図書館に予約申し込みして2ケ月、ようやく借りることが出来た。
同世代の子を持つ母としてとっても気になっていた小説です。
我が息子たちも50代前後、
一人はバブルの最後の世代・・・
そしてもう一人はいわゆる就職氷河期のど真ん中にいた世代です。

上の息子曰く・・・「俺らの同世代の社員はバブル社員と言われているヨ」と・・・
つまりは出世は望めないということらしい。

下の子は理系、なんとか建築関連の仕事に滑りこんだ・・・
親としては┐(´д`)┌ヤレヤレ と思ったものです。
でも同級生の中には、うまく希望のところに就職できなかったという話も聞いている。

まあ、二人とも・・・
いまのところ親の懐はあてにしていないようで・・・ありがたいと思っている。

以前から「8050」問題としていろいろにマスコミにも取り上げられている。
結婚も就職もできぬまま50代になった子どもが80代の親の年金を頼って生きていく現実が
増えているという深刻な問題を綴った本です。
著者の林真理子氏は「チーム8050」を組み、徹底した取材を重ねて練り上げた小説のようです。

いじめから、不登校になり、そのまま引きこもりになってしまう・・・
親がともに戦っていく・・・最後は希望の持てる余韻を感じさせる内容でした。
そのリアルな状況描写に、すっかりはまってしまったのです。
林真理子さんの文章は簡潔でとってもわかりやすい!
取材力もすごい! すらすら読み進めた・・・
400ページにものぼる長編小説でしたが、気になって・・・気になって・・・
4日間で読んでしまった。今、疲れ目がひどい 

60年以上前の私の子供の世代・・・やはりいじめはあったように記憶している。
いじめはしなかったものの、見て見ぬふりをしたのかなって・・・

そしてわが子どもたちの世代もきっとあったんだろうね。
そのむかし・・・子どもが中学生の頃、ちらっと・・・聞いた。
他の中学校生徒との喧嘩に召集を掛けられたとか・・・でも行かなかったと
後できいたことがある。

いじめ・・・そして引きこもりの問題、
8050の問題が9060になるかもしれないともいわれている。
今はコロナとオリンピックでマスコミの話題に集中しているけれど・・・

この現実をしっかり受け止める・・・そしてこれからも注視していかねばと思う。

この本はぜひぜひ( ^ω^)・・・お勧めです