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序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

「通る夜・仰げば尊し」物語1

2014-12-04 20:04:09 | 覗かれる人生芝居
お陰様で劇団芝居屋第28回公演「通る夜・仰げば尊し」も好評の内に終演しました。さて今回も舞台写真で芝居を振り返ってみましょうかね。


さて、ここは消滅危惧地域に指定されている北国にあるホタムイ地区と呼ばれる36世65人の寒村。

この地区会館でこの地区の小中校で長年教員として尽力してきた園田睦夫の通夜が営まれる事になった。




この通夜は、今は漁船の船頭をしている卒業生の御崎照光を中心に準備をしていたが、睦夫と懇意にしていたこの地区唯一の民宿の女将常盤澄江が文句を付け始めた。




葬儀の祭壇があまりにも貧弱だというのである。



準備を指揮した照光も内心澄江と同様な思いであったが、式次第は睦夫の遺言を忠実に実行したのであった。



葬儀屋として参加している芳村光彦からも異議がでる。

板挟みとなった照光は葬儀屋の宮根民子に最後の決断を任す。



民子の答えは「立派な方の割には貧弱」ということであった。



一場続く。


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