まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

東京の最初で最後の花火かな/新俳句日記

2015-07-18 14:35:52 | 日記
東京の最初で最後の花火かな  まほろば   ※台風11号の通過後の今日は西日本を中心に雨が降っています。東京23区北部も小振りながら朝から降り続けています。今夜は首都圏最初の花火大会が近隣の下町タウン北千住で予定されていますが、このまま降り続けると微妙になって来ました。しかし昨年は直前まで大雨にもかかわらず断行されて来ました。おそらく今年も大丈夫でしょう。この花火は江戸の昔から庶民の夏の風物誌として親しまれて来ました。千住は奥の細道の矢立て初めの地であり、芭てて蕉も一度は見ているはずです。この花火の特徴は何と言っても地元の人々が総出で盛り上げる点です。北千住駅から会場の荒川河川敷まで長い行列が出来ますが、淡々と流れて遠くの花火を見上げながら30分ほどで辿り着くことが出来ます。有名なのは墨田川の花火の方でしょうが、あちらは巨大化し過ぎてもう江戸の花火としての要素は喪われています。足立の花火は東京下町にとってかけがえのないものであり続けています。・・・《続く》

金魚玉/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その50)

2015-07-18 02:46:22 | 雑句雑感Ⅵ
新宿マイアミどこかに消えた金魚玉  金魚玉見た記憶あり記憶なし  東京下町ニ十一世紀金魚玉  金魚玉詮無きものとして売られ  絶対に割るなと貼り紙金魚玉  金魚玉吊るされ揺られ生きている  世間から疎まれ囃され金魚玉  1頁に満たぬ9条金魚玉  想像力といふスグレモノ金魚玉  ズッキーニの山と積まれし金魚玉  林修の今でしょ金魚玉吊るす  黒板覆き叩けば白し金魚玉  足立の花火見上げ金魚玉見上ぐ