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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

🈞マグリット『ヘーゲルの休日』②

2019-03-05 07:05:51 | 美術ノート

『コップの水』とは何だろう、コップには明らかに光が当たっている。
《水と光》この要素なくして地球は存在しない。まず水と光ありき・・・。この水の分配が7:3(陸地と海)に分けられたことが地球の始まりである。
 ならば雨傘は地球であり、水は人類の生活・発展に必要不可欠な者として利用されている。すなわち、水を受け入れ消費するサイクルである。

 コップの中の水《水と光》は、雨傘(地球)との関係に絶対的であり、かつ絶対的ではない。災害を常に孕み、地球生物を脅かすからである。

 危機を内包しつつ存在を約束する関係は、雨傘の中の人類の発展に大きく寄与している。
 恩恵と被災、この矛盾を解決する術はないが共存は必至の命題である。


(写真は国立新美術館『マグリッㇳ』展/図録より)


『オツベルと象』63

2019-03-05 06:31:49 | 宮沢賢治

「ぼくはずゐぶん眼にあつてゐるみんな出てきて助けてくれ。」
 象は一せいに立ちあがり、まつ黒になつて吠えだした。


☆現れたものを推しはかり叙べると照(あまねく光が当たる=平等)が逸(隠れている)。
 流(世間に広めること)を告(訴え)拝(神仏などを拝む)。


『城』3139。

2019-03-05 06:21:23 | カフカ覚書

それでは、しかし、秘書たちは、夜の尋問がどうして気にくわないのでしょう。もしかしたら、陳情者たちにたする思いやりでしょうか。いや、いや、とんでもありません。


☆秘書たちは、死の審問なぜ逆らうのでしょう。関係者に対するまったくの顧慮でしょか。いえ、いえ、そうではありません。