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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

米寿。

2015-03-18 06:24:16 | 日常
 七宝焼きのサークルは昭和の時代からの発足、で、どのくらいの年月かはちょっとはっきりしないけれど、平成は27年だから、少なくとも27年は続いている。
 当然講師の先生もそれなりの御年だと思っていたら、なんと昨日で八十八歳とのこと。たまたま三月〆の食事会だったこともあり、花束の贈呈となった。
「いつ辞めようかと・・・」
「いえ、いえ、先生、ずっと続けて下さい。わたしたちもこうして月に一度、教室に通うことを愉しみにしているのですから」と生徒。

 考えてみると生徒の方も子育て世代から約三十年の月日を経て、話題は孫になっている。

 米寿を迎えた藤島先生は第一にオシャレである。常に化粧を忘れず、ステキな帽子を着用、洋服や持物にもセンスが光るという風で(年を召されても綺麗を心掛けていらっしゃること)は、わたしたち次の世代にも大いに刺激になっている。
 ずっと生徒で甘えられる状況というのも得がたい。

「脚の方が心許なくて」と仰る。(「いえ、いえ、わたしなんか、追い越す勢いです」と、咽喉まで出掛かって・・・)

「何はともあれ、こうして元気に集まれることが幸せですね」と、みんなで肯き合った昨日の食事会。


 ずっと元気は難しい、だから・・・ずっと元気でいられるように「歩こう会」無理してでも続けた方がいいのかな・・・。
(う~ん・・・)壊れかけているわたし、さらに壊れてしまうことを恐れている。先生のように米寿を迎えてにっこり笑顔でいられるかな?

 ・・・だからこそ、米寿は祝うべき節目である。先生、おめでとうございます。

『冬のスケッチ』56。

2015-03-18 06:17:31 | 宮沢賢治

二一        *
    そらの若き母に
    梢さゝぐるくるみの木
    くるみのえだの 
    かぼそい蔓
          *
    そらしろびかり
    くるみとは
    げにもあやしき
    気圏の底のいきものなるかな


☆二役の簿(ノート)の章(文章)を記している。
 瞞(あざむく)記を兼ねた態(ありさま)である。

『城』1910。

2015-03-18 06:04:52 | カフカ覚書
しかし、部屋の整理は大急ぎでしなくてはならなかった。それがすみしだい、昼食をとりにいかなくてはならないからである。教師は大空腹で、のどもかわいていたのだ。Kは、万事お望みどおりにやってのけます、と保証した。


☆しかし、被造物(愚作)の秩序(整理)は非常に急がなくてはならない。小舟は早期の分かれ道(岐路)であり、空虚(幻影)が熱望している死の小舟は願いどおりになると、Kは保証した。