ししょたま

司書資格を取得したので、
のんびりまったりな日々を少々。

ダイジョブだもんね

2014年06月11日 | よもやまばなし
昨日とおととい、午後から雨が降るというから、朝晴れてたけど長靴履いてきたのに
晴れてたからさ。今日は、もういいかなと思って、雨用のパンプスを履いてきた。
こんな日に限ってどしゃぶり。

まあさ、こんなことになるだろうと、パンプスだけど雨用を履いてきたさ。
大丈夫だもんね。

読後感『イノセント・ゲリラの祝祭』

2014年06月04日 | 私の本棚
海堂尊『イノセント・ゲリラの祝祭』

田口・白鳥のコンビが活躍するシリーズだが、舞台は白鳥のホーム、厚生労働省。
田口は厚生労働省の会議にリスクマネージメント委員長として出席することになった。
その会議は、官僚主導の結論の見えたものだったが、白鳥や彦根という医療制度改革派と
官僚、そして解剖至上主義の学者たちの三つ巴の闘いの場であった。

***

面白かった!
会議の丁々発止のやり取りや、心理戦などがとても楽しめる。

一番最初に事件がおき、それがストーリーに絡んでくるのかと思ったがそうではなかった。
むしろその背後に潜む、検死制度の破綻にストーリーの主眼が置かれる。

田口の考えがすごく的を射ていて、それが周りの人を知らず知らずのうちにひきつけるのだろう。 
議論における良い「勝ち方」、彦根の危うさ、そんな田口センセイのものの見方が魅力的。

私はこういうものの方が楽しいみたい。
会議室が主な舞台、戦われる議論、そこにみえる人間模様。
これなら飽きない。


読後感『半夏生』

2014年06月02日 | 私の本棚
6月になって、暑い日が続いてますね。
先月は、1回しか更新しなかった・・・。もっと読書日記を書こうと思ってたのに。

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今野敏『半夏生』

お台場で外国人が一人急病で倒れて亡くなる。
安積が上司に上げた報告から、本庁の公安部が動き始める。
一見病死に見える案件が国家を巻き込むバイオテロの様相を見せ始める。
これは単なる病死?それともバイオテロか?


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テレビドラマでおなじみの安積班シリーズ。
これ、意外と面白かったです。さすが原作、奥行きがあって、
きちんと行き止まりになることなく回路が出来ている。

ドラマとは人物設定が少し(やっぱり)違うんだけど、そんなに違和感ないですね。
主人公はやっぱり、ドラマのほうがかっこいい。原作は少しヨレているのです。

でもその他は、原作に割りと忠実なのかな?
もっとも最新版とかは、だいぶ配役が変わったような?

内容の要約を書こうとするとなかなか難しくてかけなくなっちゃうんだけど、
このぐらいでもいいかな・・・。読んだものが分かればまあ、いっか!