あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します
今年は七福神めぐりの話題からスタートです。
昨日、小石川七福神をめぐってきました。
小石川七福神
平成7年1月に開設された新しい七福神。文京区のほぼ中央に位置する小石川地区に点在する古寺名刹をめぐる。地下鉄丸ノ内線の後楽園駅から茗荷谷駅辺り。
私達は茗荷谷駅に集合。スタートしました。
①恵比寿[深光寺・小日向4-9-5]
深光寺
滝沢馬琴の墓もあります。
恵比寿石像
②弁財天(男)[徳雲寺・小日向4-4-1]
徳雲寺
ご真体は「人頭蛇身」の石像で男性の顔。
男の弁財天は初めてです。
播磨坂
127本の桜並木です。桜の時季に行ってみたいです。
③弁財天(女)[極楽水・小石川4-16-3]
マンション小石川パークタワーの庭内に極楽水と呼ばれる泉水があり、古くから弁財天(ご真体は白蛇)が祀られている。
泉の水は今はもうないのか、見つかりませんでした。
④寿老人[宗慶寺・小石川4-15-17]
宗慶寺
徳川家康の側室で、家康の六男松平忠輝の生母阿茶の局(あちゃのつぼね)の菩提寺。寺内に供養墓がある。
⑤布袋尊[真珠院・小石川3-7-4]
真珠院
伝通院の小院の1つで、家康の生母お大の方(おだいのかた)の生家、松本藩主水野家の菩提寺。
右:布袋尊石像 身の丈2m余りの大きな石像です。
左:お庭に鯉がいました。
右:水琴窟(水をかけると琴のような音色がきこえます。)
伝通院[小石川3-14-6]
家康の生母お大の方(おだいのかた)の菩提寺。
七福神には入っていませんが、お参りしました。
⑥大黒天[福聚院・小石川3-2-23]
福聚院
滝沢馬琴の日記にも賑わいの様子が書かれている「甲子の日」は今でも商売繁盛、病気平癒祈願などの護摩が行われ、大勢の参拝客がある。
左:とうがらし地蔵
この石像にお参りすれば、風邪や喘息など咳の出る病が平癒すると評判となり、快癒した人は赤い唐辛子をつないで、地蔵の首にかける風習があった。
⑦毘沙門天[源覚寺・小石川2-23-14]
源覚寺
寺に安置されている閻魔王坐像は「こんにゃく閻魔」として知られている。
伝説によれば、眼病を患った老婆が願をかけたところ、大王が夢枕に立ち「自分の右眼を授けて難病を治した」と告げた。老婆が大王の像を見ると、右眼が盲しいとなっていたので、好物のこんにゃくを断って大王に供えた。眼病に霊験を示す「こんにゃく閻魔」の名が広まり、眼の悪い人がお参りするようになったという。
右:木彫の毘沙門天
⑧福禄寿[東京ドーム・後楽1-3-61]
東京ドームの22番ゲート前の広場、スポーツプラザ屋上の人工庭園内に石像の福禄寿が祀られている。以前は小石川後楽園に祀られていた。(只今、工事中です。)
七福神のゴールが東京ドームなんてなんか不思議な気分ですが、みんなで完成した色紙を持って記念撮影をしました。
左:完成した色紙です。スタンプ2つにご朱印が6つ。今回は弁財天が2つでしたので、計8つになりました。
右:色紙を入れる袋です。持ち手が付いていて便利でした。
小石川は“平成の七福神”と呼ばれる新しい七福神ですが、徳川家ゆかりの古寺も多く、歴史散歩をすることができました。しかし前もって、下調べをしておけば、さらに楽しめた気もします。
文京区は近いし、わりとよく訪れるので、知っているような気がしていましたが、こうして歩いてみると、新しい発見がたくさんあり、七福神めぐりの魅力をあらためて実感しました。
早速、色紙を教室の玄関に飾りました。
今年もいい年でありますように。