10日に今年から始まった『雑司が谷七福神』めぐりをしました。
集合は東京メトロ副都心線の「雑司が谷駅」。
今回、初めて副都心線に乗りました。
スタートは鬼子母神です。500円で色紙を購入し、自分でご朱印(スタンプ)を押します。
①雑司が谷鬼子母神(大黒天)豊島区雑司ヶ谷3-15-20
本殿は寛永4年(1664)造営で豊島区内最古の建築物。
写真右:大黒天
以前からもちろん鬼子母神は知っていましたが、行ったのは初めてです。
②大鳥神社(恵比寿神)豊島区雑司ヶ谷3-20-14
雑司が谷の「おとりさま」。11月には酉の市として「家内安全」を願う参拝者で賑わう。
③清立院(毘沙門天)豊島区南池袋4-25-6
約770年前、真言宗・清龍寺として創立。後に村を疫病から救った雲水が日蓮聖人増を寺に残したことから日蓮宗・清立院と改める。
ちょっと寄り道
雑司が谷霊園
多くの著名人が眠る霊園です。広さは約10万㎡。
管理事務所で霊園MAPをもらい、夏目漱石、竹久夢二、中濱(ジョン)万次郎、島村抱月などのお墓をお参りしました。
④清土鬼子母神(吉祥天)文京区目白台2-14-8
雑司が谷鬼子母神堂に祀られている鬼子母神尊像は清土のこの地から出土した。
⑤観静院(弁財天)豊島区南池袋3-5-7
日蓮宗の寺院。
⑥中野ビル(布袋尊)豊島区南池袋2-12-5
中野家は大阪城の石材供給地小豆島の出身である。7代目は布袋尊を護持し、皇居の二重橋や国会議事堂等の石造建築を手掛けた。尊像は戦火を被ったが、今は池袋復興のシンボルとして地域に親しまれている。
⑦仙行寺(華の福禄寿)豊島区南池袋2-20-4
江戸時代初期創立、小石川・白山にあった善行院と隣接の仙応院が合併して仙行寺と改称。
色紙が完成。
いつもなら記念撮影するところですが、南池袋から鬼子母神まで逆戻り。雑司が谷案内処に行きました。完成した色紙を持って行くと案内処の判を押してくれて、記念品(ハンカチタオル)がいただけます。
そして私のもう1つの目的は案内処で『すすきみみずく』を買うこと。
すすきみみずく
雑司ヶ谷鬼子母神に古くから伝わるすすきの穂で作られた郷土玩具。昨年、最後の職人が高齢でやめてしまったが、地元の有志が「雑司が谷すすきみみずく保存会」を立ち上げ、伝統を守り、伝えている。
すすきみみずくの民話
江戸時代。父親を亡くし、病気の母と貧しい暮らしをしていた娘・久米が鬼子母神様に救いを求め、お百度参りした。満願の日の夜、夢に現れたチョウが「ススキでミミズクを作り、売ると良い」と久米に教えた。そのとおりミミズクを作ると飛ぶように売れ、医者にみせることができた。
こんな言い伝えから親孝行、商売繁盛、病気治癒にちなんだ縁起物として愛されている。
かわいらしいすすきみみずくは七福神の色紙とともに教室の玄関に飾ってあります。
おまけの情報
赤丸ベーカリー 豊島区雑司が谷1-7-1
大正時代からあるパン屋さんです(以前は和菓子屋さんだったそうです)。
途中、小腹が空いたので、店内でパンをいただきました。
写真はおみやげに買ったラスクです。
以前は余ったパンで作っていたそうですが、今はラスク用として保存しているそうです。お店の奥ににラスク用のパンがたくさん並べてありました。
このラスク、昔ながらの味で美味しかったです。また買いに行きたいなあ。
近いのにほとんど行く機会のない雑司が谷ですが、かなり盛りだくさんで楽しめました。
学生時代の友人の実家がある地域でもあるので、昔話も飛び出し、懐かしさもありました。
次回は都電に乗っていこうかな。
注:鬼子母神の『鬼』の字にはツノがありません。
集合は東京メトロ副都心線の「雑司が谷駅」。
今回、初めて副都心線に乗りました。
スタートは鬼子母神です。500円で色紙を購入し、自分でご朱印(スタンプ)を押します。
①雑司が谷鬼子母神(大黒天)豊島区雑司ヶ谷3-15-20
本殿は寛永4年(1664)造営で豊島区内最古の建築物。
写真右:大黒天
以前からもちろん鬼子母神は知っていましたが、行ったのは初めてです。
②大鳥神社(恵比寿神)豊島区雑司ヶ谷3-20-14
雑司が谷の「おとりさま」。11月には酉の市として「家内安全」を願う参拝者で賑わう。
③清立院(毘沙門天)豊島区南池袋4-25-6
約770年前、真言宗・清龍寺として創立。後に村を疫病から救った雲水が日蓮聖人増を寺に残したことから日蓮宗・清立院と改める。
ちょっと寄り道
雑司が谷霊園
多くの著名人が眠る霊園です。広さは約10万㎡。
管理事務所で霊園MAPをもらい、夏目漱石、竹久夢二、中濱(ジョン)万次郎、島村抱月などのお墓をお参りしました。
④清土鬼子母神(吉祥天)文京区目白台2-14-8
雑司が谷鬼子母神堂に祀られている鬼子母神尊像は清土のこの地から出土した。
⑤観静院(弁財天)豊島区南池袋3-5-7
日蓮宗の寺院。
⑥中野ビル(布袋尊)豊島区南池袋2-12-5
中野家は大阪城の石材供給地小豆島の出身である。7代目は布袋尊を護持し、皇居の二重橋や国会議事堂等の石造建築を手掛けた。尊像は戦火を被ったが、今は池袋復興のシンボルとして地域に親しまれている。
⑦仙行寺(華の福禄寿)豊島区南池袋2-20-4
江戸時代初期創立、小石川・白山にあった善行院と隣接の仙応院が合併して仙行寺と改称。
色紙が完成。
いつもなら記念撮影するところですが、南池袋から鬼子母神まで逆戻り。雑司が谷案内処に行きました。完成した色紙を持って行くと案内処の判を押してくれて、記念品(ハンカチタオル)がいただけます。
そして私のもう1つの目的は案内処で『すすきみみずく』を買うこと。
すすきみみずく
雑司ヶ谷鬼子母神に古くから伝わるすすきの穂で作られた郷土玩具。昨年、最後の職人が高齢でやめてしまったが、地元の有志が「雑司が谷すすきみみずく保存会」を立ち上げ、伝統を守り、伝えている。
すすきみみずくの民話
江戸時代。父親を亡くし、病気の母と貧しい暮らしをしていた娘・久米が鬼子母神様に救いを求め、お百度参りした。満願の日の夜、夢に現れたチョウが「ススキでミミズクを作り、売ると良い」と久米に教えた。そのとおりミミズクを作ると飛ぶように売れ、医者にみせることができた。
こんな言い伝えから親孝行、商売繁盛、病気治癒にちなんだ縁起物として愛されている。
かわいらしいすすきみみずくは七福神の色紙とともに教室の玄関に飾ってあります。
おまけの情報
赤丸ベーカリー 豊島区雑司が谷1-7-1
大正時代からあるパン屋さんです(以前は和菓子屋さんだったそうです)。
途中、小腹が空いたので、店内でパンをいただきました。
写真はおみやげに買ったラスクです。
以前は余ったパンで作っていたそうですが、今はラスク用として保存しているそうです。お店の奥ににラスク用のパンがたくさん並べてありました。
このラスク、昔ながらの味で美味しかったです。また買いに行きたいなあ。
近いのにほとんど行く機会のない雑司が谷ですが、かなり盛りだくさんで楽しめました。
学生時代の友人の実家がある地域でもあるので、昔話も飛び出し、懐かしさもありました。
次回は都電に乗っていこうかな。
注:鬼子母神の『鬼』の字にはツノがありません。