竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

幸せを求めて 「品 性」

2022年12月29日 | ことばのちから
令和4年12月29日(木)
お早うございます。

すべての人は幸福を求めています。
幸福な人生とは、精神的に安心立命し永続的な心の喜びを得ることです。
一時的な喜びはだれでも感じます。
しかし永続的な心の喜びを得ることは容易ではありません。
心の喜びを長つづきさせる基盤となるものは、健康、長命、円満な家庭、経済生活の安定などです。
今日は、人が幸せに生きるためにはどうしたらよいか・・・「品性」について考えてみたいと思います。

 品性とは、私たちが道徳的な心づかいと行いを積み重ねていくことによって形づくられる、すぐれた能力のことです。
つまり、人間を尊重し他人の幸福を願う思いやりの心や感謝、報恩の心がたえずわきでるような心づかいと行いを意味しています。
この能力はまた、徳とも呼ばれ、人格の中心をなしています。
古くから品性に向上こそ幸福であるという考え方があります。
たとえばソクラテスは、「人間の最大の幸福は日ごとに徳について語ることであって、魂の探究なき生活は人間にとり生きがいなきものである」と述べています。
品性は、学力、知力、金力、権力などの力を生かす根本的な力です。
したがって、人間の高い品性は最高の価値です。
聖人や偉人が身をもって人類に示した慈悲の心をみずからも培い、それによって高い品性が備われば、すぐれた知恵や思慮が自然にわきでてきて、あらゆる力がもっとも有効にはたらきます。

品性の完成をめざして努力することが、人間の幸せを実現するいちばん確実で、もっとも効果的な方法であると思います。

『論語』 品性に欠けた人間を管理者にしてはならない
孔子の言葉に、
「周公旦(孔子がもっとも尊敬した政治家)の才能があっても、驕慢で吝嗇であったなら、話にならない」

驕慢とは、人を馬鹿にして、その長所を見ようとも活用しようともしないことである。
吝嗇とは、自分の利益しか考えないことである。
どんなに才能があっても、いや、才能があればあるほど、このような人物が人の上に立てば、その組織や企業は滅茶苦茶になってしまうだろう。



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