人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

「ALWAYS 三丁目の夕日」見てきました

2005-12-29 | いろいろ
毎日、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に見に行かねばと・・・外の様子を窺っていた。
できれば吹雪の中を運転するというのは、避けたいのです。
吹雪も少し小康状態・・・思い切って出かけた。
20~30人でしょうか・・・・館内は空いていた。
この映画、日本アカデミー賞の優秀賞を受賞・・・
11月5日に公開されたのですが、人気が出て異例のロング公開となっているのです。
時代は昭和33年・・・・東京タワーがまだ建設中だったころのお話・・・。
東京の下町で暮らしていた個性豊かな人々が織り成す、人情味あふれる映画です。
最新のVFXで昭和の風景が、あたかも本物のように映し出されて、郷愁感たっぷり・・・・
昭和33年といえば、私は中学2年・・・ちょうど映画の中の「六ちゃん」の年齢
まさにタイムスリップしたかのように、映像と共にいろんなことが、思い出され、オーバーラップした。
 ・テレビが始めて我が家に入ったときのこと
 ・集団就職の友を駅まで見送りに行ったこと
 ・初めて東京に修学旅行で行った時のこと
 ・フラフープで遊んだこと
 ・駄菓子屋さんに10円を握り締めて買いに行ったこと・・・・等々懐かしい画面がいっぱい
時を経て、改めてその良さがわかることってあるんですね
そして人情味あふれるストーリーに途中から涙が止まらなかったのです
決して悲しい話ではないのに、なぜこんなに涙が・・・・
今、忘れ去られようとしている人情、暖かい気持にはっと気づかされ、私の深い心の中が揺り動かされたのでしょう
出演者の吉岡秀隆、堤真一、小雪など・・・ホントーにはまり役。
小雪は少し綺麗過ぎって感じだったけど・・・
古行淳之介の子役がまた良かった!!その演技が涙を誘った
そして音楽もまた、ほのぼの感がいっぱい~~
笑いあり、涙ありのこれぞまさしく「娯楽よっ!!」といったところ・・・
帰ってからもほのぼのとした気分で、外の景色とは裏腹に、暖かい気持の充足感に満たされた。
今年の映画はこれで見納め・・・最後にいい映画を見ることができて良かった


3日3晩の吹雪

2005-12-28 | いろいろ

25日、羽越線での特急列車「いなほ」の脱線事故以来、4日目となるが、吹雪はいっこうにおさまる気色がない。
5人の死者・・・まだ行方不明の人もいるかも知れないと懸命の捜索模様がテレビに映し出されている。
ホントに寒々した光景・・・こんな近くでこんな大事故が起こるなんて信じられない 
あの晩は次第に大きくなる事故の報道に、遅くまでテレビに見いってしまい、なかなか寝付かれなかった。
もしや乗ってはいないかと、息子や姉が電話をかけてきてくれた

特急「いなほ」は我が家が酒田駅に近く、ジパング倶楽部にも入っているので、航空運賃よりも安く、上京するときはよく利用する。
私にとっても「いなほ」は東京に夢を運んでくれる頼りになる列車なのです。
あの「いなほ」が・・・・  絶句です。亡くなった方も若い働き盛りの方が多い。ほんとにお気の毒です。
ホントにここ庄内は風が強い・・・・
雪は横から降ってくるのです。
だから雪はそんなに積もらないことが多い・・・でも今年は違う!
雪の量も断然多い、平年で6センチなのに、今日現在30センチもある。それに連日の強風による吹雪・・・
猛吹雪は例年一冬に3回くらいなのに、今冬は12月だけで7~8回もあったような気がする。
我が家の前の通りはご覧の通り 
道路の両側が雪で車がすれ違うのも難しいくらい


それに家のベランダの上の屋根からぶら下がる「つらら」見て! 見て!
 1メートル50センチ以上はある・・・ベランダの手すりまでとどきそうな勢い!最近こんな大きななつらら見た記憶がない
それだけ寒さが続いているっていうこと~~

まもなくお正月には子供たちが帰ってくる。
それぞれ車で帰ってくるので、駐車するスペースの除雪もしなきゃー
帰ったら、息子にやらせようと思ったけど、帰ってくる早々、
除雪じゃあ・・・かわいそうと、
ようやく腰の具合のよくなった夫と二人で
車二台分の除雪を終えたばかり・・・あ~あ・・しんどかった
やっぱり息子にはゆっくりさせたい 親ばかだねー

除雪も終えた・・・あとは降らないことを祈るのみ・・・
さて次は・・・お節料理でも作るとしようか  

ささやかなクリスマスイブ

2005-12-24 | いろいろ
相変わらず雪が・・・降り続いている
今日はクリスマスイブ
ホワイトクリスマス・・・には充分すぎるほど外は一面真っ白・・・。
都会にあふれている華やかなイルミネーションは・・・
この片田舎では見ることもできない 
あ~あ田舎は寂しい~~
いや、少しはあるのかも知れない
でもとてもこの雪の中・・・・この年齢では、でかける気にはならない
これって年とった証拠だねー
華やかなディナーショーなるものとも、とんと縁がない
そう・・・今日はインフルエンザの予防注射を受けに近くの内科医に・・・
このところのどが痛かったので、見合わせていたが、もう大丈夫と出かけた。
クリスマスイブに行くにはちと・・・寂しい。でも年齢相応ってところ・・・かな
帰りにおいしいと評判のケーキ屋さんに寄って、小さめのケーキを・・・
せめて老夫婦でケーキを食べることとしようか

でも今日はうれしいことがひとつ・・・
手作りのかわいい「雪だるま」のプレゼントが・・・
この雪の中、わざわざ届けてくれてありがとう 
パッチワークで使う、キルト綿を使って作ったという。
その質感がとてもいい! それにとってもかわいい
さっそく玄関の棚に飾る・・・そこだけが明るい感じに・・・
隣に、以前作ったサンタさんを並べる

玄関の壁面には、一昨年に作ったリースがかけられているが、
そこに、これまたいただきもののパッチワークで作った「スターのミニタペストリー」を飾る。
少しはクリスマスの雰囲気が出せたかな?
身の丈にあったささやかなクリスマスです

年賀状ができたぁ~

2005-12-21 | いろいろ
年に一度の年賀状作り・・
作るのは楽しみでもあり別におっくうだわけではないが、できないうち、なんとなく落ち着かない

日曜日に年賀状の作成にとりかかり、ようやく終わった。
最近は、郵政公社による早だしキャンペーンに協力し、24日までに出すよう心がけている・・・・ 
まずあて先の印刷から始める
差出人は夫婦連名、夫個人、私個人・・・と三種類を作成

それから肝心の裏面の作成、
夫、私、共有名義分と大別してこれも3種類を作る
例年私たちの様子がわかるようにと、写真を挿入している
相手により、使う写真もいろいろ・・・
多かったのはもちろん東欧旅行のスナップ写真、中には家族写真を使ったのも・・・
あて先を見ながら、文面も相手により少しづつ変えるようにしている。
パソコンで作成だから、変えるのもとても簡単
年に一度だけのお便りの方も大勢・・・やはり心をこめて書きたい
そう・・・今年は年賀欠礼のおハガキをいただいたのが、10通あまり・・・
なんかだんだん・・・多くなるような気がする。
私たちの年代が身近な方を亡くする年齢になったのかなー・・・とも感じる

あ~あ、終わってゆっくり
さっそく・・・本日投函!!

ついでに私の「ほっとコーナー」・・・・を紹介 
ダイニングの一角に設けられており、家事をしながらでもPCにちょこっと触れて・・・とっても便利
出かける用事がないときは、家事が終わるとここに座るのが毎朝のパターン
ほっとする・・・私だけのひとときである



英会話教室のクリスマス

2005-12-17 | いろいろ
東欧旅行へ旅行のとき・・・ツアーでご一緒になった丸○さん、とても英会話がお上手だった
一緒に行動していて、とても心強かった  うらやましかった

以前から、英会話を習いたいとは思っていた。
海外では、よく外国人の方に話しかけられる・・・・
話せない自分が情けない・・・
会話ができたら、コミュニケーションが図られ、もっと充実した楽しい旅に
なるだろうと歯がゆい思いをしてきた。

でも、今さら、覚えられるわけがない・・・
覚えられないから、キット恥をかく
などと、理由をつけ、一歩が踏み出せないでいた 

でも今回の旅行で、丸○さんに刺激を受け、ブログで知りあつたnaoママさんも
始めたっていうし・・・・どうしようかなって?思っていた。
そんなおり、ちょうど市の生涯学習教室による「英会話教室」の募集が・・・
すぐ申し込みしましたよ 
いろいろに背中を押され、一歩が踏み出せた~

11月から始まって週一回のペース・・・熟年の人が多くて、まず一安心
先生はほとんど英語で話すので、半分くらいしか、理解できない
とうてい、すぐに話せるようになるなんて、思ってはいない
英語を聞く、雰囲気が楽しめればいい!
ボケ防止になればそれていい!
そう思ったら気が楽に・・・
今のところ、冷や汗をかきながらも楽しんでいる

先日、英会話教室で Chrismas Party があった
簡単な英会話によるゲームがあったり、 Christmas songを歌ったり、
プレゼント交換あり
なかなかに楽しい、初体験のPartyでした。

まずは・・・新たな人との交わりを楽しむ気持で、レッスンです

すごい!! 雪

2005-12-14 | いろいろ
この大雪・・・まいった!!
昨日、朝起きたら、すごい雪 
雪国だから、雪には慣れているのだが、12月から、この大雪は珍しい
ここ酒田は例年比較的雪は少ないので、今年は、庭の雪囲いも万全にはしなかった。
ただ、縄で簡単に縛っただけなのに・・・
庭の木々・・・すっかり、雪に埋もれてしまった。
仕方がないとばかりに、夫が懸命に樹木の上の雪を払っている。
玄関前はもちろんのこと、車庫前も除雪をしないと、行き来もままならない。
この作業・・・結構きつい 汗だくになる
さらに、隣のおばあさんは80歳にて1人暮らし、斜め向かいの家もおじいさんも体が不自由な身で1人暮らし・・・・
地域の民生委員の方より、除雪を依頼されている。
高齢福祉課の「やさしい町づくり除雪援助事業」に除雪協力員として、登録されている。
まあ・・・こちらのほうはもっぱら夫の方が専任だけど・・・
先ほど、夫が除雪作業をして戻り、どうも腰の具合がおかしい・・・もう明日からはできないなどと言っている。
さあ困った・・・困った・・・
私だってもう・・・うんざりですよ
時々、太陽が顔を出してくれる。「雲さん、お願いだから、邪魔しないでね」・・・の心境  
この寒波・・・そろそろ退散してほしい


最上川の白鳥

2005-12-11 | いろいろ

毎年10月になると、遠くシベリアから、冬の使者・白鳥が最上川を訪れる。
この「最上川スワンパーク」は昨年度は1万羽を超え、日本一の白鳥飛来地として、酒田の冬の風物詩となっている。
先日の日曜日、珍しくいいお天気だった
息子の家族たちもちょうど来ており、孫に見せたくて、最上川スワンパークに出かけた。
まず多くて、驚くのは、カモの大群・・・
白鳥を上回る3万羽以上ものカモがいるという。
食パンの端切れ、くず米などの餌がバケツいっぱいで・・・100円
動物大好きの孫・・・キャーキャー言いながら、餌付けをしている

でも白鳥は日の出とともに、庄内一円の田んぼへに落穂を求めて旅立ち、川に残っているのは少ないのです。
その白鳥が夕暮れになると、きち~んと一列に並んで、一斉に戻ってくるのです。
次々と川に着水する様子は、とてもフアンタジックです。
また、夕刻になり、太陽が川向こうに沈んでいく光景はとても感動的です
孫と一緒の久しぶりの日曜日でした

パッチワークの額絵

2005-12-07 | パッチワーク
久しぶりで、パッチワークを楽しんだ。
先日、東根のパツチワーク展で、古布を使ったパツチワークに魅せられて帰ってきた。買い求めた藍の布を眺めているうちに、何か作りたくなってきたのです   まずは簡単な額絵に挑戦! 
はがき大の大きさにあわせ、配色を考えながら、ランダムに布地をカット・・・それを縫い合わせただけの簡単なもの・・・。
どの布地も長い年月を経て、やや色褪せているが長い時を経たと思うといとおしい
布地の良さを活かし、シンプルにまとめてみた
こういうシンプルなものは額の良さが決め手となる
東根の「くら」に木肌の美しいステキな額があったので、買い求めてきた。
ダイニングの壁に飾る・・・う~ん・・・なかなかグーと自己満足


だいぶ前に作ったものだけど、小さなパツチワークの額絵もついでに紹介!!
玄関に飾っている 

月に一度、元の職場の仲間4人で「パッチの会」などと称して、我が家に集まっているけど、おしゃべりの方が忙しくなかなか手の方が動かない。
パツチワークをするというのは実は口実・・・おしゃべりを楽しむのが目的かも・・・・
でも少しは、作品の方も手がけなきゃーね
中に1人、今もパッチワークの教室に通い、すばらしい作品を手がけている人がおり、実はそれを見せてもらうのが楽~しみ・・・ なのです。

映画「蝉しぐれ」

2005-12-02 | いろいろ

ようやく映画「蝉しぐれ」を見に行った
10月1日、上映開始なので、もう終了した地域も多いが、
ここは地元ゆえ来年3月まで上映されるとのことで、
混雑を避け、ようやく今日出かけた。

「蝉しぐれ」の原作は鶴岡出身の地元作家・・・藤沢周平
夫はこの作家の大フアンで、彼の本はすべて、本棚に並んでいる。
中でも「蝉しぐれ」が一番のお気に入りで何度も読んだという。
私も夫の勧めで読んだが・・・ほんとに一気に読んでしまった記憶がある
またNHKのドラマもとても好評で、再放送までされた。

前評判どおりの実にしっとりとした、透明感のある映画でした。
古きよき時代の「青春」「恋」「友情」の情感がストーリーの中に随所に盛り込まれている。今話題の「癒し」を充分に味わうことができた

市川染五郎のリンとしたしぐさ・・・木村佳乃の透き通るような美しさには、はっとする・・・
また子役の石田卓也、佐津川愛美の演技も、せつなさ、一生懸命さ、情感がこもっていて、思わず涙がつつぅう~・・・

見終わってから、「蝉しぐれ」のホームページを見たら、
「人として、生きるのに大切なものを心穏やかに教えてくれる」作品だという。
また、この物語のテーマは「父から子へと伝承される人としての生き方」だという。
帰ってから、なるほどとその思いを強く感じた。
それにしても今の時代、父から子へ伝承されることが、あまりに少ないのではと感じるのだが・・・



文四郎の住む普請組・組屋敷のオープンセットが、今は鶴岡市となった旧羽黒町にあり、今ではすっかり観光名所になっている。
昨年、姉たちと訪れた時のことを思い出し、写真をしてみた。
今回の映画、このオープンセットはもちろん、月山や鳥海山、羽黒の山里などの風景もふんだんに映し出され、より身近に感じ、映画の楽しさを充分に堪能できた