姉は着物の趣味が高じて、着物関連のお仕事もしていましたので、
着物をいっぱい持っているのです。
着物の表地、銅裏、ハ掛などすべて正絹のものばかり・・・
わたしが裂き織りに凝っているから・・・
その材料になればと・・・、自分の着物を解いて、クリーニングに出し、
すぐ裂き織りに取り掛かれるような状態で送ってくれました。
その手間と費用だけでも大変なのに・・・
何事も几帳面な姉らしい心配りです。
「お姉ちゃん、ありがとう」・・・私はうれしい悲鳴を上げました。
さて何にしよう・・・
『 ひとつ、友だちにブラウスを作ってもらおう 』
(洋裁はできないので・・・)
『 帽子を作ってみよう 』
『 裂き織りにして、バックやマットやテーブルセンターを作ろう 』
布地を前にして、いろいろと夢は膨らむばかりです。
今回の生地の中に真っ白の胴裏やぼかし模様のハ掛がいっぱいありました。
白の生地を使っての裂き織りは面白みに欠けます。
そう・・・染めればいいんだ
さっそく市立中央図書館のホームページで草木染関連の本を検索しました。
ありました いろいろと・・・とりあえず2冊を予約して、さっそく借りてきました。
さらにもう2冊も予約してあります。
ふだんからインターネットでの本の予約、とても便利に使わせていいだいております。
染めの本一冊は必要なので、いろいろ見てから後でネットで注文しようと思っています。
草木染めの本を読んでいたら、「柿渋染め」とか「藍染」いろんな染を
やってみたいと思ってしまいました。
地元には染料店はありませんので、ネットで検索して「藍熊染料(株)」さんに
染料などを注文、もう翌日には届きましたネ
今の世の中、出かけずにしていろんなことができる・・・
便利な世の中になったものですねぇ~
さっそく「花びら染め」に挑戦です。
庭には、「さざんか」の花がいっぱい咲いているので、
篭いっぱいにつんできて、本に書いてある通りに染めてみました。
とってもやさしそうな桜色に染まりました。
すっかり気を良くして、みかんの皮を使った染物もやってみました。
ちょうど愛媛名産の「せとか」を一箱、頂戴しておりましたので、
食べた後の皮をとっておいて、茹で上げて染め液をつくり、布を煮出ししました。
ここですくいとった用済みのみかんの皮を見ながら、
これを捨てるのはもったいないと思いつき、「ママレード」に・・・・
我ながら、グッドアィディア
こういうのを一石二鳥というのでしょうネ
これまた優しいクリーム色の布地に変身しました。
けっこう難しいと思っていた染物が意外と簡単で実は・・・・ビックリ
でもほんの試しにしたばかり・・・キット奥は深いんでしょうネ
今のところ、興味津津・・・どうも草木染にはまりそうな予感なのです。
なにしろ材料の布はたっぷりある!
染めて・・・織って・・・仕立てて・・・なんか又忙しくなりそうな予感です。
ところで、ブログを始めたのが3年前の3月29日
今日で早いもので3周年になりました。
文章を書くのも苦手、写真もスナップしか経験がなく・・・
何より、面倒くさがりやで飽きっぽい性格の私が良くもまあ・・・3年も続いたものです。
途中、挫折しそうになったこともたびたび・・・
一番最初にコメントを下さったtaeさん・・・
そろそろやめようかなーと思っていると、なぜかtaeさんからコメントが入るのです。
いつも気にかけていただきホントにありがとうございます。
いろんな方からコメントを頂戴し、元気をいただいてまいりました。
何よりお訪ねくださるブログのみなさまの励ましのおかげで
続けられたと思っております。
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます
このところ、更新も間延びばかりしていて申し訳ありません
なんとか細く長く、無理のない程度で続けたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします