わが街、玉野に
『クッチーナ・デ・ウーノ』 という名前の
飲食店があったという。
2004年くらいの話。
1億1千万円 の公費が投入された
『にぎわい創出拠点』 の予定だったというが、
わずか1年で・・・・閉店、訴訟、云々。
この事業を、
私なりに分析すると、
失敗の原因は・・・・
玉野の人の 真面目さ に尽きると思う。
『にぎわい創出拠点』 という名称も、
『クッチーナ・デ・ウーノ』 という名称も、
ヒネリ も ユーモア も無く、
絵に描いたようなバブリーさは・・・・
少しも笑えないし、いただけない。
1億1千万円 を注ぎ込んでしまう
玉野の 人の良さ には、
さすがに、言葉を失う。
もう、
お金を使って、
地域活性化を図る時代ではなく、
アイデアをひねって、
みんなが笑える楽しい街づくりをする時代である。
もしも、私が
にぎわい創出 のプロデューサーだったならば、
次のように提案していただろう。
(案)
既存施設、既存店舗の屋号を
スペイン風味に表現するプロジェクト!
費用は・・・・?
というより、
板切れにペンキで屋号を書いて入口に掛けるだけ。
たとえば、
スペイン風味の屋号 の例をあげると、
既存店舗が、
アート系ギャラリーだったら・・・・
『ガウデー・ミテーナ』
『ダリ・ミテーナ』
『ゴヤ・ミテーナ』
学校近くのハンバーガーショップだったら・・・・
『ボッケー・ウズナイーガー』
『バンコ・ウズナイーガー』
ワルが集まる店だったら・・・・
『マンビーキ・バレソージャ』
『ガッコーニ・バレソージャ』
『オマワリーニ・バレソージャ』
古民家をリノベした料理店だったら・・・・
『フリー・イェーデ・カタローニャ』
懐かしいラーメン屋に行こうとすると・・・・
『シモムーラ・モー・ネーガ』
瀬戸内海の幸が美味しい料理店だったら・・・・
『ゲッタ・ウメーガ』
『シャッコ・ウメーガ』
『コーリャ・ウメーガ』
『デーレ・デーレ・ウメーガ』
『タコ・イイ・ハイットランガ』
色気ムンムンの飲食店だったら・・・・
『ギョー・サン・フィリピーナ』
『イロハ・モー・ネーガ』
ぼったくりバーだったら・・・・
『イン・チッキ・バージャ』
暴力バーだったら・・・・
『クラワス・デ・オンドーリャ』
『チバケーナ・オンドーリャ』
『ウミーニ・シズーメ・チャローカ』
玉野署に逃げ込むと・・・・
『オッメ・タイホ・シッチャローカ』
『ローヤ・イッレ・チャローカ』
温厚なオマワリさんが出てきて・・・・
『マーマ・モー・エーガ』
『ハナシャー・マ・ワッカローガ』
最後に 玉野市観光協会 に行くと・・・・
『ウーノ・ドウ・ジャ・ローカ』
『ワッラ・エータ・ジャ・ローカ』
クタクタの観光客は・・・・
『コッラ・エーテ・ツカーサイ』
とまあ、
キッチュに スペイン風味 に徹する案。
ホントーに、
宇野駅周辺に
スペイン風味の屋号 の店舗が20軒くらいあったなら、
わが街、玉野は、
いきなり、
全国区にのし上がれるのになあ~ と思う。