相続
2005年06月02日 | 本
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もうすぐ、父が他界して10ヶ月となる。10ヶ月以内に相続の申告をしなければならないし、もし放棄するならば3ヶ月以内にしなければならない。
会社経営してるものの相続で3ヶ月で答えを出せと言うのはどだい無理な話だと思う。民法っておかしいところがあると思う。
紹介の本の中に「死んだ人間から税金とるな」と言うコラムがあったので紹介します。
「私は、相続遺産に税をかけること自体おかしいと思っている。というのも、相続遺産は既に納税済みの財産だからだ。故人は、生前財産を取得した時点で決められた税金を払っている。死亡して遺族に引き継がれたからという理由でさらに徴税するのは、税の二重取りである・・・そう考えてみれば、相続税を廃止する国が増えつつあるのも自然な流れである。ところが日本だけが、この異常に高い相続税を維持し、改めようとしない。なぜなのか。取りやすいからだ。」
「日本の相続税の最高税率は70%である。日本ほどではないがアジアで高いのは韓国の最高税率50%、シンガポールは10%、香港は18%だ。ヨーロッパでは、イギリスとフランスが最高税率40%、ドイツ、スウェーデンが30%である。アメリカは2010年までに相続税を廃止する決定をした。」
親から相続した一戸建て住宅の相続税を払えなくて土地の半分を売って納税し小さい家に建て替えるなどという悲劇が実際あるそうです。