皆さんおはようございます。三徳山は晴れていますが、午後から雨が降ってくる予報になっています。是非、気をつけておいで下さい。
来年度の予算基本方針が、決定しました。小泉政権の、骨太方針を堅持するという方向から、維持するという表現に代わり、弾力的に方策を決定していくようです。この事が、吉と出るか凶と出るか、今後の対応が気になります。
では、「放射能の基礎知識」の続きです。
法令はリスクがあると認めたうえに作られている
どんな被曝も危険が伴うというのが現在の科学の到達点です。だからこそ、法令は、被曝の限度を定めていますし、それを担保するために必要な各種の規制値も決められてきました。
たとえば、今日の社会では被曝源が多様化しているため、一人ひとりが許容される被曝量の上限を超えないようにしようとすれば、単一の被曝源に、その上限までの被曝を与えることを許してしまってはいけません。
そのため、原子力発電所に対しては、敷地境界での被ばく線量を一般人に対する被曝の上限の1ミリシーベルト/年ではなく、その20分の1の0.05ミリシーベルト/年までしか許さないと定めています。
また、原子力を利用すれば、さまざまなごみが生まれますし、原子力発電所自体もいずれは、巨大な放射能のごみとなってしまいます。それらをすべて放射能のごみとして管理しようとすれば、多額の費用が必要となるため、一定の汚染以下のごみは放射能としての規制を外してしまおうという策謀が進んでいます。それを低レベル放射性廃物の「規制免除値」とよびますが、その値は、0.01ミリシーベルト/年を超えないようになれば放射性廃物としての管理がいらなくなるというものです。
いずれにしても、被曝に危険があると知っているからこそ、日本の法令でも被曝の限度を定めているのです。もし、低線量での被曝は安全であり、ホルミシス効果でむしろ有益であるというのであれば、被曝量に制限などつけず、低線量での被曝をむしろ奨励するように法令を変えるべきでしょう。
続きは、また書きたいと思います。
三朝温泉は、とっても素晴らしい温泉である事は間違いありません。この温泉の効果を、これからどのように伝えていくかが、智慧の出しどころとなると思います。
今日は、三朝町文化ホールで、19時00分から食育推進の講演会があります。テレビによく出ている方みたいです。是非お出かけください。その後、同じ会場で、三朝中学校の臨時総会が開催されます。PTA規約の変更についてが議題です。
今日、13時00分~、みとくセンターに於いて三徳地域協議会の三役会が開催されます。来年の予算などを話し合ってきたいと思います。
では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。ツイテル。ツイテル。