まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

サマー・バレンタイン/新俳句日記

2015-07-07 23:03:15 | 日記
七夕をサマー・バレンタインと呼ぶ青さ  まほろば   ※今日は七夕です。別名サマー・バレンタインと言い、都心はラブラブカップルで溢れていたはずです。はずとしか言えないのは年齢とともに関心が薄れたからです。梅雨空と延々と降り続く小雨は相変わらずで、七夕デートなどという習慣はいまの若者には受けないのかもしれません。さて今夜は四苦八苦の末七夕の句を10句ほど仕上げました。結社誌などへの投句締切が10日と迫っており、この中から何句か採用するつもりです。いちばん気に入った句を冒頭に掲げておきます。・・・《続く》

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諸行無常/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その45)

2015-07-07 21:46:15 | 雑句雑感Ⅵ
七夕や白紙に何と書けばいい  愛と死を見つめて久し七夕祭  七夕や諸行無常といふメール  七夕をサマーバレンタインと呼ぶ青さ  始皇帝はいくつで死んだ星祭り  不戦の誓い七夕竹の湾曲す  星に願いをマツコ・デラックス膨張す  七夕やなでしこジャパンは勝っていた  七夕や川内原発稼働せず  七夕のボン・ヴォヤージュといふ別れ  七夕のママチャリ1台転倒す  愛はかげろう七夕竹の揺れはじむ

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加藤楸邨忌/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その45)

2015-07-07 10:16:49 | 雑句雑感Ⅵ
北京原人の研究日誌楸邨忌(7月3日)  加藤楸邨忌で何を語れというのだろう  句は詠んでも人欺かず楸邨忌  点字俳句の闇の手触り楸邨忌  坂上忍の毒涸渇せり楸邨忌  兜太・寒太・聖の系譜楸邨忌  裸眼でなら見えて来るもの楸邨忌  黙契といえど儚し楸邨忌  終着駅に吹く空っ風楸邨忌  いつやるのかいまでしょは至言なり楸邨忌  「ありがとう」のアイツは誰だい楸邨忌 

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