かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

へんしーん!

2010-06-24 | Weblog
先日我が家にやってきた2匹のカブトムシの幼虫
ダンナが「この大きさだと雌と雄だな」と言ったので(大きさでわかるものなんでしょうか)
私が勝手にリサとガスパールと命名しました。

我が家にやってきたとき既に土の中にいたので、私は姿を見ていませんでした。
それがある朝起きたとき、土の上でうにうにと動いている姿を見てしまい
その大きさに驚き、一気に目が覚めました。
不意打ちで見てしまうと、ドキドキしてしまいます。

このように、リサの方はもぞもぞと頻繁に土の上に出てきます。
そしてまたもぞもぞと潜ってゆくのです。
私はうにうにした虫が苦手なのですが、だんだん、だんだん見慣れてきました。

我が家にやってきて数週間が過ぎました。
またリサがもぞもぞ出てきました。
そしてもぞもぞ潜っていきました。
おや?中途半端な場所で止まっています。
上半身(?)だけが土の上に出ている状態です。
そしてそのまま動かなくなりました。
1日、2日、、、同じ位置です。
真っ白だった体が何となく茶色っぽくきたような気がします。
ひょっとしてこれはさなぎになっているのであろうか。
それとも・・・・・。
おおっ。ちょっと動きました。
良かった。生きているようです。
子どもの頃、昆虫図鑑にカブトムシの幼虫とさなぎの写真が出ていたのを見たことがあるけれども
さなぎになり始める幼虫がどういうものなのかなんて知りません。
大体、こんな中途半端な場所でさなぎになるものなのか?
例えて言うなら、畳の上に布団を敷いているのに、腰から上だけが布団からはみ出ているような、そんな場所です。

3日経ち、4日経ち、、、相変わらずちょっと土の上に出ていますが
どうやら本当にさなぎになってきているようです。
あとどれくらいで成虫になるのでしょう。
ちょっと楽しみになってきました。
無事にカブトムシになりますように。
まだ白い幼虫のガスパールも、元気なカブトムシになりますように。

カブトムシの幼虫と暮らし始めて、虫が苦手だった息子も少し平気になったようです。
うにうに動くリサをじーっと観察したり
外でダンゴムシを捕まえたり。(一時期我が家には10匹ほどのダンゴムシも同居していました)
そんなとき、幼稚園で「むしとあそぼう」というイベントが。
ヘラクレスオオカブトやギラファクワガタなど珍しい虫がやってくるそうです。
息子も楽しみにしています。
そしてその日の帰り・・・
「きょう、いろんなむしがきてたよ~」
へ~。どんな虫だった?
「いーっぱいねぇ、いろんなむしがしんでたよ~」
・・・息子よ、それは標本というものだよ。
間違ってはないんだけどね。

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