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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

レディ加賀

2024-07-14 05:05:55 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
ある意味こう言ったことで村おこしとか町おこしみたいな笑いと涙と挫折の果ての成功っていう作品はある意味日本映画のお家芸みたいなとこがありまして
こう言った映画にお客さんが集まるのはいわゆる調和と安定が見る前からわかっているから
そう見ててちょっぴり手に汗握らせられるかもしれないが最後は安定安心が待ってるって見る前からわかっているから
 
でもちょっと皮肉だったのはそんな安心安定のははずの映画が公開される直前に舞台となった加賀温泉が1月1日の石川県能登半島地震でほぼ壊滅状態になるとは誰も予想もつかなかったわけで
映画は明るい作品ですからねぇ
これが起爆となって復興につながっていくことを願うしかありませんが
どうなんでしょう地震災害の復興支援としては復興が一番遅れている災害でもあるようですね
1日も早い復興を願うのみですが
災害後の加賀温泉は知る由もありませんが
災害前にオールロケで撮影していた作品ですから災害前の加賀温泉が見られてある意味貴重な映画となったのも事実かもしれませんが・・・
 
あんま映画の情報を入れませんからねぇ
ただ映画的にはこれでよかったんだろうって言う先に書いた通りの安心安定のエンディングをきっちりと迎えて主人公の成長もしっかりと見られてめでたしめでたしにはなるんですが
これって一応はタップダンスの映画ですよね
普通にタップを扱ってる映画ってもっとしっかりと役者さん(スタンドインであっても)の足元でのタップをしっかりとクライマックスに見せてくれるもだって
こっちには先入観が見る前からあったもんですから
 
あんな引き絵でタップを見せてくる作品だったとは思わなかった
これは小芝風花さんがタップの練習不足だったのかスタンドインがいなかったのか
単なる演出ミスだったのか
タップをウリにした映画にしてはタップへの愛情が極端に足りない作品だったかな
そして森崎ウィンさん演じる胡散臭い奴
ああいうことならもっと胡散臭くそして持ち逃げされた側の落胆の比重が小さすぎだろう
ここいら膨らませないのもあったりなのとタップダンスに焦点当てなさすぎだからクライマックスの
でいくら花火打ち上げても感動は薄いよね
 
映画なんだからきっちり感動させて欲しかったなぁ
石川の皆様には1日も早い復興を願っております。
 
2023年製作、日本映画、映画「レディ加賀」製作委員会作品
雑賀俊朗監督作品
出演:小芝風花、松田るか、青木瞭、中村静香、八木アリサ、奈月セナ、小野麻里奈、佐藤藍子、篠井英介、森崎ウィン、檀れい
コメント
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