続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『風の又三郎』333。

2012-05-28 06:12:26 | 宮沢賢治
すると一郎は木の上でまるで声をひくくしてみんなに叫びました。

 一郎は一から、uni(univers)/宇宙。
 木はキと読んで、鬼。
 上はカミと読んで、神。
 声はショウと読んで、星。
 叫ぶはキョウと読んで、経。

☆宇宙の鬼(死者の魂)は、神であり星であり、経/常に変わらない。

『城』835。

2012-05-28 06:02:30 | カフカ覚書
たちまち部屋の半分が、書類でうずまってしまった。
「つもりつもって、たいへんな仕事の量になったものだな」と、村長は、うなずきながら、

 部屋/zimmer→thema/テーマ。
 うずまる/bedeckten→bedenken/熟慮する。
 たいへんな/viel→fiel(fallen)/死ぬ。
 仕事/Arbeit→Alibi/現場不在証明。

☆テーマの半分は想像上の考えのようにみえる。
 つもりつもった死の現場不在証明」(死への)入門の伝説にちょっと目を伏せた。

地層見学会。

2012-05-27 07:27:37 | 三浦半島
 荒崎の海へ行くことが目的だったけど、地層の説明を聞いているメンバーの熱意に打たれ、何となく地層に関心があるような気分になってしまった。
 
 500万年前・・・想像がつかないくらい昔の地層隆起。三浦半島の成り立ち。横須賀の大部分は逗子層でできていて、わたしが子供のころ(こんこん石)と称していたものは逗子層の泥岩とのこと。

「ここ相模湾ではフィリッピン海プレートの影響を見る事ができます。ハワイを基準にして北米から年間4センチづつこちら(本州側)に向かっています。」
「・・・」(サッパリ意味が・・・)

「砂粒より小さいものを泥といい2ミリ以上のものを礫岩といいます。礫岩、砂岩、泥岩というわけです。泥岩も粒の粗いものはシルト岩、さらに小さいものを粘土といいます」と、基本のレクチャー。

「地震などで地層は上下します。つまり大きいものは下に沈み、小さく細かいものは上に出てくるわけです。他にも横ズレ断層などで変化して行きます。海底で地層内部が曲がり変化していくスランプ構造もあります。」
「この関東ローム層は比較的最近の8万年前に関東西側から飛んで来たものです」

「微化石である放散虫(0.1ミリくらい)の痕も見ることができます原生動物はアメーバー状ですから・・・」


 延々続くレクチャー。みんな関心を持って聞いている。(わたしもその振り)三崎層、三浦層、逗子層、初声層・・・それぞれの区分。
 地球の変化・・・。

 先生方が作ってくださった懇切丁寧なパンフレットを、集合場所に置き忘れてしまったわたし・・・皆が一生懸命説明と照らし合わせて確認しているのに手ぶら・・・本当に恥ずかしいわたしでした。


 天気も最高、海も波静か、干潮・・・楽しい一日をありがとうございました。

『風の又三郎』332。

2012-05-27 07:20:32 | 宮沢賢治
そのとき向ふの河原のねむの木のところを大人が四人、肌ぬぎになったり網をもったりしてこっちへ来るのでした。

☆考える光の源は、鬼(死者の魂)である。
 題(テーマ)は神になる死を忍ぶ鬼(死者の魂である)。
 (つまり)亡くなると、雷(神なり)になる。

『城』834。

2012-05-27 06:48:13 | カフカ覚書
夫人は、言われたとおりに下のほうの書類をとりだすために、両腕をひとかかえにして、戸棚からなにもかもほうりだしてしまった。

 夫人/Frau→Frei/自由。
 書類/Akten→achtung/尊敬、尊重、注意する。
 両腕/beiden Armen→weiden Armen/或人を見て面白がる、哀れな人。
 戸棚/Schrank→Schlag/打撃(ショック)

☆自由は、将来的に成しうる想像において、哀れな人のあらゆる打撃(ショック)を総括し、注意し、撃退するでしょう。

何とか歩く。

2012-05-26 06:13:27 | 日常
 自分の意思ではなかなか外へ出られない、インドア派?引きこもり傾向のわたし日常。

 《運動、減量》の責務は重い・・・実行できない減量と運動。やむなく何らかの方法で自分を外へ連れ出している。昨日は例の四人会で粟田の夢庵へ。家から歩いてもそれほどの距離でないのにバス・・・せめて一停留場だけでもと歩いた。帰りも・・・、ところが慌てて乗ったバスは方向違い、2キロほどを徒歩・・・小さな積み重ね、失笑を買いかねないほどの短距離。

 重い身体を運びながら減量と運動の一石二鳥・・・と、そうでもない事が、体重計に乗って判明。(アラッ、1キロ増えているわ・・・よく食べたから・・・)


 こんな感じで過ぎていく・・・甘い考え、甘い認識・・・。

 本日もそういうわけで、荒崎まで行く。博物館主催の地層見学のイベント。付いていかれるかな?不安だけど、少し歩いては説明が入るから、わたしにはちょうどいい歩調。海を見ながらの昼食も楽しみだし・・・。

『風の又三郎』331。

2012-05-26 05:59:17 | 宮沢賢治
 又三郎はじっとみんなのするのを見てゐましたが、みんなが浮んできてからじぶんもどぶんとはひって行きました。けれどもやっぱり底まで届かずに浮いてきたのでみんなはどっと笑ひました。

 又三郎はユウ・サンと読んで、幽、三(Sun/太陽)。
 見てはゲンと読んで、幻。
 浮んではフと読んで、普。
 行くはコウと読んで、光。
 底はテイと読んで、丁(十干の第四・・・Die、死)

☆幽(死者の世界)の太陽の幻、普く光である。
 死は、度々(そのつど)普く照(光)になる。

『城』833。

2012-05-26 05:53:04 | カフカ覚書
「下のほうかもしれないね。下になっているんだよ」と、村長は、ベットから指図をした。

 下/Unten→Anteil/要求、関心、同情。
 ベット/Bett→Wett/貸し借りなしである、縁が切れている。
 村長/Vorsther→Vorstufe/初歩、入門。

☆「要求していいんだよ、関心があるんだ」伝説の(死への)入門は、縁が切れているのに指図をした。

矛盾。

2012-05-25 06:33:01 | 日常
 芸人の何某の母親が生活保護受給者であったという事が取りざたされている。

 或人の娘さんは三人の子供をかかえたシングルマザー、保護を受けながらも重い病気に見舞われるという不運。ただ高額であるはずの医療費は保護のため無料で治療を受けられたらしい。絶望視されている病ながら起死回生を果し今日予後を見守られている。
「よかったわねぇ」
「本当に・・・」

 その娘さんの娘さん、つまり或人の孫に当たるA子ちゃんも子供を授かった後、生活保護を受けていると聞いた。
 3月11日の話に及んだとき、或人は
「A子がね、桜木町近くのパチンコ屋にいたらしいんだけど、あの時パチンコ屋は出玉を保証してくれたって」と、笑って話した。

「・・・」

 生活保護の連鎖・・・。「○○市は査定が甘い」とも言った。

 死に物狂いで何とか頑張っている人が大多数ではあるけれど・・・。