人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

福島へ

2008-09-27 | 旅行
少しばかりの仕事をしていますが、その仲間たちとマイクロバスでの研修旅行がありました。
定年近くまで勤めていた会社では毎年慰安旅行があり、ほぼ毎年のように参加してきましたが、
若い頃は喜んで参加というよりは、義務感でしぶしぶ参加ということもたびたびあったように思います。
今は懐かしい思い出となり、退職ともに組織を離れ、もうこんな機会はないものと思っておりました。
今また、こんな機会があるというのがうれしくて、毎年喜んで参加しております。

今回の会場は福島です。
研修ののち、翌日に観光が組み込まれています。
最初に福島市飯坂町にある「片岡鶴太郎美術庭園」

テレビでもおなじみで、多方面で活躍し続ける片岡鶴太郎氏ですが、
彼の溢れる才能を紹介するためにと2003年に開館され、躍動感あふれる墨彩画や、
繊細な陶器や屏風等、約70点の作品が展示されています。
片岡作品は味わい深く、人を惹きつけてやまないものがあり、心やすらぎ、心温まるいいひとときを過ごすことが出来ました。
役者としても一流だし、絵にも非凡な才能がありで、改めて彼のすごさを感じてきました。

小さい窓にマウスオンして見てくださいね
<大内宿全景
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次には、「大内宿」  江戸時代の宿場の面影がそのまま残っているという大内宿、
会津西街道と呼ばれ、 会津と日光を結ぶ重要な街道として、大名行列や旅人がこの街道を通りこの宿場で旅の疲れを癒したという・・・
今も30軒の茅葺屋根の民家が当時のままの姿でならんでおり、江戸時代にタイムスリップしたかのようです。

両側の民家は民芸品店やお食事処、民宿として営業しており、多くの観光客で賑わっています。

皆で食べれば怖くないと、あちらこちらで試食をしたり、名物の餅をほおばったり・・・
お蕎麦屋や漬物、せんべいや陶器や民芸品など、目もお口の方もたっぷりと楽しませていたたきました。



それからバスは「湯野上温泉駅」に立ち寄りました。
茅葺屋根の駅舎というのもめずらしいですネ
待合室の中にはちゃぶ台が置かれ、お茶が用意されており、とても駅だとは思えませんでしたネ。
ちょうどそこにローカル色の電車が入ってきて、やはり駅なんだと納得しましたヨ。



近くには「塔のへつり」と呼ばれている景勝地があります。
「へつり」とは会津地方の方言で、断崖という意味だそうです。
断崖絶壁がせまっており、岸壁を伝って散策を楽しむことができました。
紅葉の季節はまたいい眺めになるのでしょうネ

最後に会津若松市にある「福島県立博物館」に立ち寄りました。
タイムトンネルをくぐるとそこは原始の福島の世界へ・・・
埴輪や土器などが多く展示されており、ひととき遠い人類の祖先に思いを馳せることが出来ました。
とても立派な設備で展示も充実しておりましたので、小中学生にとっていい体験学習の場になっているのでしょうネ

帰りは綾小路きみまろのDVDに爆笑しつつのバスの旅となりました。

前夜はカラオケボックスの狭いところに15人も入り、大いに懇親を深めたし・・・
改めて、こんな機会がもてることをありがたいと思った二日間でした。

写生会・・・最上川の河口

2008-09-17 | 油絵
絵画教室では春2回、秋2回の写生会を計画しています。
今回は2日間にわたり、地元酒田の最上川の河口を描こうということになりました。
最上川の対岸にある九木原公園から、酒田の街並みが一望できます。
中州はゴルフ場になっていて、プレーを楽しんでいる姿や手前の京田川では、カヌーの練習風景も見られ、風景をも楽しみながら、日がな一日キャンバスに向かいました。

松林に囲まれ、自然が豊かな公園の中の東屋に陣取りました。
いつも見慣れている懐かしい風景で、絵筆も弾みます。

ところがところが、あちこちから悲鳴が・・・
帽子に・・・背中に・・・松の木からアメリカシロヒトリが
消毒してないのでしょうか・・・とんだ歓迎を受けてしまいました。
恐るおそるお互いにやっつけあいましたネ

お昼にはそれぞれが持ち込んだおにぎりやご馳走がいろいろと・・・
食べきれないほど集まりました。
おいしいものを食べながら、料理談義が始まります。
今回教えたもらったのが、「なすのワントゥスリー漬け」です。
材料  
  小ナス 1キロ
  塩   200グラム(減塩を考えてもっと少なくした方がいいようでした)
  砂糖  300グラム・・・・というわけで分量が1.2.3でとても覚えやすいのです。

① 分量の塩と砂糖を鍋にいれ、沸騰したら、冷えるまでそのままにしておく。
② なすにミョウバンを振りいれ、かき回す。
③ ビニール袋に①と②をいれて密閉し冷蔵庫に入れて、1日くらいで食べられます。

作ってみたらとてもおいしかったですヨ  ぜひお試しあれ

お昼過ぎに講師のK先生が見に来てくれました。
ずらりと並べて、アドバイスをいただきます。

         

そしてだいたい描けたかなーというところで、恥ずかしながらのUPです。
酒田にこんなにビルが多かったっけ 
そんな難しいことは言わないで ・・・、そこは好きなように描けるのが絵のいいとこなんですよネ
ということですっかり都会の街並みにしてしまいました 

                              

さて話は変わるが、15日は敬老の日でしたネ
町内会でも祝う会が開かれ、役員をしていることもあり、出席いたしました。
75歳以上のお年寄りが招待され、喜寿(77歳)と米寿(88歳)の方には、お祝い状がおくられていました。
お赤飯に、紅白の饅頭、ごちそうたっぷりの折り詰め、会場は紅白の幕が張られ、・・・お祝いモードいっぱいでしたネ
町内会長さんのお話です。
  老後に大切にしたい三つの気がある。
  元気の気  陽気の気  根気の気
なるほどと思いながらお聞きしました。

我が家では朝一番にFAXが・・・
だたどしい文字で「おじいちゃん、おばあちゃん、元気で長生きしてね」と
ム・ム・ム・ム・・・敬老の日に祝ってもらえるとは思っていなかったぁ~
でもうれしくて何度も読み返しましたヨ~

草木染教室 初体験

2008-09-08 | 染め物
姉が送ってくれた胴裏などの正絹の生地、本を見ながら藍染にしたり、
紅茶染めにしたり自己流でやっておりました。
自己流というのは、思うようにいかず、なかなか進歩というものがないんですネ
染色教室でも近くにあればいきたいと思っていましたが、
近くではそんな講座がなく、なかなか進んでいませんでした。

そんなおり、月山ビジターセンターで「草木染をしよう!」とのお知らせを見て参加してきました。
月山ビジターセンターは我が家から、1時間弱、羽黒山の麓にあります。

この草木染体験講座は、春と秋の年2回開かれているようです。
秋の草木染めは、秋の恵みを布地に取れいれようと・・・
「栗のイガ」と「こぶなぐさ」を使って、ストールとハンカチを染めるというものでした。

当日の参加者は8人、ほとんど同年代の方で毎回参加しているという方もおりました。
○ 栗染め   ミョウバン媒染
○ 栗染め   木灰媒染
○ こぶなぐさ ミョウバン媒染
以上の3種類から、選ばせてくれました。
最初に見本を見せていただき、ストールは《栗染めの木灰媒染》に、
ハンカチは《こぶなぐさ》でお願いをいたしました。

染料として使ったものは、なんと栗のイガです 
捨てられている栗のイガを染料に、そしてこぶなぐさはどこにでも生えている草を使っての草木染体験です。
こぶなぐさは八丈島の黄八丈に使われている染料と同じ草花なんだそうで、
きれいな黄色に染まるとのことでした。

そして出来上がったのが下の作品です。
小窓の写真にマウスを置いてくださいネ
<こぶな草染め ・ 媒染ミョウバン 
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私が作ったのは、2番目のストールと5番目のハンカチです。

ネっ いい色でしょう!!
 
自然から、いただいた色はとっても暖かく、なんともいえないいい色合いをしています。
ハンカチの絞りも初めてにしては、上出来! ステキな色合いに染まったようで大満足です。

来年5月、春の草木染体験では《ウワズミ桜》の枝を使っての草木染だそうです。
色合いを抑えたピンク色になるのだとか・・・
来春、絶対に参加しなきゃーと思っているところです。

                                                   

今回のマウスオンスライドショウ、ブログ友だちのtaeさんから、教えていただいたものを使いました。
今まではわかりもしないのに難しいタグを使ってのUPでとても大変だったのですが、
こちらの作成ホームを使いましたら、とっても簡単でした。
taeさん、本当にありがとネ。