人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

手仕事あれこれ

2008-07-29 | 手織り
先日、三朝温泉に行ったとき、「みささ織り」のマフラーがホテルの売店で売られておりました。
草木染のなんともいえないいい色をしたマフラーいっぱいあり、
これは参考になると思い、しっかりと目に焼き付けてきました。

仲間の一人が、「細いマフラーが欲しいのよね」と・・・

「買わなくてもいいわよ! 私が作ってあげる・・・」と言ってしまったんですヨネ

今月末、その仲間と旅行の反省会を兼ねてのランチをする予定です。
じゃー、マフラー織り上げなくっちゃと、ここ2.3日頑張っていました。
幅13センチで長さが120mくらいの小さくてかわいいマフラーです。
初夏のお出かけ時に首周りの日焼け防止に、おしゃれも兼ねて使えたらいいかなーと・・・。

三朝温泉で見たものとは、色合いといい、体裁といい下手でとても比較になりません。
でもまあ・・・許してもらいましょう!


手作りといえば、先月ですが夏に備えて、又布ぞうりを作りました。
素足になんともいえないいい感触で、この夏とても重宝して使っています。
先日、卓球教室のサークルの仲間に見せたら、作り方ぜひ教えて欲しいとのこと・・・

そして今日、希望者によりなんと卓球台の上 で布ぞうり作りをしてまいりました。
コミュニティセンターの事務員さん、今日は卓球の音も聞こえないので、おかしいと思ったのでしょうか?
ホールに様子を見に来て、ビックリ 
「あらっ・・・楽しそうですね!」といって自分も参加したいようなお顔でしたネ。

集まったのは6人、与えられた時間は1時半から4時まで・・・
ちまたの方法では良く両足を使って編んでいく方法が紹介されていますが、
そんな原始的で疲れるようなやり方はいたしません。
吸盤フックを2個持ってきていただいて、卓球台にくっつけて、
台をぐるりと囲んでイスに腰掛けながら作り始めました。
とっても楽々ですヨー

Tシャツやバジャマにバスタオルそれぞれ素材はいろいろです。
あらかじめ9センチ幅に切って、持ってきていただきました。
卓球台の上は布でいっぱ~い・・・なんとも変な光景です。
鼻緒などは私がミシンでシャカシャカと、作っていきました。

皆さん真剣そのもの・・・いつもの世間話をすることもなく、懸命にやってましたネ
私も6人に説明するのに、けっこう汗だくでしたぁ~

時間内で全員、完成 
色とりどりの布ぞうりが完成しました。
カメラを持っていったのですが、撮るのをすっかり忘れてしまいました。
ご披露できなくて残念ですぅ~
自分で作ったものの愛着は特別なものなんでしょうネ
皆さん、とっても喜んでくれて、私もすっかり嬉しくなりましたヨ


そして姉からまた着物地を解いた正絹の生地がいっぱい送られてきました。
白の裏地はいろいろに染め上げました。
自分の好きな色に染め上げるって、なかなか楽しいものですネ
でも想像した色に染まらなくて、がっかりすることも・・・
何事も経験しなきっゃー・・・わかりませんものネ

生地に糸に、周りには材料がいっぱい!!
いずれ、裂き織りにしてベストでも作りたいと思ってはいるのですが、いつになることやら・・・。

この暑さでは大きな織物はする気にはなれず、サンプルもかねて「ミニマット」を作ってみました。
コースターにしたり、花瓶敷きに使ってもいいのではと・・・
体裁はいまいちの出来ですが、さすがに正絹、手触りはとってもしなやかです。

頭の中に構想はいろいろあるのですが、なかなか思うようにならないこのごろです。

ツアー3日目 鳥取砂丘~天橋立

2008-07-21 | 旅行
更新が滞っているうちに、ここ東北も例年より一週間も早い梅雨明け
連日、真夏日が続いていて、今年も暑くて長い夏が続きそうな気配です。
さて旅行の続きですが・・・・

6月26日(木) 
今日も又早く7時40分には出発です。

バスの中では相変わらず、ベテランガイドさんの話しがよどみなく続きます。
バスの座席は3日間とも指定され、1日目は最前列、2日目は前から5番目ほど
そして3日目は8番目と毎日ちがいましたネ
3日目ともなるとだんだんと疲れ気味、バスに揺られて・・・ついつい上まぶたと下まぶたが仲良くなってきます
でもまあ・・・後ろの席でしたので、ガイドさんには目につかなかったかナーと・・・

今回のバス旅行では、道交法の改正でシートベルトはしっかり締めるように言われました。
立つとき、ベルトをはずすのをうっかり忘れて、何度もベルトに引っかかってしまいました。
ガイドさんも高速道ではシートベルトが義務化されたとのことで、前を向いてのガイドでした。
お客さんの顔が見られず、反応がわからないので、なんかやりにくそうでしたネ

        

とまあこっくりこっくりするうちに・・・今日の最初の観光地「鳥取砂丘」に到着です。
東西16キロ、南北2キロ、最高92メートルの起伏を持つ日本最大の砂丘とのことです。
裸足が一番いいとか!・・・砂丘をひとやま登ってきました。
砂の上は歩きにくくてけっこうへばりましたが、裸足の感触がなんとも言えずいい気持ちでした。
お天気によっては神秘的な風紋が見られるとのことでしたが、みんなの足跡ばかりしか・・・見られませんでした。

私の住む町も庄内砂丘の一角にあり、砂浜は見慣れていることもあり、まあ・・・こんなものかな?!といったところでしょうか!?

        

さらに山陰の海岸線をひた走り、日本三景で知られる京都府の天橋立に到着です。
日本三景とは、宮城県 陸前「松島」、広島県 安芸の「宮島」、そしてここ 丹後「天橋立」と言われていますネ。
私もこの歳にして、ようやく三ヶ所の日本三景を訪れることができました。

全長約3.6km、幅20~170mの砂嘴でできた砂浜は、野田川から流れ出る砂粒と外海から流れ来る砂粒とがぶつかり合い、今のような細長い幅の砂浜ができていったとのこと・・・ちょっと不思議な現象ですネ。

股の間から天橋立を見る「股のぞき」が有名ですネ
股のぞきで逆さにのぞく景色は、海と空が逆になり、まさに天に架かる浮き橋のように見えるのだとか・・・・。
う~ん・・・そうね!そんな風にも見えましたネ
3.6キロの松林の中を向こうまで歩くことができたら、もっといいのに・・・
でもツアーの悲しさ、時間は限られているのですよネ

これで2泊3日のツアー観光は終わりました。
伊丹空港19時40分発~仙台空港21時着
さらにバスは山形県内をぐるりと回り、わが町酒田到着は翌日の深夜、0時半頃でしたぁ~

格安(5万円弱)の代金でこれだけの盛りだくさんの観光旅行!
とにかく楽しかったぁ~
やはりなんと言っても足立美術館の印象が強く残っています。
帰りの車中では・・・・「次はどこっ?」の話題で盛り上がりました。
皆が健康に気をつけて、また元気で一緒に行きたいものですネ

 

足立美術館

2008-07-11 | 旅行
6月25日(水)
心配していた天気は今日も大丈夫のようです。時々
朝7時40分出発  
盛りだくさんのツアーなので、出発が早いんですネ
向かう先は、足立美術館
岡山自動車道~米子自動車道をとおって中国地方を横断・・・道路特定財源が使われて整備されたであろう道路です。
なにはともあれ、便利な時代になったものです。2時間ほどで到着しました。
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今回訪れて初めて知ったのですが、足立美術館はどじょうすくいの安来節で有名な安来市にあるんですネ。
今まで島根県に訪れたことはなく、安来市が島根県にあることも初めて知りました。
米専門誌により、「日本庭園日本一」に5年連続して選ばれ、年間45万人の観光客が訪れるという
人気の観光地なんですネ
今回の旅行、ここにぜひ行きたいと思っていたので、一緒に行く仲間に是非にと・・・お勧めしたのです。

パンフレットの冒頭にこう書いてありました。
『玄関に一歩足を踏み入れると、眼の前に枯山水四季の大庭園と借景の山々が織りなす、
深遠な調和美の世界が広がります』
『庭園もまた一服の絵画である』と・・・

まさしく、その通り
一木一草にまで全精魂を傾けた5万坪の日本庭園!
見事です! 完璧です! 言葉がありません! 
一同、大感激でした。
庭に足をふみいれて見るのではなく、建物の中で歩を進めながら、枯山水、苔庭、茶庭、池庭などの
広大な庭を次々とみて回るというものでした。
庭園美をたっぷりと堪能したあとに、その余韻を残しながら2階へと登ると
日本画を中心に陶芸、彫刻、蒔絵などのコレクションが・・・
「横山大観コレクション」が特に有名で、特別展示室があり、日本画巨匠の作品をたっぷりとみることができました。
他にも川合玉堂、鏑木清方や伊東深水などの有名な日本画家の作品がずらり~
特に上村松園の作品に魅せられましたネ

これだけの作品が一同に・・・圧巻です。これにも一同大満足!
与えられたここでの時間は2時間ほど・・・大体はみることができましたネ

「今回の旅行はここだけで、充分満足!!もうほかは付録だワ・・・」
と仲間のひとりがつぶやきました。
ただ、庭を一望しながら、ゆっくりと喫茶室でコーヒーを飲みたかったなー・・・・と

詳しいことはこちらのHP足立美術館でごらんください。

続いて・・・宍道湖を眺めながらの昼食

        

午後は国宝出雲大社へと向かいました。
古来より「国中第一之霊神」として称えられ、縁結びの神様として知られていますネ
10月は神無月といわれますが、ここ出雲の国では神在月(かみありづき)といわれるのだという。
出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなるからだという・・・

大国主大神さまがお鎮まりになっておられる御本殿、高さ約24メ-トル「大社造り」と呼ばれる日本最古の神社建築様式で、現在国宝に指定されており、その姿はさすがに神々しいものでした。

延享元年(1744)に御遷宮御造営されたという御本殿ですが、「平成の御遷宮」のため大國主大神様は仮のお住まいの御仮殿(現拝殿)に移られており、平成25年5月にもとの御本殿にお還りになる予定とのことでした。

神の中の神です。きっとご利益があるに違いありません。またまた神妙にじっ~とお参りをしてまいりました。

そして今夜のお宿は三朝温泉(みささ温泉)でした。
古い街並みそのままに、昔ながら温泉旅館街という風情が感じられます。
        
夢千代さんがいた温泉でもあるらしいですヨ

夕食後、夜の温泉街にブラブラと皆で出かけてきました。
木造3階立ての旅館、赤提灯やヌードの看板も・・・
夜もいろんな手作りの店が開かれていて、温泉活性化のためにいろいろ工夫している様子を感じ取ることができました。
ここでも我ら4人、すっかり財布の紐も緩み、漆器や布製品など・・・すっかり荷物を増やして旅館に戻ったのです。

川沿いに蛍がいっぱい!!

蛍を見るのは50年ぶりくらいでしょうか?!
幼い頃にすっかりタイムスリップしましたぁ~
すっかりくつろいだ旅の一夜をもつことができました。

山陽・山陰格安ツアー

2008-07-03 | 旅行
元同僚4人と、中国路への格安ツアー旅行を楽しんできました。
退職後毎年のように旅行をしていたのですが、
昨年は内二人が入院、手術で、恒例の旅行はできませんでした。
でも今年は、それぞれが元気になり、「行けるときに,行かなきゃー」との思いで一致
2泊3日のツアー旅行へ・・・
旅行中は梅雨の最中にもかかわらず・・・傘いらず のちでした。
仲間の「晴女」ぶりが遺憾なく発揮されたようです。

倉敷、足立美術館、出雲大社、鳥取砂丘、天橋立と盛りだくさんの見どころが詰め込まれての格安旅行でした。

6月24日(火)
朝5時45分バスターミナルに集合、バスで仙台空港へ
ここで東北各地から集まったツァー客 46名様と一緒になりました。
伊丹空港には12時過ぎに到着! ホントに便利な世の中になったものですネ

ここで観光バスに乗り込み、一路倉敷へ・・・
バスのガイドさん、どう見ても70歳は過ぎておられるようなご年配の方でした。
すごい博識! よどみのないガイドぶりは、見事なもので、私たちをとっても楽しませてくれました。
こんなに高齢でも立派に仕事をなさっているご様子に皆一同、感心しきり!!
とっても元気をいただきましたヨ

最初の観光地は岡山市にある最上稲荷でした。

       

千二百余年前に報恩大師によって開かれ「不思議なご利益がある最上さま」と言われている
ありがたいお稲荷さまのようです。
本殿は少し小高い山の上に建てられており、参道を登ること、15分あまり・・・。
大きな寺社らしく、参道沿いには門前市のお店がずらり~
三大稲荷のひとつとあって、とっても大きく、立派な稲荷神社でしたネ
しっかりと家内安全をお願いしてきましたヨ

さらに山陽道をひた走り、4時前には倉敷へ到着
すぐに「大原美術館」に入りました。

       


昭和5年、倉敷の事業家大原孫三郎により、日本最初の西洋美術中心の美術館として建てられたとのことです。
エルグレコ、モネ、マティスなど、おなじみの作品がずらりと展示されておりました。
20年くらい前に一度訪れていますが、すっかり忘れておりまして、初めて見るような気分でしたネ

続いて倉敷美観地区を散策

美術館を出たところで、有料ガイドの「倉敷案内人」の方に声をかけられました。
1時間半くらいの案内で、1500円とのこと・・・お願いいたしました。
とっても面白い方で、すっかり倉敷通になりましたヨ。
蔵の白壁や商人の町並みなど情緒豊かな町並みを闊歩して歩いてきました。
夕暮れ時、とてもロマンチックな気分で散策できましたネ

そして今夜の宿泊は「倉敷アイビースクエア」です。
明治22年にクラボウ創業時代の倉庫として建てられた建物を改造したホテルとのこと、
ツタの葉がからまる赤レンガの建物で、目をも楽しませてくれる癒し系のお宿でした。

       
一日の様子をアルバムに仕立てて見ました。
みんな、笑顔満開ですねぇ~

そして明日はいよいよ今回一番に楽しみにしていた「足立美術館」に行きます。