LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

天然鯛焼き!!

2010-02-03 08:35:31 | お気に入りのモノ
  

実はあんこ派ではないし、タイヤキってあまり得意ではない。でも、なみへいのたい焼きは別~。この元旦オープンしたお店で、いつも混んでいて売り切れのときもある。夕方だと大体つぶしあんしか残ってない(が、これがイチバン美味しいのでOK)。今日はあるかな~、とドキドキワクワクしながら、チビと“鯛焼き♪タイヤキ♪”歌うように毎回楽しみにしているスポットでございます
場所は、由比ガ浜、文学館交差点のところ。レトロな木製ドアがかわいくて、元モデルもしていたという若いお兄ちゃんが焼いて、元気で気持ちのいいお姉さんが迎えてくれます。予約しても20分待ち。けど、気にならないんだな~。くるっくるっとタイヤキ器をひとつひとつひっくり返すお兄さんの手さばきを見てるのも楽しいし、色んな話をしてくれるので、かえってこの待ち時間が好きだったりもする
ひとつひとつ・・・そう、ここの特徴は一丁焼きなんです~。通常の鯛焼き器は、いっぺんに何枚も焼けて、テフロン加工してあって失敗することのないもので、養殖モノと呼ばれるそう。一方、一丁焼きは、その名のとおりひとつひとつ焼く鋳物で、天然モノと呼ばれる。こびりつくわ、焦げるわで、職人泣かせなのですが、これが、皮は薄くパリッとして美味しいふうふうアツアツのあんこも塩餡なので、さっぱりして、たっぷり入っていてもペロっ。ちなみに、胡麻餡、栗餡、抹茶餡も全て試したけれど、ホロ苦抹茶餡にはまりそうです~。秘密は通常のと違って着色してない本物の抹茶を使ってるからだとか。

こういうお店があると嬉しくなる。そして、どんな人がどんな思いでやっているのかに興味津々。背景にある思いやストーリを知りたくなるのです~。だって、たったひとつのアイテムで勝負。しかも、こんな効率の悪いこと(20分待ちと聞くと、私がいる間だけでも6,7名のお客さんはいいやと去っていきました)やるなんて~。で、思わず店主ブログを過去にまで遡って一気読み。読んでるヒマないわ~、って方のために暇人(いや、そんなひまないんだけど)のワタクシがダイジェスト版でお届けしましょう(笑)。
焼き手であり店主は、天然酵母パンとフランス菓子で修行をしていた人だそうで、そのとき美味しい餡子に出会い、鯛焼き屋へと導かれたそう。こちらの店主、ご自身が添加物アレルギーだそうな。だから、素材にはとことんこだわってます。でも、素材へのこだわりよりももっと伝えたいことがある、って。

「今はとても便利な時代なので、好きなものが好きなだけ、好きなときに食べられる時代だからこそ人が食べ物に求めるものが、その先の何か、味覚をはじめとする五感の満足を超えた部分こそ、大切なのだと思う。僕は、ただただ、あったかいたい焼き屋、でありたい。~中略~素材や、ブランドやたい焼きのうんちくを言う暇もないくらい、あったかいたい焼きを焼くことに忙しい、心あたたまるあったかいたい焼き屋でありたい。」

この思いにワタクシ感動してしまいました。そう、うんちくじゃないのよね。もっとシンプルで深い思い。佐藤初女さんのおにぎりのことにもふれておられたけれど、 いまの時代に必要なのはこういうシンプルなものでつながる人と人の心の距離なのかもしれない。
はい、あったかい思い確かに伝わっていますヨー。コンビニで買う袋菓子ではなく、「今日も来たよー」って子供たちと会話のあるおやつ。いいなあ。食べてるときも至福だけれど、そういえばワクワクしながら20分お兄さんと会話をしながら待ってたチビはキラキラしてました!待ち時間がなければ、あの会話のやりとりもないわけで・・・効率が全てではない、なんだか愛しい空気がそこにはありました。むしろ、あの待ち時間がなければ意味がないような気さえしてくるから不思議。これからも通いますヨー。あったかい場があることに、感謝!

■たい焼き なみへい
 鎌倉市長谷1-8-10
 TEL:0467-24-7900


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