元同僚・・・というより元上司であり、キャリアウーマンでもあったSさんから、久しぶりに懐かしいお電話をいただいた。
お姉さまが押絵の展覧会をしているので、見に来てくださいとのこと・・・・
早速会場である「酒田街なかキャンバス」へと足を運ぶ。
『古裂と遊ぶ押絵展』
酒田市出身で現在は岩手県在住の渋谷栄子さん(70代)の作品の展示です。
20余年にわたり、ご実家から譲り受けた着物や帯、古裂を押し絵に変身させた作品はホントに見事な出来栄えです。
額のなかの作品の一つ一つに、懐かしい情景や昔話などが表現されている。
会場いっぱいに手作りの温もりと優しさがあふれている感じです
とてもすばらしいセンスを持ち合わせた方で・・・そのすばらしさに
だだ、ただ感心し、魅せられてばかりです。
会場の一角には、曾おばあさん(1860~1950年没)が作られたという人形も飾られていた。
100年以上前のものが大事に保管され、そしてお孫さんによってこうして展示され、再び日の目を浴びたことに、
感慨ぶかいものを感じる。
入場無料だというのに、お抹茶とお菓子のおもてなしを受け、ホントにゆっくりとしたひとときです
会場でSさんにしばらくぶりでお会いし、懐かしさでいっぱい・・・
そろそろ70歳近いはずなのに、今でも背筋がピン・・・髪はあえて真っ白のショートにし、さすがぁ~先輩
かっこいい~・・・ステキにお歳を重ねていらっしゃるぅ~
お互い、退職後の「人生の午後の楽しみ」方の情報交換で話が盛り上がる。
「手織」や「陶芸」「茶の湯」など・・・楽しんでおられるよう
たまたま、手織をお互い手がけているということで、手持ちの作品を見せていただく。
会場では、他にも諸先輩の方々とお会いし、旧交を暖めることができた。
とてもうれしい・・・ラッキーな一日でした。