デジタル恊働学の後期が終了しました。

武蔵大学でお手伝いしているデジタル恊働学ですが、9月に始まった後期の講座が昨日、11日の14回目でもって終了しました。初回のオリエンテーションは31人が出席、その後、数人の辞退・脱落者が出ましたが、最終的に25人がコースを修了しました。昨日の最終回の課題は「事業報告」、各社の成果をパワーポイントのスライドでもって経営会議に報告するというもので、そのためビジネスマナーの講義で学んだように、普段着でなく、１、2年生なりに、つまり入学式レベルの正装で出席していました。
　
恐らく人前でプレゼンなどした経験がなかったであろう彼らですが、曲がりなりにも毎回プレゼン報告を重ねた成果で、最終回は落ち着いた報告が出来るようになりました。18、19才の若者たちの半年の進歩が見られて大変嬉しい思いです。

最後に実施したアンケートから、成長が表現されているものをいくつかログしておきます。

「時間制限の中で限られた仕事を遂行するというのは、色々なことが学べてとても役に立ちました。例えば、時間内に遂行する為、無駄なことを省いたり、要求されている事の本質を見極め、そこを重点的に解決するなど、無駄なことが淘汰されていって、とてもいいトレーニングになりました。」

「この授業は１年を通して、１、２位を争うほど楽しみで充実な授業でした。終わってしまうのは残念ですが、ここでの経験を糧にして、残りの大学生活、社会人生活に活かしていきたいと思います。」

「毎回の授業にあるビジネスマナーは今からでも役に立つ知識だと思います。座学の授業では学ぶ機会がなかなかないので、貴重な機会でした。また少人数の授業ということもあり、コミュニケーションの大事さを感じました。相手の意見も尊重しつつ、自分の意見もちゃんと伝える。とても難しいことでした。」

来期開講の4月12日まで、さあ、学生並みに春休み気分を謳歌します。