花屋さん
・毎日の挨拶が「昨日は感染者が○人でしたねぇ」で始まる昨今です。今日は「立春」ですね、と聞いてもそうですかぐらいにしか思えないくらいコロナが気になる毎日。それでも人間世界に関係なく自然は春へ歩みを進めています。
「 春立つや愚の上に又愚にかへる ・一茶」の句に同じ思いです、
愚作一句「春立てど西洋長屋老い二人・茂爺」で、老人はヒッソリ声を潜めてしずかにしていますが、どうなりますか、気になります、、
いつものように、天気の良い日は2~30分近所を歩き、本を読み、ネトフリで映画を観る、録画しておいた番組を観て過ごすような日がつづいています。読む本がないとお互いに読み終えた本を交換します。
・今日は家内が「懐風藻」の古典講座で中央林間へ出かけます、昼を一緒にしませんかというので、駅ビルの「大戸屋」で待ち合わせて食事をします。
今はもう「 春立てどウイルス退散祈るのみ ・茂爺」の心境です。
とはいえ「春」の声が聞こえると何となく陽の光も強く感じます、そろそろ一番先に咲く芝生のムラサキクロッカスの花がみえるかもしれません。
「春来れば路傍の石も光あり ・虚子」