ししょたま

司書資格を取得したので、
のんびりまったりな日々を少々。

読後感『ジェネラルルージュの伝説』

2014年04月25日 | 私の本棚
海堂尊『ジェネラルルージュの伝説』

田口・白鳥シリーズの『ジェネラルルージュの凱旋』のスピンオフ。
ジェネラルルージュこと、東城大学附属病院の救急救命センター部長の速水の研修医時代、
なぜ彼がジェネラルルージュと呼ばれるようになったのか、その伝説について書かれた小説。

それは本の半分程度で、残りは、海堂小説の世界の解説や、人物紹介、医療用語などの説明が
収録されている。


***


面白かったけど・・・。
内容自体は、『凱旋』のほうでかいつまんで説明されているので目新しくはないが、
速水や、田口などの人物の過去が見得て楽しいということ。
分量的には多くないので、ちょっと物足りない。

たぶん、『凱旋』で思いのほか、速水人気が盛り上がったので、
その伝説を詳しくスピンオフとして作ろうということだったのだろう。

後半の解説部分は、するっと目を通した。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿