人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

初秋の岩手路

2006-09-30 | 旅行
仲間と盛岡に所要で出かけ、翌日、初秋の岩手路を楽しんできた。
中尊寺⇒猊鼻渓⇒厳美渓のコースをたどる
中尊寺
中尊寺金色堂は岩手県南部、一ノ関市の平泉にある。
天台宗東北大本山 開基850年
奥州藤原三代を祀った金色堂を初めとして、平安美術の宝庫となっている。
薄暗い杉木立の古木の中に、コンクリートの保護建物(覆堂)に覆われた金色堂がひっそりと建っている。
お堂はまばゆいばかりの金色で、螺鈿細工、蒔絵など装飾が施され、奥州藤原氏の栄耀栄華の限りが偲ばれる。
中央の須弥壇の中に藤原三代の御遺体が収められている。
今回はガイドさんの説明もあり、熱心に説明に耳を傾けながらの観光です。
ここで俳人松尾芭蕉は「五月雨を降り残してや光堂」と詠んでいる。
点在する本堂、讃衡蔵、経蔵などをめぐった後、参道の途中に眼下の緩やかに蛇行した北上川の眺望が素晴らしいところがある。
眼下には、平泉の盆地が開け、ゆったりと曲がりくねった北上川と衣(きぬ)川の流れが一望できる。
芭蕉が「夏草や兵どもが夢の跡」と詠んだところがこの場所だという。
中尊寺を後にし、向かったのは猊鼻渓
途中、山間地には棚田が黄金の色に輝きとてもきれいです。
「猊鼻渓」は、約2キロにわたって巨岩や絶壁が連なる、日本百景の一つ。
私にとってここは初めての観光です。
観光船に乗り、お弁当を食べながら、90分の渓谷美を楽しむ。
舟下りの最奥部に、そびえるような大きな岩壁がある。
その岩壁の中腹にある鍾乳石が猊(獅子)の鼻に似ていることから、「猊鼻渓」と命名したと伝えられている。
船頭さんがユーモアを交えた語り口で楽しませてくれる。
「猊鼻追分」の歌も情緒たっぷりです。
ゆったりとした船旅・・・日ごろはなかなか味わえない気分です。
さらに厳美渓と向かう。
ここで有名なのは、断崖絶壁の向こう岸から、するすると下りてくる「お団子」
そのアイディアが面白い
隣接するガラス工芸館にも立ち寄るが、ここはまあ・・・まあまあというところか・・・


旅行はやはり楽しい
非日常の体験は、何事にも変えられない至福の時です

秋色のタペストリー

2006-09-24 | 手織り

日増しに涼しさが増し、しのぎやすくなった。
今夏に織り上げた「ラベンダーのタベストリー」が、
まだ玄関に飾ってあるが
なんか寒々しい
よぉ~し、秋色のタペストリーを作ろう
と思い立ったのが一週間前
「手織を楽しむ」の本を参考に・・・・
新しい糸を買うのはやめて、残り糸を適当に織り込むことに・・・
手織を始めてまだ1年半だが、結構残り糸はたまるもの・・・
これをまた使うことができるというのは、なんか得した気分にもなれる

四角形や長方形を適当に織り込んでいく。
事前に計算し、配列を決めるわけでもなく、
いきなり織り機に向かう・・・・
まったく気の向くままです。
こんな計画性のなさではどんなものができるのだろうと少々不安です 




3日ぐらいで完成です
適当に織り上げてもそれなりに仕上がるのが、手織の良さ
出来上がってみると・・・やはりいい加減さはちょっとかくしようもない・・・
でもまあいいかぁ~ 秋らしい感じは出せたんじゃない
もともといい加減な性格ゆえ、あきらめるのも・・・納得するのも早いものですぅ~
さっそく玄関にぶら下げる。
少しは秋らしい玄関になったかな


映画「出口のない海」へ・・・そして『地元バトン』です

2006-09-22 | いろいろ
映画「出口のない海」を見てきた。
実は戦争の映画は余り好きではないのだが、「半落ち」の佐々部清監督の作品であり、
主人公は甲子園優勝投手・・・というフレーズに引かれて見にいくことに・・・。
二度と戻ることのない人間魚雷「回天」になぜ志願したのか・・・
愛する人を守れると信じ・・・回天が戦争に存在したことを伝えたくて、自らの使命に生きるのです
生きることすら望むことができない戦争のむごさ・・・
切なくて、悲しくて自然と涙はにじんでくる・・・でもこの映画は泣くために見るものではないと思う。
戦争に自分の青春を、命を捧げた若者がいたという事実を知ること・・・
そして戦争とは、平和とは何かを知るために見る映画だと感じた。
死んで神になることを望んだ人がいた。そう靖国神社に祀られるために・・・
戦争に自分の青春や命を捧げた人がいた。
こんな悲惨な出来事が、つい60年前の出来事というのが信じられない気持ちです。
歌舞伎役者の市川海老蔵が映画初出演の作品とか・・・
彼の淡々とした演技が戦争の悲惨さを際出せていたような気がする。
戦闘シーンの少ない戦争映画・・・
脇役陣も三浦友和、小手川祐子、香川照之など演技派がそろい、じっくりと考えさせられる映画です。


映画の帰り道、気分も少々下降気味にてを運転
今日は晴れ のすばらしい天気。一段と黄金の穂波がきれいです。
改めて平和のありがたさを実感!!
前回の鳥海山の写真が曇り空でいまひとつよくないなぁと思ったので再度です。この方がきれい 
刈り取りのトラクターもちょこっと見えている


さてと、このたびnaoママさんから『地元バトン』なるものが回ってきた。
私なりのここ酒田の紹介ということで考えてみた。
地元バトン   質問事項


   ①どの都道府県に住んでいますか?
     山形県です

   ②標準語圏内ですか?
     いいえ、もっぱら・・・方言です

   ③方言があるなら種類や特徴や珍しい方言を…。
    「~ですね」など最後の一文字のネの変わりに語尾に「の~」をつけます
    「もっけだのー」 申し訳ない、ありがとう
    「やばちー」   濡れて冷たい

   ④地元の有名な場所などは…?
    「 山居倉庫」かな?
    日本一の大地主「本間様」のお屋敷

   ⑤地元の有名人や歌手を教えてください。
    歌手「岸 洋子」さん でもお亡くなりになってしまいました。
    経済評論家「佐高 信」 お父上が高校の先生で私も教えを受けました。

   ⑥地元のここだけは許せない。
    新幹線がない   東京がとっても遠いよぉ~

   ⑦私の地元に住んだらこんなメリットがある。
    お米をはじめおいしいものがいっぱ~い・・・特に果物
    秀峰鳥海山をいつでも眺められますヨ

   ⑧地元で一番多い名字は?
    たぶん「佐藤」さんでは・・・

   ⑨ネット友達で近所の人にバトンを回しましょう。
    趣味が琴、フラダンスに加え、何でも手作りで作ってしまうという
    凄腕の「ば~ばの日記帳」のば~ばさんにお願いします。
    ボランティア精神が旺盛で手作りの紙芝居で幼稚園を訪問もしていると
    いうすてきなば~ばさんです。
    酒田のこと、もっと楽しく紹介してくれると思います。   

   ⑩↑の友達を除いた5人にもバトンを回しましょう
    他の方にもバトンをお願いしましたが、ご返事はまだで~す。
    ブログでの交流は楽しんでやるものですし・・・、気持ちに負担を
    感じるようでしたら、無理せず、気楽にネ


質問事項です。コピーして使ってください


   ①どの都道府県に住んでいますか?

   ②標準語圏内ですか?

   ③方言があるなら種類や特徴や珍しい方言を…。

   ④地元の有名な場所などは…?

   ⑤地元の有名人や歌手を教えてください。

   ⑥地元のここだけは許せない。

   ⑦私の地元に住んだらこんなメリットがある。

   ⑧地元で一番多い名字は?

   ⑨ネット友達で近所の人にバトンを回しましょう。

   ⑩↑の友達を除いた5人にもバトンを回しましょう

実りの庄内平野

2006-09-17 | いろいろ
実りの秋です  
一週間前は33度にもなる猛烈な暑さだったのに、もう肌寒いくらい の気温です。
やはり季節は確実にやってくるようです。
ここ庄内平野は実りの秋の真っ只中
5分ほど車を走らせる。
田んぼが一面の黄金色に染まり、とても美しい風景です
ここは、「ササニシキ」「はえぬき」などの品種が有名な米どころです。
もう・・・収穫目前です!新米が出回るのももうじきです。
今日は台風が近づいているということで、曇り  空だが、鳥海山がとても近くにくっきりと見える。
1週間前に皇太子様が鳥海山の山頂まで登られたとのニュースを見た。
山の人気ランキングで7位に入ったという東北の名峰です。
鳥海山と黄金の田んぼとのツーショットでの景色は今が旬
とてもきれいです。




一方東側には月山を見ることもできる。
山際に近づくと、蕎麦の花もきれいです。
いつも見慣れている風景 
今まであまり目に留めることもなかったが、なぜか今年は黄金の田んぼがとても美しくみえる
年を重ねたせいだろうか 
皆様のブログを見てきたことで、美意識が育てられたのかもしれない
ただ今日はお天気もいまいちの上に、カメラはバカチョンカメラなので、
ホントのきれいさは思うようには映し出すことができなくて・・・
ゴメンナサイ    

上京

2006-09-12 | 旅行
結婚式に招待を受け、その前日に上京する。
招待状は2ケ月前にいただいたので、すぐに航空券をネット予約。早期予約の超割で半額の運賃に。
庄内空港から羽田空港まで、1時間
やはり飛行機は早い。もう10時には到着です。
今回はウオーキングをかねて、東京の下町めぐりを楽しむことに・・・

浅草へ・・・
まずは雷門・仲見世で、浅草寺門前市の賑いを満喫、ガイジンさんがとても多い!浅草寺ではゆっくりとお参り・・・・花やしきや、アーケードのひさご通りでノスタルジックな雰囲気を味わう。
待乳山聖天(まっちやましょうてん)へ
本尊の歓喜天はもともとヒンズー教の神で健康、商売繁盛、夫婦和合にご利益。
その信仰に由来する寺のシンボルの二股大根のお供えがめずらしい!

隅田川の上の歩行者専用の桜橋を渡る。きれいな橋で広場という雰囲気で両岸の景色を楽しむことができた。

向島百花園へ
江戸の町人佐原鞠塢の自邸跡とのこと・・・。四季折々の花がつつましく咲き、ひなびた味わいで風流が感じられる。
全長30メートルに渡る萩トンネルが見どころ!
トンネルの中は暑い日だったにもかかわらず一瞬ヒヤッとする涼しさです。
ハギ、ススキ、フジバカマなど秋の七草が咲き乱れている
風流を求めて熟年の夫婦、おば様同士で結構な賑わいです。

少し遅いランチをとった後、今度は電車で上野へ・・・

東京藝術大学美術館へ
『NHK日曜美術館30年展』の観賞です。
芸大の大学祭ということでキャンバスはとても賑わっていた。
若いっていいな~ まぶしいばかりのエネルギーを感じる
黒田清輝、上村松園、ピカソ、ルノアール、モネなど48作家の名品が一堂に展示されている。
昔、美術の教科書で見た絵が多くあり、じっくりと観賞です。
テレビでの放映のひとこまを上映しているコーナーも設置されている。
午前中から続いての、歩き疲れた足を休ませるのに好都合
ついゆっくりと見入ってしまった。


そして翌日は甥の結婚式です。
緑多い、代官山のレストランでのウエディングレシェプション
決して派手ではなく、若いお二人の心配りの感じられるとてもさわやかですてきな結婚式でした。
ユニークな紹介が載せられたプロフィール
挨拶状には1人1人に別の写真を選んで、新郎T君との思い出の写真が貼ってある。
夫の分には小さい頃、夫とT君が雪の中でそり遊びをしている写真
私の分には我が家の庭でわが息子たちと遊んでいる3歳の頃の写真
ホントにとっても懐かしい写真・・・思わずタイムスリップです!!
手作りの暖かさを感じさせる心温まるパーティでした。
笑顔のとってもかわいいお嫁さん良かったネ・・・T君 こんなかわいいお嫁さんとめぐり合えて・・
おめでとう 何時までもお幸せに

マイ ガーデン

2006-09-07 | ガーデニング
今年の夏はとても暑かった あまりの暑さに庭の手入れも滞りがち・・・
木の枝も、草も伸び放題   庭を眺めて、爽快な気分を味わうどころか、荒れ放題の庭を眺めては、
気分はむしろ落ち込むばかり・・・ ようやく2.3日前より、秋の気配
夫がこうしてはいられないとようやく腰を上げた。
以前は造園業の方に頼んでいたが、二人とも退職してからは時間もたっぷりあることだしと、
松以外は二人で何とかやってきた。
剪定バサミを使いながら、汗をかきかきやっていたが、電動の生垣バリカンが便利と友達より聞いて、
さっそくホームセンターより購入。値段は8000円なり~
夫が生垣バリカンを使って、すぐに剪定にとりかかる。
すごい威力 あっという間に、きれいに形づくられる
あ~ぁ もっと早くから使っておけば、良かったぁ~
夫が面白がって、続けている・・・・調子に乗り過ぎて切りすぎちゃいそう・・・
草は私も一緒になって抜くしかありません 汗だくに・・・・ 
ようやく何とか眺められるようになったかな~ 
ただ松の剪定だけはできないので、「シルバー人材センター」にお願いをした。
来週にでも来てくれるそう・・・

「鉢1」
「スーパーベナ・ランタナ」「コンテナガーデン」「ちゅらビンカ」「ブルーキャンディ」「レッドキャンディ」

玄関先やベランダの鉢物も今が花の盛り
目を楽しませてくれている。
ベランダの先はミニ菜園になっており、ゴーヤの勢いがすごい
ミニトマトも赤い実をいっぱいつけて、目も食欲も満足させてくれている。
秋茄子も今が一番おいしいとき・・・
小さい畑だが、食べきれずご近所におすそ分けして、喜んでもらっている。

暑い、暑いと嘆いていたのに、涼しさは急激にやってくる。
でも涼しくなるとなんか寂しくなる・・・人ってなんて勝手なんでしょうネ・・・

絵画教室作品展

2006-09-04 | 油絵
8月28日から9月3日までの一週間、酒田市美術館の市民ギャラリーでサークルの絵画教室の作品展が開かれた。
1人3点づつの出品で、私はブログにも載せた 上記の作品を出品です。
この市民ギャラリーは安い利用料金で会場を借りることができる。
利用者が多いため会場を取るのがなかなか難しいが、今回運よく抽選にあたった
稽古ごとは発表の機会がないと上達しないという・・・
絵も同様、ただ描いているだけではなかなか気合を入れて描く気にならず、未完の作ばかり積まれることとなる。
作品展を前にしたみんなの意気込みはすごいもの・・・
みんな・・・がんばったぁ~ 

会場には先生から、ステキなお花も届けられた。
なんと一週間で1200名余りの方が足を運んでくださった
友達もわざわざ足を運んでくれた。 ありがとう
二人づつ当番で受付もし・・・いろんな方から、ご批評や激励をいただいた。
大勢の方から見ていただけたというので仲間のみんなは大喜びです

市美術館では企画展『伊東昭義 竜宮伝説』が開かれており、見終えた後、こちらにも寄ってくださる方が多かったようだ。入場者が多かったのは・・・このせいかも・・・
この伊東昭義氏の海中写真もすばらしかった
美術家・美ら沖縄大使でもある伊東昭義氏は、沖縄の海に魅せられ、海中の美しさを伝えることが、自分の使命だと感じたという・・・。
海の底ってこんなに美しいものなの
生命の美しさ、力強さ・・・作者の美意識のすごさに圧倒です。
波の下で繰りひろげられる生命の神秘と溢れるような彩りに、いつの間にか、海中にでもいるような錯覚にとらわれる・・・・
こんなすばらしい企画展と一緒に我らが作品展が開かれたことはラッキーです。



展示会が終了後、居酒屋で反省会    大いに盛り上がりましたヨ
皆・・・これからもがんばるぞ~   腕を上げるぞう・・・と気合が入った飲み会でした。