色んな事に振り回されながら、今思うこと。
悩んだり迷ったふりをしながら、本当に欲しいものには
実は真っ直ぐ手を伸ばしていたんじゃないかと。
人の欲には際限がありません。
例えばライブ。
「1度でも見られればそれでいい」と思っていたはずが
1度見たら、また見たくなるし
2度目は「この前より良い場所で見たい」と思うようになる。
自分が行きたくても行けない日に行ける人に嫉妬したりもする。
一つ叶ったらそれでいいはずが、また次がやって来る。
自分以外の誰かのための願い。
それくらい、強く、真っ直ぐ、ゆるがない心で。
(・・・自分のことになると、なんでこんなにダメなんだ)
それは人魚の夢だった
一度だけ 泡になればすむこと
一度だけ 夢をみた後に
-銀色夏生「宵待歩行」-
せめて伸ばした手が何かに触れますように。