-血は繋がってる。心はどうだ-
・・・春男、死んじゃった たぶんそうなるだろうと予想はしてたけど
さっちゃんと初めて出会った時、さっちゃんには春男の背中に羽が見えたんだよね。
その時「この人はいつか死ぬんじゃないか」って思った。
ドラマとしてはそれで良かったと思う。
でも個人的には生きてて欲しかった。
生きて、遠くからさっちゃんの成長を見守って欲しかったな。
だからお店に黒い足元が入って来た時
「わ~、バカ~!来るな~!」って思っちゃった
あの場面は見てるのが苦しかった。
でもさっちゃんと“むらかみベーカリー”には
みんなの心の中や絵の中に、たくさん春男の思い出が残った。
「私のもう一人のお父さん!」
さっちゃんの声は春男にも届いてたよね。
毎週のようにウルウルしながら見ていたこのドラマ。
最終回は全ての場面が切なくて、始まった時からずっとウルウル。
実の父親、育ての父親、二人の父親の間にも、
確かな信頼や友情のようなものが生まれていたし
二人のさっちゃんへの愛情の深さは
血が繋がってるとか、いないとか関係なく、娘を想う父親の本物の愛情だった。
お父さんが二人いたっていいじゃん!・・・ダメ?(笑)
とにかく阿部寛さんと遠藤憲一さんが素晴らしかったです
ここまでガシ!っと気持ちを掴まれたドラマは久しぶりでした。
悲しいけど温かい、そんなドラマでした。
もう、最終回、悲しいやら切ないやらぼろぼろ泣いちゃいました。
春男が「その汚い手で触るな」って言葉を守って触らなかったのを最期さちが「おとうさん!」て手を握ってくれたり・・・泣かせどころが随所にあって、もう思い出しても泣けてきます。
エンドロールあとの2人の姿も・・・。
でも、一番切なかったのは・・・春男の絵ばかりかくさっちゃん・・・。
育てのパパの絵もかいてよ~~~
こっちに号泣だったかも。
笑顔で見守る遠藤パパが人間できすぎてて悲しくなりました。
阿部さんの最初のぎすぎすした表情がだんだんとほぐれていった心の変化や遠藤パパとの友情めいたものも全て素晴らしかったですね。
欲を言うならもう少し、遠藤パパにさちの愛がほしかったです。
遠藤パパ、お幸せに・・・。
さっちゃんが「お父さん!」って言った時点で涙腺崩壊しました
・・・そう言えば、春男と出会ってからは
春男の絵ばかり描いてましたね、さっちゃん
さっちゃんの気持ちがどんどん春男に向いていくのを不安がったり心配したり、
でも春男の思いも最後は理解してくれた
遠藤パパは良い人過ぎでしたね!
春男も言ってましたが、私もあんなパパさんが欲しかったです。
阿部さん、第1話と最終話ではほんとに顔が別人のように穏やかで
全ての表情が素晴らしかったですよね。
改めて、お二人共素敵な俳優さんだと思いました
いいドラマでしたね~