今しがた買い物ついでにいつもの駅前公園で涼んでいると猫の親子が近づいて来た。やむなくビールのつまみのいかげそを分け与えようとすると近所の猫好きの主婦が替わってくれた。東京２３区北部のこのエリアには猫が多い。ここも典型的な下町であるが一部落ちこぼれの投げやりな人々が跋扈している。凶悪犯罪、少年犯罪、いま流行りの外国人犯罪・・と犯罪多発地帯としても有名である。歩行タバコや投げ捨ては当たり前になっており、公園での空き缶や弁当容器の放置は凄まじい。そのせいもあってかこの周辺の地価は下落の一途をたどっている。賃貸も２３区ではズバ抜けて安いので有名である。猫の投げ捨てもこれら犯罪と根は同じである。政治や教育が野放図だとこのように手の付けられない無政府状態を招く好例と言えよう。 捨てられても空見上げをり秋の猫 まほろば
すみれ咲く頃真帆呂場は死屍累累 忘れな君血だらけの秋鳩啄ばめり 春告鳥宝塚歌劇団なる偽装 デュランタエレクタ汝は蒼空の塵となり みせばやの花いつか死ぬ私も うろこ雲のうろこの真白き雨となる 団栗の巨大な空の巨大な絶嶺 成就せるもの何も無し花野道 二十世紀貪り喰えば芯固し 秋暁秋天若者はまた歩き始める
今日の関東全域の地震の影響も夕刻の退勤ラッシュには何とか収束できたようだ。それでもまだかなりの遅れが出たはずでただでさえ限度を超えた混み具合がどうなったか想像に難くない。こんな時は駅前のマックかドトール、スタバなどでのんびりメールのチェックでもするに限る。余裕があれば居酒屋で１杯やるのもいいだろう。実際３．１１の夜も多くの勤め帰りの人々が集団帰宅の途上で沿道の飲み屋などで乾杯をしている光景に遭遇した。まだあれほどの大惨事になっているなどとは想像も出来なかったのだ。ところで今夜はかなり暑い。深夜１時を過ぎても冷房を入れている。日中は３０度に達していたはずである。これからまだ起きているのでレンタルして来てある大好きなアニメ【空の境界】（奈須きのこ原作）を観たい。雑句雑感の書き込みも考えてみたが止めておく。安直な慰安の行為は出来るだけ避けたい。いつ起きてもおかしくない直下型大地震に備えて持ち出しリストのメモを書いておくのいいだろう。 摂氏３０度の究極といふこと秋の地震 まほろば