今日は何と最高24度である。まだ8月も終わらないのに10月頃の気温になっている。下もやっと20度を維持出来るかどうかの瀬戸際である。このまま20~25度の日が続けばもう完全な初秋ということになる。とは言っても5月ぐらいから暑かったり蒸れたりの日が断続的に続いたのであっけなく夏が終わっても仕方がない。俳句だけは夏の句の連作を構想しているので大至急かからなければならない。別に作句は当季でなければならいという決まりはないのでかまわないが、やはり雰囲気があまりに違い過ぎるのも困る。ところで来週の平日に新年以来の句会に新たに出席出来そうである。それこそ当季や有季定型にこだわらず自由に短詩を出し合える場のはずなので楽しみである。俳句などというものが21世紀になって存続していること自体アナグロにすぎないのに、結社だ有季だとドグマ化して私物化する精神の腐敗とは根底から切れていることを切に期待したい。 八月のドカ雪人工でもかまわない まほろば
昨日は気温は27度にまで下がったが夕刻から小雨模様となり蒸し暑かった。今日は蒸し暑さは続いているが何と25度と一気に初秋状態に入った。あくまでまだ8月であり予断を許さないがこのまま早々と秋に入ってしまえばそれに越したことはない。しかし9月中頃までは30度を回復する日も多々ありそうで安心は出来ない。昨日は完休日としたが今日はやるべきことが山積している。本業以外にもNTTの無料Wifiのタブレットへの接続がまだだし、俳句の投稿も次から次へと続いてゆく。一日も早く手を引きたいヤフーブログには4000句近い句群が残されており、この書き取り作業は年内いっぱいはかかりそうである。ヤフージャパンは情報(通信)ファシズムの尖兵である。グーグルは同じ轍を踏まないことを望みたい。わたしたちブロガー一人々々の善意と日々生きてゆくささやかな楽しみを護って欲しいものである。 けふ一日のけふの愉しさ秋に入る まほろば
私は1970年代に大学入学のため上京した。大学が山手線内の西側だったので中央線やその南側の私鉄線沿線に住んだ。人によってはその北側の私鉄線を選んだ者もいる。いずれにしても山手線の西側の山の手である。このエリアの住宅密集地としての歴史は戦後に限られる。これに対して山手線の東側もしくは北側は下町エリアである。歴史は江戸時代にまで遡る。その代表格が上野浅草から神田日本橋にかけての膨大なエリアである。さらにその周辺部まで拡がってゆく。区で言えば台東区、中央区、千代田区から西北に荒川区、足立区、北区、東南方向に葛飾区、墨田区、江東区、江戸川区と続く。東京以外の方はお手許に地図を置けばわかりやすい。以上挙げただけでも10の区に及び東京23区の半分近くになる。他にも南側の品川区の一部や最南端の大田区の中心に位置する蒲田や東京湾側の羽田空港に至るエリアそして西側の新宿や池袋の周辺の一部も完全に下町である。それでは下町と山の手(中上流)や若者に人気の新興住宅地との違いは何なのか。町並みや繁栄度に加えて人間そのものが全く別物である。生きている次元が根本的に違っている。各県でも県庁所在地とその他の小都市の間にも歴然とした違いがあるのと同様のことが東京にもあるということである。 東京下町たどれば熱砂の噴き上がる まほろば 《続く》
秋刀魚と言えば福島産に突き当たる 大晩夏青くて固いものヒットせり ひふみよいむなやここのたり終焉す 処暑の日の真空地帯といふ映画 終末といふ言葉鉄塔のてっぺんに また職探し冷麺の冷え沁みわたる 盲導犬を刺して八月の空遠し ベランダの汚染土秋までに取りに来い ザックジャパンの雲散霧消八月尽 内蔵助はまだか東京のとっぱずれ
今日は朝方曇っていたので予報通り午後には雨かと思っていたが意外にも朝のうちに晴れて来て正午には蒸し暑い1日となった。近隣の巨大下町タウンで正午までに用件を済ませ、その足で金券ショップで帰りの切符やビール券、入湯券に加え図書カードを購入した。昨日24日には並んでいるはずの「俳句」9月号を買うためである。ここには巻末の雑詠(平成俳壇)に3月号から投稿している。これまで6回中2回入選しているので大体今回はダメだろうと思っていたがその通りであった。他にいつも閲覧しているブログ作者が投稿している「俳句界」を立ち読みしたかったがあいにく売り切れていた。やはり若手には人気のありそうな誌面構成(一般向け投稿欄が膨大)からそうなるのだろう。「俳句」の方は昔ながらのおかたい内容で投稿欄も入選確率が極めて低く、続けるには根気がいる。だからこそ句のレベルを上げるため30年振りに本気で投稿している。ちなみに昔は林翔推薦や平畑静塔秀逸など2年ほどで大きな成果を得た。恥ずかしながら年相応の境地を開くべく次号以降に期待したい。ところで今日は朝から最重要用件があったので余裕が無く、終了後に予定していた一人吟行は取り止めた。それでと言うわけではないが1000円カットで半年振りに髪を切った。 処暑の日の10分で終わる理髪店 まほろば