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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)朝かげの。

2021-04-17 06:58:04 | 飯島晴子

   朝かげの蛇すぎてゆく段丘かな

 朝かげ(朝影)はチョウ・エイと読んで、寵、永。
 蛇すぎてゆく(蛇過行)はジャ・カ・コウと読んで、邪、嫁、講。
 段丘はダン・キュウと読んで、断、糾。
☆寵(特別に可愛がること)は永(とこしえ)邪(か)。
 嫁(とつぐ)講(話)を断り糾(もつれる)。

 朝かげ(朝影)はチョウ・エイと読んで、懲、曳。
 蛇すぎてゆく(蛇過行)はジャ・カ・コウと読んで、邪、苛、考。
 段丘はダン・キュウと読んで、弾、灸。
☆懲(過ちを繰り返さないようにこらしめること)を曳(ひきずる)邪(や)。
 苛(厳しい)考えで弾(相手を責め、罪をただし)灸(厳しく戒める)。

 朝かげ(朝影)はチョウ・エイと読んで、兆、洩。
 蛇すぎてゆく(蛇過行)はジャ・カ・アンと読んで、邪、加、案。
 段丘はダン・キュウと読んで、談、究。
☆兆しが洩れる邪(や)。
 加える案(考え)の談(話)を究めている。

☆朝かげは、朝日が人影を細長く映すところから恋人のためにやせ細っていく人の姿。その蛇(女)が過(あやまち)の考えを断ち切ろうと泣いている。