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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

マッドドッグ

2024-04-06 20:08:55 | 邦画
小沢仁志さんの還暦祝い記念作品「BAD CITY」のTVOAを記念して東映チャンネルでは2月、3月には小沢仁志作品をそれに合わせて【侠のVシネ劇場】でOAされていたこの作品
録画はしておいたのですが、なかなか見る機会を失っており
ようやっと見ることができました
 
これって一応劇場公開もされているということでここのブログのジャンルでは邦画扱いとさせていただきますが
どっから見てもいつものオールインのVシネマですが
最初っから箔付で劇場公開するということで結構役者さんたちは一本完結のオールインVシネとしては役者さんたちはそれなりに豪華にキャスティングされていたんですね
 
っていうことで小さな漁村の町で燻っている高校生三人
一人は地元ヤクザ任龍会組長の息子ジン、漁師の息子テツ、火葬場職員の息子のマサ
彼らはみんな父親の職業を嫌いつつも愚連隊並みの暴れっぷりを見せていましたが
ヤクザと悶着を起こし漁師の父親とヤクザの親分の父親がでてきて彼らを抑えてくれる
そんな三人の高校生ジンに波岡一喜、テツに虎牙光揮j、マサにkoji 
ってみんな薹が立ちすぎてはいますがそこはご愛嬌で・・・
 
しかし三人の行動が原因で関西仁龍会との抗争が起こり、ジンの父親が命を落としてしまう。ジンは父親の仇討ちのためヤクザとしての道を歩み始め、3人はバラバラになるが、運命の皮肉により3人は8年の時を経て再び結びつくことになる
 
そうなんですそんな8年後のジンには松田優さん、テツには小沢仁志さん、そしてマサには永倉大輔さんが演じておられます
なんとあれだけ嫌ってた火葬場の職員についてるマサ
彼のナレーションによって物語は進行して行くんですね
殺陣剛太さん演じるテツの父親の敵討ちがメインなんですが結局山本竜二演じる任龍会元幹部によってジンとテツとの義理で縛られたヤクザの社会の掟による殺し合いのお話
 
それを手の施し用のない堅気のマサっていう構図での人間模様が実にいい感じ
永倉さんの演技もいいよね
小沢さんも抑えた演技だったし成人後の三人の比重もそれなりだし
敵対する側にも哀川翔さんまで出演しており
作品を締めてくれていたような・・・
 
今ではこのような作品も作られることがないだけに
こういう作品が見られるだけどしあわせだと
 
2011年製作、日本映画、コンセプトフィルム作品
辻裕之共同脚本・監督作品
出演:小沢仁志、松田優、永倉大輔、波岡一喜、虎牙光揮、koji、山本竜二、江原シュウ、殺陣剛太、しじみ、山中猛、加納竜、伊吹剛、哀川翔
 
 

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