しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

心の傷

2022年12月14日 | 日常雑記

  『2022年の世相を表す漢字は「戦」。全国から募集し、最も選んだ人が多かった「今年の漢字」を清水寺で発表した』

  ・心の傷「トラウマ・心的外傷」は、古ギリシャ語の「傷」だということです。この心の傷はなかなか治らないもので、自分では自覚しない、死ぬまで残っているそうです、だから怖ろしい。

 考えててみると私の心の中に残る「傷」はあの「戦争」と、続く「戦後の苦しかった時代のあれこれ」かもしれません。私だけでなく戦争経験で生死の境を生きた人の心の中に、必ず残っていると思います。 いま、、

 『政府が改定する安全保障関連3文書に敵地攻撃能力(反撃能力)を担う「スタンド・オフ・ミサイル部隊」を明記することが分かった』の報道に驚き、とうとうここまでこの国も来てしまった、その上防衛費として復興所得税を回す案があるとかないとか。対米英戦争開始81年です、年を経て「にんげん」世界はがらり時代が変わりました、変わる変化に対応していかなければ生き残れないのは理解できる。

 明日はどうなるか分からない、その不安感で行動してしまう。古来それが人間の自然の姿、今のこの国の為政者の判断も、国民の考えを反映しているのかもしれない。

 この国の外交力の弱さ、外務省の存在価値の無さを思います。「外交の失敗が戦争」と言うけど、近隣諸国とは仲良くして欲しい、顔を突き合わせて話し合える、そんな関係になって欲しい。

 ・12月14日と聞くと、老人は「敵討ち忠臣蔵」を思いだします。きょうは「赤穂義士討ち入りの日」。いま敵地攻撃をすれば必ず仕返しがくる、この日本の地を攻撃される、だが、戦争を始めた人は死なない、隠れるところのない市民が死ぬのです。そんなことを思いたくない、老人の「取り越し苦労」でしょうか、、、

 今年の一字「戦」に思ったあれこれです。

コメント
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