まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

絶望と希望/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その50)

2015-07-24 03:51:45 | 雑句雑感Ⅵ
マツコ・デラックスは太ったカッパ河童の忌  マー君はもう大丈夫河童の忌  ニ十世紀は天国だった河童の忌  せっかくの人生河童に河童の忌  龍之介忌の絶望と希望紙一重  水樹奈々の「深愛」芥川龍之介忌  芥川龍之介忌僕がピアノを弾けたなら  河童忌の句は長からず軽からず  この世のものにあらず河童忌の破裂音  河童忌の格差はグローバルなもの  まるで俳句のやうな短編小説河童の忌  我鬼の忌の足裏をジッと眺めをり  

団塊とキリギリス/新俳句日記

2015-07-23 18:21:49 | 日記
バッタのやうに飛んで地球を黒く塗れ  まほろば   ※今日は午前中は昨夜からの雨が残りましたが、現在はよく晴れています。予報を見ると今夜から明日にかけてまた雨とのことで不安定さは続きそうです。これから本業の合間に現在進めている団塊の世代の俳句論の下調べをしたいと思います。私は団塊の世代に続いた世代(キリギリス世代)なのでどうしても避けては通れない相手です。このあたりから俳句の状況論に入って行きたいと考えています。句作の方は月末締切分はまだ余裕があるのでしばらくは一日一季題を続けたいと思います。・・・《続く》

いつまでもどこまでも/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その50)

2015-07-23 02:16:42 | 雑句雑感Ⅵ
船団とはよく言ったもの大暑中  カップ麺に蓋をせぬ人大暑かな  天国は地上にあるもの大暑来る  生きるためなら人でも喰らふ大暑かな  生命線の切れ目を知りて大暑来る  この曲はいつまでもどこまでも大暑かな  家族なし空ならあるよ大暑の日  新宿ワシントン靴店消滅大暑かな  新宿ビックロ空気のやうだ大暑の日  マイクロ波スカラー波長波大暑来る   俳句で何を得るというのか大暑来る  目測で何人死んだか大暑来る 

マツコのサングラス/新俳句日記

2015-07-23 00:46:39 | 日記
遠くまで行くんだマツコのサングラス  まほろば   ※今夜はまだこれからです。先ほどテレ朝系の【マツコ&有吉の怒り新党】を観終ったところで、これから夜食をとります。俳句は昨日中に結社分を投函し終ったのでホッとひと安心しているところです。ここは30年前に2年ほどいたところの主宰(故人)と前主宰が親しく、1年半ほどあのがの選句指導を経て同人にしてもらえました。何度も書いていますが私の最初の入門は35年前で、それから10年位続けました。いくつかの結社で学びましたが、同人になったのは総合誌での推薦(特選)をキッカケとするものでした。句集を出さなかったのは残念でしたが、歌人の塚本邦雄さんの選集に13句載せてもらえたのが自慢です。そのまま続けていれば結社賞や幹部にもなれたのでしょうが、とにかく俳壇の派閥や因習じみたところがイヤで長い中断に入りました。2年前からおよそ20年ぶりに再開しましたが、30年前の人脈をたどって同人にしてもらえたり、総合誌で特選をもらったりで順調な滑り出しと言えるでしょう。少し句を書いたりしながら夜の更けるのを味わいたいと思います。・・・《続く》

白紙の散乱/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その50)

2015-07-22 05:16:08 | 雑句雑感Ⅵ
濃縮しじみカプセルに詰め土用入  BOOK OFFの「白紙の散乱」土用入(尾崎豊詩集)  季語の無い句はわたしだけ土用入  俳人なかば人間なかば土用入  ポツダム宣言受諾す土用の波高し  「見返り美人」わずか10円土用入  冷やしおでんついに捌けず土用入  東京駅の煉瓦のあをさ土用入  二郎ラーメン完食できず土用入  大観音を母さんと呼ぶ土用入(根津光源寺)  沖縄の海は美らの海土用入  土用太郎に次郎がつづきひかります  ラマダンの夜風の白さ土用入