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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

エンド・フロム・ディープ 終末の海域

2024-08-21 05:05:30 | 洋画未公開
これは個人的なあくまでも今まで見てきてた映画のっていうことでの個人的な感想なんですが
”潜水艦映画にハズレなし“って思っていたんですよ
ただでさえ閉鎖空間であるし敵との交戦にしてもこれまた違う意味での海中っていうこれまた人が空気を要する生き物である限り
こういった緊張がみなぎるスリラーでありサスペンスであるのが潜水艦映画だから
見てるこっちもしびれる緊張を強いられる作品だって想っていたからなんですが
 
この作品実に変な作品、潜水艦の搭乗員も極端に少ないし
ある意味空想SF戦争映画にファンタジーを加味してしまうという本当に変な作品
つまらなくはないように作ってはいるもののジャケットにあるように潜水艦と人魚を絡めてきてしまったために
ある意味潜水艦映画の持ってる緊張感って言うものが皆無な作品になってしまってた作品
 
近未来なのか現在なのか、この地球上では露西亜と西側連合の関係が悪化し世界大戦が迫る中、連合軍潜水艦"タイタン"は露潜水艦と海中で遭遇
互いにけん制し魚雷を発射するもののお互いフレアによって撃沈に至る事はなく終わり、なんとか露潜水艦をやり過ごしたその時
魚雷発射管から全裸の女性が出てきた、何と水深300mの海中ですよ
艦長や英国諜報員たちは露西亜のスパイかって思う反面どうやって魚雷発射管に入ってこれたのか
見てるこっちはDVDのジャケットに人魚さんがいるからジュゴンだろうっと見当つけるものの
 
潜水艦の中では英国諜報員二人が何か秘密の工作をしており
通信システムをダメにしようとしてるとこ米海兵に見つかり英國諜報員は何と米兵を殺してしまう
艦長が若いちゅうのもあったり変なオンナが登場したりで英諜報員のやりたい放題で、何と自分らのいる海域は一番露西亜の軍事施設に近いとこにいるため
米司令官の偽リモート画像をこしらえて露西亜攻撃命令を発令させてしまうものの
 
まぁ緊張感のない潜水艦で美女に乗組員は殺される英諜報員は命令を捏造するということで
次第にこの人魚と英諜報員の本心とが明らかになっていく
実は米国が露西亜の核攻撃を受けアメリカの東半分が壊滅されて空軍は機能を失いDCごと米大統領は命を失い、残った米軍は英国で露西亜との交戦に備えている状態であり
この潜水艦が浮上して露西亜に魚雷攻撃をかけねば西側諸国は露西亜に占領されてしまうと極限だったのだが
 
このままこの潜水艦で露西亜軍事施設を攻撃されると海が汚れてジュゴンたちは生きていけない綺麗な海にしておきたいとジュゴンは潜水艦に乗りこんできていたので
何と英国の思惑とジュゴンの思惑はあい反するものであったため
潜水艦内部ではこの攻撃阻止と攻撃との対立にさらにジュゴンはメスってことから今度は性別の対立というとこまで話が広がって・・・
 
まぁ結局はジュゴンの一人勝ちみたいな結末になるものの現実露西亜によって負かされた西側諸国はどうなったのか
そこまでも話を広げて置いて最終的にレズの女性兵士によって露西亜攻撃は行われないまま
潜水艦の兵士は全滅自滅してしまうという
どうにも締まらない作品だった
 
いったい何が言いたかったんだかまるきりわからない作品
全裸で登場してきたジュゴン役の女優さんには一応拍手を送っておきたいが日本版は肝心な部分に塗りつぶしぼかし入りだったのがなんとも
 
2023年製作、カナダ映画
ジェイミー・ベイリー撮影・編集・監督作品
出演:デラ・ライリー、ライアン・ギーセン、シエナ・スター、マイケル・スワットソン、ブレイク・キャニング、サイモン・フィリップ

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