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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

疵と掟 II

2018-05-25 21:07:47 | 邦画
安藤昇の実子が父親安藤昇を追悼しての記念作品 
「疵と掟」の一本の映画を再編集してDVD二本組にした後編です
ということで波岡一喜主演に岩城滉一が花を添える
なんだか今月は波岡一喜主演の作品が2本も上梓されておりまして
一方はオールインの泥臭さに親子の情愛を絡めた作品と
対比しちゃいけないんでしょうが・・・こちららは相変わらずのスタイリッシュ
ヤクザドラマです、なんだろうなバブル時代に作られた東映ヤクザ映画

そうなんですよね実録路線もいつのまにか受け入れられなくなって
ヤクザがアルマーニみたいなブランドスーツで闊歩するような映画の伝統を今に
よみがえらせたような作品ですがそこはオールイン作品ですから
スタイリッシュにスプラッターまではいきませんが血みどろを加味してくれましたねぇ

大鶴一家との抗争の中で、幹事長・台村を殺られた安斉組
台村組組員たちによる必死の捜索によって、大鶴一家の背後に何と
安斉組幹部・東尾の存在が明らかになる
立花の動きはそもそも鈍いものの・・・って苦悩なのか
苦虫噛み潰したような顔演技の波岡一喜ってのもなぁ

安斉組内部が疑心暗鬼になる中若頭まで殺されて、さらに
大鶴一家のバックに着いていた関西ヤクザまで乗り出してきて
安斉組の窮地を救うのは安斉が関西にに乗り込んで
岩城滉一扮する安斉組長の侠気が窮地を救うのという作りですが

まあ、最後は立花が若輩ながら安斉組の若頭に就いてって言うとこでエンドマーク
波岡一喜を主演に据えたわりには台村の若頭である山口祥行が満身創痍でのバイオレンスを担当し
岩城滉一扮する安斉親分が侠気ですべてを片付けてしまうと言う
作品だった
一応はこれで完結ということか

2018年製作、日本映画、スターコーポレイト21作品
港雄二監督作品
出演:波岡一喜、山口祥行、宮本大誠、菅田俊、井田國彦、古井栄一、冨家規政、螢雪次朗、岩城滉一

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