まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

ミロクの世/雑句雑感Ⅱ~プロローグ3の終わり(その100)

2014-09-10 15:24:42 | 雑句雑感Ⅱ
まっこうくじら太平洋は岩だらけ  天の御柱心の御柱秋万端  秋の蚊の血を吸う前の涯の眺め  けらみみず地涌の菩薩のごとく鳴く  養生のアルミ一枚無月なり  人体を重ねて涼しミロクの世  初さんまパーフェクトブルーといふ思ひ  残る蝉ここから無敵の人となる  未決囚のまま再会す菊人形  ロートレアモンのマルドールの歌星流れ

秋猫/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その99)

2014-09-10 14:19:10 | 日記
今日は週明け以来の雲の多い一日ではある。しかしもうすっかり初秋らしいスッキリした空気が溢れている。多少蒸れても汗を拭うこともない。旧暦ではもう中秋(8月)だがまだそこまではいかない。新暦の通り9月初頭の気候の範囲内に収まっている。十五夜、十六夜の月は現実には存在しない。この季題を現代化するにはわれわれの日常の感性に頼るしかない。さて明日は肝臓のエコー検査である。B型肝炎のすすみ具合をチェックしてもらう。C型と違って特に自覚症状が無いので念のため診てもらう。肝心の大腸は来週以降に先延ばししてもらった。俳句は自分なりに書き溜めているがとりあえず1冊句集にしておきたい。結社賞はおろか所属結社さえもう廃刊になっていて何か私はこんな感じでやっていますというものが欲しい。相変わらずいくつかの場所に投句しているが30年前の季題との一体感が失われており、中間に己の人生という爽雑物が立ちはだかって来て純粋無垢というわけにはいかない。そのため大半が同世代の選者には疎まれてしまう。あまり枝葉末節のことを気に留めず、ただ書きたいことを1行に書きなぐってゆけばいい。・・ 自堕落でいい秋猫は友なりき  まほろば