造形美術家の西村善廣さんが、15年くらい前に作られた斎藤工主演の忍者映画「虎影」の敵役忍者三元雅芸演じた鬼卍を現代に蘇らせて作ったいわゆるスピンオフ作品とも言える作品になるのかな
まぁ西村作品にしては肉体造形からしてグロは完全に取り除いて
一応血糊ドピュっていうのはありますが完全グロとエロを排除してただただアクション一本に絞って
まぁ私から言わせてもらえば日本人というよりかは、海外のこう言ったコアな映画の好事家目当てに作った作品とも言える
現代劇でありつつもスウオードアクション
日本語で言えば剣戟アクション映画を現代に蘇らせた作品とも言えるのかな
まぁどこでどうなってたかは知らないが田中要次さんが宮司を務める神社に永久的に眠らされていた鬼卍をなんと蘇らせて現代の殺し屋として只埜なつみさん演じる殺しの請負会社で新たな殺し屋として雇い入れ
石川雄也さんとの三人体制で殺しの請負の様を最初は見せといて
つねに殺しの現場で拮抗するナツメグ率いるライバル会社と鉢合わせ
まぁ最終的には殺し殺され血戦がクライマックスとして控えているわけですが
この最終決戦の場所がオールイン作品でよく見る建物だったりと
私にはちょっと違った楽しみもあったりはするんですが
西村作品としてはただただ猥雑で殺し合いばっかっていう殺しのヴァリエーションはそれなりに揃えてはいるものの
これで115分の尺はかなり長く感じてしまうし見ててシンドイ
さらに600年眠っていても人は殺し合いをやめずにいる見たいな平和論みたいな弁証法的なセリフがある意味陳腐でクサかったりしてるのも鼻につく作品
実はジギーフィルムがDVDリリースしてるもののフォレストには売れちゃったのか置いてなくてGEOさんでなんとかゲットですが
いずれこう言った作品は米国版のBlu-rayが出るんだろうからDVD予約するよりも待ってた方がいいんだろうな
順当な終わらせ方ではありましたねぇ
2023年製作、日本映画、西村映像作品
西村善廣原作・脚本・造形・編集・監督作品
出演:三元雅芸、只埜なつみ、石川雄也、福山理子、南山莉来、藤白レイミ、紅井コモヒデ、山中アキラ、デモ田中、川上なな実、清水崇、さとう玉緒、田中要次、中野英雄
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