気ままなひとこと

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大学講座のお手伝いを”卒業”しました。

2014-01-11 16:53:14 | 大学ボランティア
長らくボランティアとしてお手伝いしてきた武蔵大学でのデジタル恊働学の2013年度後期の授業が昨日で終了しました。私は今期限りで退任するので、昨日が最終日、足掛け6年におよぶことでしたので、やはり感慨深いものがありました(涙笑)。

今期は3チーム、14人とこれまでになく少人数でしたが、いつもどおり、元気に楽しく“恊学“出来ました。最終回は事業報告として、これまでの成果を各チーム全員で発表する、パワーポイントを使ってのプレゼンテーションです。3ヶ月前の初めての時と比べて大幅な進歩!若いだけにS字曲線の習得速度が早いようです。きっと彼等にとっても大きな自信になったと思います。

昨日は役員会の事業報告という設定なので学生達に出来るだけビジネスウェアと指示したので、殆どがダークスーツという就活スタイルで“出社”してきました。若者たちも着る衣装で気持ちが変わるのでしょうね、態度もキリリと引き締まっていました。

終了後には女子学生とのこんな記念撮影も、いい想い出を作っていただきました。おじいさんと孫娘という方が似合いですが。

この講座はIBM出身の武蔵大学経済学部の教授とIBMのAS/400製品事業部が産学協業プロジェクトとして2007年9月に開始、私は翌年の9月からTA (Teaching Assistant)としてお手伝いを始めました。IBMのOB/OGに声をかけて集まったTAは、多少のメンバーに入れ替わりはありましたが、大体4人で教授の指示のもとでお手伝いしてきました。その教授が亡くなられたため2011年は休講、大学の依頼で、ボランティアで集まったTAの4人が2012年の春から引継いでここまできました。

前半は担当教授の指導を支える受動的な役割、後半は自らが生徒を引っ張っていく立場と、役割は変わりましたが、若い学生たちとの交流(?)は楽しいことで、少しずつでも彼等の学びと成長が感じられることが、この上ない喜びでした。

今期から後任の教授が新たに就任し、また手伝いのTAもIBMの縁ではなく大学側が主体的に集められた方々が決まり(今期からと来期からで3人)、本来の大学主体のあるべき姿に立ち返ることが出来るようになりました。それで私は今期で、ほかのTAも来期で退任を予定しています。数年前からIBMの手を離れていたのですが、最終回には、立ち上げからIBMでこのプロジェクトを担当されたMさんも、休暇をとって見に来てくれました。他にも来期からTAを引継ぐ大学OBの方々など、賑やかな(大人の多い?)最終回になりました。今後、新しいスタッフのもとで、この講座で学ぶ学生たちが増えますように。

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