続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2985。

2018-07-13 05:52:08 | カフカ覚書

「調理場へ行ったのかね」
「いいえ、いの部屋よ」と、フリーダは答えた。「この下にわたしの部屋がありますの」
「そこへ連れていってくれたらよかったのに」と、Kは言った。「下へ行って、ちょっと腰をおろして食べるよ」


☆「いかさまかね」
 「いいえ、わたしのテーマよ」と、彼女は答えた。
 「わたしは先祖の下(隠れた)テーマを持っている」
 「わたしも持っている」と、Kは言った。
 「わたしも(そのテーマの)下へおり、先祖のことを少しばかり記したエッセイを持っている」


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