某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

そのとおりですが、マスコミも自戒すべきでは?

2009年02月08日 23時52分30秒 | 日記
ネット暴力 「表現の自由」には責任が伴う(読売新聞) - goo ニュース

東京都足立区で20年前に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件にこの男性タレントが関与したとするでたらめな話を多数書き込み、名誉を傷つけた疑いで18人が名誉棄損容疑で近く書類送検されるとか。

この件に限らず、似たような話はネットには何処にでも転がっています。
真贋不明の情報が出てくるのがネットの良いところでもあり悪いところでもあるわけですが。
そしてそれを信じるか信じないかは自己責任。
嘘の情報を信じて恥をかいたり痛い目にあったりしたからといって、その被害は信じた人が被ることになります。

とはいえ、こいつは悪いことをしているんだから叩いてもいい、ということは別問題でしょう。
仮に事実に基づいていたとはいえ、社会的制裁を加えるんだ、と勘違いした人が執拗に叩いているということも少なくありません。

事実の有無に関わらず、名誉を毀損することは犯罪に他なりません。
ただ批判をしているつもりでも、それが行き過ぎてしまうのは避けるべきというのは日常生活でも当てはまることなので、これがネットにたいする言論弾圧である、というのは筋違いでしょう。

しかし、これはマスコミ自身にもいえることです。
夕刊紙や中小出版社の雑誌などだけでなく、大手新聞社や大手出版社の刊行物、テレビ番組でも、嘘が垂れ流され、名誉を著しく傷つけているものが多々あります。
その嘘が判明しても、謝罪や訂正は極僅か。
被害にあった人の名誉が回復されたといえないものがほとんどです。

マスコミはいい加減に反省をしないと、二度と信頼を取り戻せなくなってしまうでしょう。
その日もそう遠くなくなってきているように感じますけどね。